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紙の本
血脈 (講談社文庫 交代寄合伊那衆異聞)
著者 佐伯 泰英 (著)
第三の帆船ベンガル号を購い、藤之助ら東方交易は順風に見えた。死の床の旧敵老陳に、長崎に遺した孫娘の行く末を託される。老陳の予言通り、突然の野分が東方交易の船団を襲った。そ...
血脈 (講談社文庫 交代寄合伊那衆異聞)
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商品説明
第三の帆船ベンガル号を購い、藤之助ら東方交易は順風に見えた。死の床の旧敵老陳に、長崎に遺した孫娘の行く末を託される。老陳の予言通り、突然の野分が東方交易の船団を襲った。そしてレイナ一世号の僚船ストリーム号は、消息を絶つ。仲間と貴重な積荷を失う危機に、どうする藤之助!?【「BOOK」データベースの商品解説】
藤之助は死の床の旧敵老陳に、長崎に遺した孫娘の行く末を託される。老陳の予言通り、突然の野分が東方交易の船団を襲い、レイナ一世号の僚船ストリーム号が消息を絶つ。仲間と貴重な積荷を失う危機に、藤之助は…。【「TRC MARC」の商品解説】
サムライの心意気で新たな時代に漕ぎ出せ! 佐伯泰英の幕末冒険小説、第二十二巻。交易に一族の命運を託した座光寺藤之助。井伊直弼暗殺後の幕政の混乱が順調に進んできた東方交易の行く手に影を落とす。さらに、頼みの交易品を積んだレイナ一世号とストリーム号が野分に襲われる。波濤の先に、光明は見えるか?【商品解説】
死の床にあった宿敵老陳から藤之助は思いがけないことを託される。長崎へ向かう途上、野分に襲われ、僚船ストリーム号が消息を絶つ。【本の内容】
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幕末痛快冒険小説
2016/03/15 16:29
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投稿者:yoyo. - この投稿者のレビュー一覧を見る
知り合いに勧められて読みだしたのがきっかけである。長い小説ではあるが、とにかく一気に読んでしまいたい衝動に駆られ、新刊が出るのが待ち遠しかった。
主人公らは架空の人物だが、史実や実在人物とも絡ませ、あたかもその時代に存在し、幕末の日本国内にとどまらず、海の向こうでも実際にのびのびと活躍していたかのよう。
斬り合い、射ち合いの場面も多いのは時代小説の性と割り切って、いつの間にか主人公に加担している自分がいた。
そして何よりも、登場人物それぞれが実に魅力的で、ドラマ化される場合の配役を考えてみるのも楽しい。
残念ながら当初の予定より早く結末を迎えたようで、しばらくは藤之助ロスに浸っていた。