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商品説明
ライダー、戦隊、ウルトラマン、セーラームーン…。いつの時代も熱狂を生み続ける特撮、アニメを作り上げた6人のマエストロたち。井上敏樹×虚淵玄を筆頭に、3組6人の脚本家がそのスピリッツとテクニックを語り合う。【「TRC MARC」の商品解説】
【文学/日本文学評論随筆その他】ライダー、戦隊、ウルトラマン、セーラームーン……。いつの時代も熱狂を生み続ける特撮、アニメを作り上げたマエストロたち。井上敏樹×虚淵玄を筆頭に、3組6人の脚本家による、あまりにドラマチックな作劇術。【商品解説】
ライダー、戦隊、ウルトラマン、セーラームーン……。いつの時代も熱狂を生み続ける特撮、アニメを作り上げたマエストロたち。井上敏樹×虚淵玄を筆頭に、3組6人の脚本家による、あまりにドラマチックな作劇術。【本の内容】
収録作品一覧
平成仮面ライダーとは何か? | 井上敏樹 述 | 7−55 |
---|---|---|
東映特撮と『セーラームーン』をめぐって | 小林靖子 述 | 57−117 |
平成ウルトラをめぐって | 小中千昭 述 | 119−166 |
著者紹介
稲田 豊史
- 略歴
- 〈稲田豊史〉編集者、ライター。映画配給会社、出版社で業界誌や単行本の編集に長く携わった後、フリーに。書籍やムック、雑誌の構成を行う。
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書店員レビュー
ヒーローの作り手の仕事術
ジュンク堂書店三宮駅前店さん
この本には、特撮好きならお馴染みの、戦隊や仮面ライダー、 ウルトラマンなどのいわゆる「変身ヒーロー」を書いたことのある脚本家、三組六人の対談が収められている。
数々の名シーン、印象的な作品を生み出してきた言葉のプロ達は、何を思い、どのようにしてヒーロー・ヒロインを生み出してきたのか?
その手法が、対談を通して語られていく。
この本の中で一番印象に残ったのが、「書けない時はどうするか?」という話題の中で語られた、小林靖子さんの言葉だ。
「もうとにかく、何もかもゼロの状態で、どうしようもなくなったりして。カラの雑巾を絞るような感じです」(P.99より)
この本を読んで以来、何かに行き詰ったとき必ず、この言葉を思い出す。
八方塞がりでどうしようもなくて、でもカラの雑巾を絞るように捻り出した一滴の言葉が、多くの人の心を打つ作品の設計図になっていく。その過程は、それ自体がひとつのドラマのようである。
クリエイターならずとも、同じではないだろうか。
追い詰められて、打つ手がなくて、でもやり遂げねばならないものがあるとき。
その一滴をどう絞り出すか。脚本家六人の、それぞれの言葉で語られる手法は興味深い。
「追い詰められたときの仕事術」の本と思って読むのも、面白いのではないだろうか。