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本当は分裂は避けられない!?中国の歴史 (SB新書)
著者 八幡 和郎 (著)
中国は諸民族による征服と分裂を繰り返し、ひとつの政権下で安定的な発展をすることはまれだった。政治・外交、とくに周辺国家との関係や少数民族問題、南北の違いに重点を置いて、中...
本当は分裂は避けられない!?中国の歴史 (SB新書)
本当は分裂は避けられない!? 中国の歴史
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商品説明
中国は諸民族による征服と分裂を繰り返し、ひとつの政権下で安定的な発展をすることはまれだった。政治・外交、とくに周辺国家との関係や少数民族問題、南北の違いに重点を置いて、中国と中国人を客観的にとらえる。【「TRC MARC」の商品解説】
◆中国はいまや世界第2位の経済大国となったが、巨大国家でありながら、脆弱であることは否めない。
◆「中国四千年」というと、長期にわたり安定した歴史を持つ国と誤解されがちだが、諸民族による征服と分裂の繰り返しこそが中国の歴史であり、ひとつの政権のもとで安定的な発展を維持することはまれだった。
◆歴史的に、そもそも「冊封関係」という言葉自体、中国や韓国でも使われていない現実……。
東アジアで中国を頂点とした秩序があり、それが平和を保たせていたというのも幻想である。
これは中国政府に媚を売ろうとして日本の歴史学者が使いたがる「ガラパゴス史観」であった。
矛盾のはけ口を対外的な膨張政策に求めがちな中国、その歴史をひも解く!
◆中国の歴史を振り返ってみると、これほど外国の侵略に対してあっさりと屈服し、支配を受け入れてきた民族もない。
共産党がいまでも抗日を国是としている理由、中国でもっとも尊敬されている日本人の一人が大平正芳である理由、
高句麗や渤海の後継国家が、中国か朝鮮かで中韓でのホットな議論となっていることなど、
中国人も知らない本当の中国史!
【商品解説】
過去の歴史から紐解く、統一国家維持が難しいのは中国の歴史的宿命だった!【本の内容】
目次
- はじめに 中国人も日本人も知らない本当の中国史
- 第一章 中国は四〇〇年の歴史しかないという理由
- 第二章 五六民族による多民族国家の矛盾
- 第三章 神話の世界と漢字の誕生──三皇五帝と夏・殷・周
- 第四章 始皇帝とナポレオン──秦・漢
- 第五章 日中外交事始め──三国・南朝
- 第六章 北朝から生まれた隋・唐帝国──五胡十六国・北朝・隋
- 第七章 大唐帝国の国際感覚──唐・五代十国
- 第八章 経済は超一流で軍事は三流の宋、これと真逆の大元帝国――宋・金
- 第九章 遊牧民族と漢民族と海洋民族──元・明
著者紹介
八幡 和郎
- 略歴
- 〈八幡和郎〉昭和26年滋賀県生まれ。東京大学法学部卒。国土庁長官官房参事官等を歴任した後、作家・評論家。徳島文理大学大学院教授。著書に「本当は恐ろしい江戸時代」など。
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