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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2015/05/13
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/403p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-219485-3

紙の本

著者 東山 彰良 (著)

1975年、偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。17歳。無軌道に生きるわたしには、まだその意味はわからなかった。大陸から台湾、そして日本へ。歴史に刻ま...

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税込 1,760 16pt

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商品説明

1975年、偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。17歳。無軌道に生きるわたしには、まだその意味はわからなかった。大陸から台湾、そして日本へ。歴史に刻まれた、一家の流浪と決断の軌跡。台湾生まれ、日本育ち。超弩級の才能が、はじめて己の血を解き放つ!友情と初恋。流浪と決断。圧倒的物語。【「BOOK」データベースの商品解説】

1975年、偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。17歳。無軌道に生きるわたしには、まだその意味はわからなかった。大陸から台湾、そして日本へ。歴史に刻まれた、一家の流浪と決断の軌跡。【「TRC MARC」の商品解説】

青春は、謎と輝きに満ちている――
台湾生まれ、日本育ち。超弩級の才能を持つ「このミス!」出身、大藪賞受賞の異才が、はじめて己の血を解き放つ!

何者でもなかった。ゆえに自由だった――。
1975年、偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。
17歳。無軌道に生きるわたしには、まだその意味はわからなかった。
大陸から台湾、そして日本へ。謎と輝きに満ちた青春が迸る。
友情と恋、流浪と決断、歴史、人生、そして命の物語。
エンタメのすべてが詰まった、最強の書き下ろし長編小説!【商品解説】

目次

  • プロローグ
  • 第一章 偉大なる総統と祖父の死
  • 第二章 高校を退学になる
  • 第三章 お狐様のこと
  • 第四章 火の鳥に乗って幽霊と遭遇する
  • 第五章 彼女なりのメッセージ
  • 第六章 美しい歌
  • 第七章 受験の失敗と初恋について
  • 第八章 十九歳的厄災
  • 第九章 ダンスはうまく踊れない

著者紹介

東山 彰良

略歴
〈東山彰良〉1968年台湾生まれ。「逃亡作法」で「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞、「路傍」で大藪春彦賞を受賞。ほかの著書に「ラブコメの法則」など。

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みんなのレビュー300件

みんなの評価3.8

評価内訳

電子書籍

一気に読み終えました

2016/03/14 11:17

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:焼酎パパ - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めての海外旅行が1978年の台湾でした。当時台北の町中にも昭和の町並みを彷彿とさせる場所が至る所にあり、懐かしさがわいてきたのを覚えています。この本書も1975年の蒋介石総統が亡くなった時から物語が始まっており、読み進めるうちに台北の町中の様子や人々の息遣いまでもが蘇ってきて一気に読んでしまいました。背景には二つの中国と言った私たちには難しい題材が絵が蹴れており、いろんな事を考えさせられる書でした。

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紙の本

これぞ、青春小説

2015/08/29 07:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦後70年という節目の今年、昭和29年生まれの、それは戦争が終わってわずか9年という年でもあるが、この国のリーダーがどのような「談話」を公表するか衆目を集めている。「戦争を知らない子供たち」の一人であっても、彼が刻んできた時間はやはり固有のものなのであろう。
 歴史は歴史として、それでも人は自身の時間を生きるしかない。
 戦後の台湾に生きる一人の青年の波乱万丈な生き方を描いて第153回直木賞を受賞したこの作品も、中国と台湾という二国間の難しい歴史の流れにあって、主人公葉秋生(イエ チョウシェン)固有の物語である。

 太平洋戦争後の台湾は日本の敗戦により平和になったというより、より混沌とした歴史を有している。かつて中国本土で多数の村民を殺戮したこともある荒くれ男秋生の祖父尊麟は中国共産党に追われて台湾に渡った外省人である。
 「心はいつも大陸」にある祖父たちの世代を戦後台湾で生まれた秋生は「不可解ながらも理解」していたつもりだった。
 そんな祖父が蒋介石の亡くなった同じ1975年に惨殺される事件が起こる。
 浴槽に沈む祖父の死体を最初に発見したのは、17歳の秋生。秋生には祖父が惨殺された理由がわからない。たどればそれは祖父自身のことであり、祖父が生きた歴史であり、さらにいえば自身の根そのものだといえる。「理解」ではなく、自身のものにしようと秋生は奔走していく。

 秋生は、祖父の人生をたどることで歴史の流れとそれに翻弄されても生きて行く人々の姿を見ることになる。
 この作品の魅力は、重厚な歴史が巻き起こす祖父殺し犯探しのミステリーだけではない。
 主人公秋生の、切ない恋であったり、無邪気な暴力行為であったり、行く手の定まらない日常といった、青春の日々のなんと生き生きしていることか。
 誰にしもある、振り返れば甘くて苦い時間。そんな時間を経て、人は大人になっていくのだということを、この物語は思い出させてくれる。
 歴史という大きな流れに流されつつも、人は自身の固有の物語を生きるしかない。
 これは青春小説の本流である。

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紙の本

誰もが歴史の中で生きている!

2016/01/28 16:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コイケ - この投稿者のレビュー一覧を見る

めちゃめちゃ面白かったです。最初のうちは初期の本宮ひろ志のマンガみたいなノリで、男子高校生たちがケンカに明け暮れる日々が描かれるわけですが、物語は次第に抒情性を帯び、人は誰しも歴史のしがらみから逃れられないし、それは決して不幸なことではない、という事実を教えてくれます。今の時代に読んでおくべき一冊。

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紙の本

台湾人として感動した物語!!

2015/12/30 12:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エッセイ - この投稿者のレビュー一覧を見る

東山先生と同じ、私の家族も山東省から台湾に移住した。私は60・70年代の台湾の社会を直接に体験したことがないが、小説の中の社会中の雰囲気は家族が言っていたのとほぼ同じだ。歴史的にはかなり忠実に再現した。推理小説としてももちろん素晴らしい。その時代での物語・悲劇がたくさんある(例えば、228事件とか、台湾からの引き上げとか)が、他のテーマについて小説を書いてほしい。

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紙の本

ミステリータッチの青春小説

2015/12/17 21:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よし - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み終えてふとノルウェーの森を思い出してしまった。それは余談で、ひとつひとつのエピソードがテンポよく連なって吹き出したりジーンとしたり殺人事件ありといった面白さだった。

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紙の本

台・中・日タイムトラベル

2015/10/15 10:05

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:seahorse - この投稿者のレビュー一覧を見る

今までの作者の本、結構読んでいるが、これは予想外。ただ、ほんとに重い主題をベースにしながら、結構笑えるところはしっかりあるのはうれしい。久しぶりに、物語りを堪能した。

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紙の本

1970年代から現代の台湾を疾走する主人公の姿

2015/10/04 08:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「苛立ちや焦燥感は、希望の裏の顔ですから」

1970年代、台湾。
高校生の葉秋生の祖父が何者かによって殺される。
戦争で色々敵を作ってきたことは周知の事実ですが、何故、この時代に?
祖父殺しの犯人を探すミステリ要素と秋生が高校生から大学受験へと
進み、初恋、そして社会人となるまでの現代を描いた青春物語でもあります。

日本の昭和を彷彿させる台湾の街並が丁寧にまるでその場にいるかのように
描写され、ただただ、荒っぽいしつけだけの家族ではない、
家族の血の濃さのようなものも感じます。

台湾と中国の緊張関係をここまで細かく、事件にからめて描けたのは
台湾生まれの作者ならではで、いつか書かなければならない物語という
書く必要をひしひしと感じます。

こっくりさんや女幽霊など、現実と虚実が入り乱れていても
それを当然と受け入れている文化、歴史、民族の背景の
すべり込ませ方も非常にスムーズで浮いた印象がありません。
読み応えのある一冊。

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電子書籍

人情と侠気にあふれたビルドゥンクスロマン

2015/09/05 11:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L'arancia dolce - この投稿者のレビュー一覧を見る

うわさに違わず面白い小説でした。
縦筋に祖父の死の謎を解いていくミステリーを配し、横筋に主人公の成長と、台湾の歴史を絡めて、飽きさせない展開でした。
登場人物たちの、特に男たちの、家族や友人へ信義を尽くす潔さがとてもカッコ良かったです。台湾という土地柄か、はたまた描かれた時代の特徴かも知れませんが、霊的な存在が違和感なくストーリーに溶け込んでいて、エキゾチックさを増しているところも好みでした。オススメです。

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紙の本

直木賞候補も納得!

2015/09/02 23:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Chocolat - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦争、政治、一族の歴史、愛と友情等々…こんなテーマがぎっしり詰め込んだ物語なのに、意外とテンポよく、軽い感じに読めたのは、やっぱり作者の力量なんでしょう
ある面、熱血青春小説であり、ファンタジーのようでもあり、ミステリー要素も少し!という、なんだか彷徨うような物語の流れが、自分にはとても心地良く感じられました。

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電子書籍

早速読みました

2015/07/26 15:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekoneko1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

王様のブランチで紹介されたのを見て購入しました
推理小説の要素あり青春小説であり一気に読みまし
た。

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紙の本

一流だが疲れた

2015/10/07 11:21

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

近々、仲間が台湾へ行くのだが、本書を読むと些か怖い気もする。新人ながら、それだけ筆力があるということだろう。直木賞の発表では青春小説という枠組みで紹介されたが、ハードボイルドとしての味も備えているのではないか。

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紙の本

台湾

2016/08/12 23:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mino - この投稿者のレビュー一覧を見る

台湾が舞台ということで、少し重たい作品なのかしら、と思って読み始めましたが、結果的に大きく裏切られました。
大陸と台湾の関係が背景に描かれているのですが、物語自体はザ・青春モノ!台湾をとりまく状況が丁寧に描かれていて、主人公の生きる環境がとてもリアルに感じられました。街の描写も想像を掻き立てられます。匂いまで感じられるようでした。

主軸である物語はエンターテイメントとしてとても楽しく読めるのですが、台湾にすむ人々のほうへ少し思考を傾けてみると、胸が詰まるような思いがします。
皆戦争を経験して、故郷を追われて台湾にやってきた人々。わたしは、台湾の人たちはみんな、中国のことをよく思っていないのだと思っていました。でも、実際にはいつか故郷の土を踏みたいと思っているお年寄りは多いのですね。言われてみれば、当然かもしれないと思うのですが、この本を読むまでは思いもよりませんでした。

台湾で平穏にくらすあの人もこの人も、かつて人を殺した事があって、そのときの辛い思いや恨みは主人公たち、孫の代まで影響している。

台湾の複雑な境遇には日本も戦時中に大きく関係しているし、ただ同情してはいけないと思うのですが。
とりあえずこの本は台湾という国を知る良いきっかけになると思います。

物語の展開と作者の経歴をおもうと、東山彰良さんは一体どういう人なのだろう?と、とても興味がわきます。

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電子書籍

中国人をちょっと理解できる一冊

2015/09/29 12:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Syuka - この投稿者のレビュー一覧を見る

まだ読み始めたばかりですが、中国に少しでも興味がある方なら一気に読み進められる内容です。とても面白いです。台湾、大陸etc...まだまだ奥は深いなぁ。

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電子書籍

これぞ青春小説

2015/08/10 06:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:QQ3 - この投稿者のレビュー一覧を見る

直木賞受賞作です。1970年代の台湾という設定にまずは惹かれました。とてもエネルギッシュで青春の勢いや熱さを感じられる一作です。登場人物の名前を覚えるのがやや大変ですが、楽しく読めました。

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紙の本

直木賞受賞も納得の面白さ

2016/12/20 17:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:katu - この投稿者のレビュー一覧を見る

活き活きとした筆致の青春物語であり、祖父殺しの犯人を捜す謎解きストーリーでもある。直木賞受賞も納得の面白さだった。台湾のことをよく知らなかったので、台湾の歴史や生活習慣に関する描写も興味深かった。

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