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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/04/10
- 出版社: 講談社
- サイズ:19cm/123p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-219526-3
紙の本
マンガエニグマに挑んだ天才数学者チューリング
著者 フランチェスカ・リッチョーニ (原作),トゥオノ・ペッティナート (漫画),竹内 薫 (訳)
第二次世界大戦時、ドイツ軍が使用した暗号機「エニグマ」。解読不可能を可能にし、世界を救ったチューリングとは、いかなる人物だったのか。計算可能性理論を確立し、人工知能の父と...
マンガエニグマに挑んだ天才数学者チューリング
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商品説明
第二次世界大戦時、ドイツ軍が使用した暗号機「エニグマ」。解読不可能を可能にし、世界を救ったチューリングとは、いかなる人物だったのか。計算可能性理論を確立し、人工知能の父と謳われる天才数学者の生涯をマンガで辿る。【「TRC MARC」の商品解説】
「エニグマ」とは、第二次世界大戦中にドイツ軍が使用した暗号機だ。解読不可能といわれた暗号機に対抗するため、巨大暗号解読器を開発し、戦争を終結させる。計算可能性理論を確立し、人工知能の父とも謳われる天才数学者とは、いったいどんな人物だったのか。
「読んでいくうちに、天才チューリングの人生と数学的思想がストンと「腑に落ちる」不思議な本だ。軽快なタッチのせいか、彼のひととなり、業績、科学的な系譜までもが、楽しく俯瞰できてしまう。…… このマンガを読んでいて、気になったシーンがある。チューリングが夜通し、自転車で100キロ近い距離を走破して学校の新学期を迎えるシーン。半ば実話だが、このスタミナが、後にマラソンへの情熱につながったのかもしれない。チューリングはオリンピック選手レベルのマラソンランナーだった。人間の身体も機械の一種としてとらえていた彼は、走りながら何を考えていたのだろう。……」(訳者あとがきより)【商品解説】
著者紹介
フランチェスカ・リッチョーニ
- 略歴
- 〈フランチェスカ・リッチョーニ〉物理学の修士課程修了。雑誌やブログで、主にライフスタイルやサブカルについて執筆。
〈トゥオノ・ペッティナート〉イタリアの漫画家。
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書店員レビュー
敬愛なる天才数学者の物語
ジュンク堂書店ロフト名古屋店さん
アラン・チューリングはエニグマという暗号機を解読したという偉大な業績を遺した天才数学者である。本書は、チューリングの生涯を軽快なコミックとして、たったの3色で描かれている。当時、第二次世界大戦のなかを生き抜きながらも、同性愛という罪で犯罪者にされた彼の生涯は、想像を絶するものだったに違いない。とあるシーンでは、有名なコミックのオマージュが使われていたり、ちょっぴり笑いを誘う仕立てになっている。なぜ、表紙には、毒入りりんごを持った白雪姫の絵が描かれているのか。ほかとは、ひと味違ったチューリングの顔が明らかにされている。
電子書籍
”国民的英雄”に衝撃の結末が。
2015/12/17 22:13
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投稿者:けんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
第二次世界大戦時、ナチス・ドイツは、潜水艦「Uボート」艦隊に、秘密の暗号で軍事標的を伝える「エニグマ」を使っていました。イギリスの数学者のチューリングは、エニグマの暗号を解読できるチューリング暗号機を作り、イギリスは勝利し、この暗号機がコンピューターの原型となります。
しかし、国民的英雄であるはずの、彼のその後の人生は、実に悲惨なものでした・・・。
最悪のバッドエンドで、しかも、すべて実話です。私たちがスマホやパソコンを当たり前のように使えるのは、彼のおかげでもあり、ぜひ彼のことを知っておくべきでしょう。