紙の本
例えのわかりやすい自己啓発本
2015/10/12 00:09
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:時短 - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常に例えのわかりやすい自己啓発本です。
目標を立てると、その目標を達成するための敵(障害)が自動的に出現し、その目標の達成が難しいものであるほど敵も強くなる、という部分は特にわかりやすく腑に落ちました。
あ、目の前に存在する障害をドラクエのモンスターみたく遠慮無く力尽くでぶっ倒してもいいんだ、と妙な肯定感を得ることができます。
筆者は強くてニューゲームに代表される、敵が敵として機能していないゲームはクソゲーであり、ゲームや人生というものはきちんと敵がいて、かつ敵を倒すことができるからこそ面白いと結論を出しています。
ゲームにおいても自分は基本的に、ゴリ押しで進めるのが好きなタイプなのですが、現実においても目の前にある障害や敵、邪魔者を力尽くのゴリ押しでねじ伏せガンガンに突き進む快楽、というものに目覚めさせてくれた良書であります(もちろん法律に触れるものは駄目なのですが)。
紙の本
貴方はレベルが上がった!
2015/05/26 09:42
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みるお - この投稿者のレビュー一覧を見る
30代、40代のドラクエ世代にオススメのビジネス書籍です。
こういう場合はこうすればより楽しくなる、というようなプチ自己啓発集。
読み進めるうちに、自分自身がレベルアップしたような錯覚で不思議とモチベーションアップになります。
紙の本
ポシマティブ
2016/01/17 18:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バー - この投稿者のレビュー一覧を見る
しんどいことや嫌なことを楽しむ工夫の一つですね。
ただ、誰にでも当てはまる訳では無いので実践する前に一度、今の状況のまま我慢するのとどっちがいいか天秤にかけて考えてみるのも必要だと思います。
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ドラクエに置き換えて人生を捉えると、なんだか楽しく前向きになれるから不思議。
たとえ辛い経験でも、人生の糧になる、といったことは古くから言われていることだが、ドラクエになぞらえて、戦いに負けても次の戦い方を学べてボスキャラを倒すヒントを得られるとか、経験値が上がるとレベルアップするとか、ゲームの場面を想像しながら人生を考えてみたら、面倒な仕事も、気の重い仕事も、レアメタルだと思って戦えば良い♪ うまくすれば大量経験値ゲットだし!と思えて、プレッシャーから解放された。
一度だけの人生、ドラクエよりも面白いものにしたいと思えた作品。
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本書は、エニックスに勤めていたJUNZO氏が発見した人生ゲーム化理論について述べている本である。
人生ゲーム化理論とは「人生にゲームの三大要素(目的、敵、ルール)を投入すれば、人生はゲーム化する」というものだ。
目的とは、自分がワクワクする、ロマンを感じる、なんとか実現したい夢のこと。その夢を人生のゲームの目的として設定する。ワクワクすれば、人生を楽しめる、やりきって人生を終えられるということ。
では、敵とはなんだろう。ゲーム化、つまりはドラクエで置き換えるならば、スライムやドラゴン、ドラキーといった主人公の魔王への道を邪魔するモンスターになる。では、人生だったら?それは、例えば、上司や取引相手や両親などになる。ただし、自分に嫌がらせをするなど悪の要因となる場合のみを指す。
最後にルールとは何か。ドラクエならば、敵に勝った場合のみ経験値を獲得できる、選択コマンドは限定されている、何度でもコンテニュー可能など。
人生だったらどうだろう。勝ち負けに関わらず経験値を獲得できる、選択コマンドは無限、コンテニューは不可など。人生は、ゲームとは違うルールの下、生きていかねばならない。
この三大要素を如何にフル活用するかが、人生をゲーム化して楽しめるかに繋がると著者は説いているように思います。書いてあることは、至極まっとうなことであり、目から鱗となるものはないけど、ドラクエに置き換えることでそれら大切なことがすっと浸透する点が本書の最大の良さ。
自分がどう生きたいか、そのためには目の前の小さなことをどう楽しむか考えるべきで、その思考に通じるのがゲーム化理論である。そう思います。
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ドラクエに喩えられているのですんなり入ってきて、思わずニヤリとしてしまう。特に、いろいろな障害をドラクエの敵キャラに見立てるところが気に入った。
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タイトルと本の帯に負けて買ってしまった本だが、書かれている内容はとてもまともで、偉人たちの言葉や成功の体験を例に上げて、ドラクエのゲーム内容に当てはめて表現している。数多くの自己啓発本がある中で、本書は比較的良書の部類に含まれると思います。
ただ、戦闘毎に敵(上司)もレベルアップするんだよなー。
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あんなに熱中したテレビゲーム「ドラクエ」。そのドラクエの仕組みを人生に持ち込めば人生はゲームのように熱中し楽しくなるって発想から書かれたほんわかとした指南書です。その仕組みとは「目的」「ルール」「敵」を意識することです。でも、ゲームとリアルでは違いもあります。そのギャップはどうなのか、、、しかし、それもゲームの可能性と思えばなるほどと思います。仕事でなかなかうまくいかないとあきらめるのに、ゲームでは何回失敗しても挑戦したりするよね。あの気持ちってどう違うのなろう。同じだよって思えたらこの本の通り人生は最高のものになる感じ。
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内容はふざけてるのかと思ったが、案外まじめに書かれていた。むしろ当たり前のことをゲーム風に表現することで興味をひいているのかもしれない。
この本の言いたいことは多分こういうことだろう。
・大きな問題も、小さく分けて一つ一つクリアすればいい
・大変なこともあるから面白いのだ
・失敗してもそれは経験になるから、無駄にはならない
あたりまえのことかもしれないが、書き方がおもしろいこともあり頭に入ってくる。
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ダンナ用に買ったんだけど、ドラクエは知らない私でも読めました。誰もが考えるであろう、「人生もゲームみたいなもんだよね」をちゃんと一冊にまとめて、掘り下げてるのが偉い!って感じです。よくまとめてあるので、それによってぼんやり考えてたことがきちんと明確にされていたり、より深く考察されて実践的に説明してあったりで、なるほどと思う点もたくさんでした。
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冒頭の「定価5500円のテレビゲームに、面白さで負ける人生を送って、どうする!」という言葉に惹かれて読みました。
「ドラクエと違って、人生ゲームは負けても経験値が増える。」
「敵のいないゲームなんてクソゲーだ!」
モンスターの攻略法
①倒す
②仲間にする
③無視する
私は今まで、③無視する。に徹していて、人の嫌な面と深く関わらないようにしていましたが、そもそも敵がいなければ自分の経験値も上がらないんだなって思い直しました。
これからは①倒す!②仲間にするを目指してみようかな。
私も自分の人生をドラクエ以上の冒険ゲームに変えたいと思いました!
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本屋で一気に本を買う。
一時的に積読状態になる。
しかし、その中から真っ先に手に取り、読み始める本がある。人生ドラクエ化マニュアルは、まさに、そんな本だ。タイトルの引きが強い上、発想が面白い。なんて言っても、ドラクエ化なのだ。誰しも人生がゲームだったなら、と夢想した事があるだろう。では、その夢叶える秘訣、教えます。
目的、ルール、そして何より敵の存在。それらが、ゲーム化するための要素。チート化したゲームはつまらない。それは、敵がいなくなるから。確かに!だが、残念。見落としがある。ゲームが楽しいのは、何度でも楽しめる不死身性(気軽さ)と、ゲーム世界の時間があり、追い詰められずに、日々蓄積、パワーアップできる上、そのステータスが可視化されているからだ。
それでも本著が秀逸で、勇気を与えてくれるのは、挑戦こそ経験値を上げる。人生では、負けてもそれは得られる。敵やイベントは何度も再設定できるのだから、サイコロを振り捲れという言葉だ。さあ、経験値稼ぎをしようか。
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当方大学4年生。将来どうするか路頭に迷ってます。そんな中出会ったのがこの本。今の自分の状況とすっかりリンクしてて考えさせられました。
目的、敵、ゲーム。これら3つを設定すれば人生はゲーム化できるとのこと。とりあえず自分はまだこれといった人生の目的が無いので、それを探すことにします。
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先日読んで面白いなと思ったのが、「 人生ドラクエ化マニュアル - 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ! -」という一冊。「仕事やプライベートで辛いことがあっても、ドラクエのようにRPGだと思えば苦労も楽しめる」という内容だ。書評を読むと賛否両論だが、個人的にはとても面白いと感じて一気に読み通してしまった。
さて、本書をご紹介する前に、ドラクエをご存知ない方のために少し解説させていただきたい。
ドラゴンクエストは1982年に登場したロールプレイングゲームで、「ドラゴンクエストⅡ」「ドラゴンクエストⅧ」などシリーズ本編のシリーズだけではなく、例えば「ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン」などスピンオフ作品も多数発売されている。
主人公が仲間と一緒に旅をする中で、様々な人と出会い、様々な敵と戦うことで成長していき、最終的な目的を達成するというRPGの傑作だといえる。2014年時点でパッケージゲームの累計出荷本数は6400万本以上だというのはすごい数だが、なるほどなと納得させられる面白さがある。
今回ご紹介する一冊は、人生の苦難をドラクエのストーリーに置き換えて楽しもうというものだ。人生の目標をどこに置くのかということや、対戦するボスの設定からパーティーの組み方など、まさに人生をドラクエに置き換えることを指南している。
ドラクエを知らない人にとっては「なんのこっちゃ」という話かもしれないが、ドラクエ好きの人にはぴたっとはまるような設定ばかりだと思う。また、そう考えることで毎日の生活や仕事を別な側面から見ることができるという点では、へたな啓発本よりもわかりやすくてストンと自分の中に落ちてくる。
各章には先人のありがたい言葉なども一言添えてあるので、それをひとつひとつ拾って読んでいくのもなかなかためになる。すべてが当てはまるわけではないが、最近心が弱っているという人にはすんなりと入り込めて、気持ちが楽になる一冊ではないだろうか。
今日からまた新しい一週間が始まる。私もドラクエのテーマ曲を頭に浮かべながら会社のドアをくぐろうと思う。
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ファミコンの大ブームと共にドラクエ旋風を巻き起こしたエニックスの元社員が書いた、人生をドラクエのように捉えて、ワクワクドキドキしながら敵を倒したり、パズルや謎を解きながらゲームを楽しむように生きていこうという一冊。
ドラクエに限らず、RPGゲームが好き人なら、世界の平和を取り戻すために、行く手を阻む敵を倒し、謎や準備されたパズルを解くことに、手に汗握り、時間を忘れ、寝食も忘れてゲームに没頭し、熱中したことがあると思う。
ドラクエでは、ゲームクリエイターが作り上げた架空の世界をワクワクしながら疑似体験しながら進めていくのに、自分の人生はどうだろう?
毎日、自宅と会社の往復で1日が終わり、代わり映えのしない刺激のない毎日が繰り返され、退屈な人生を送っていないだろうか?
ドラクエには、世界の平和を取り戻すという大きな目的に向かって、ゲーム内のルールに従い、敵を倒したり謎を解いたりすることで、プレイヤーはワクワクドキドキすることができる。
その『目的・ルール・敵』を人生にも当てはめて考えれば、ワクワクドキドキに満ちた人生を歩めるはずだ。
まずは初めから大きい目的でなくてもいいので、目的を設定することから始める。
そうすると敵や困難な状況は勝手に生まれてくるので、敵を倒したり、仲間にしたり、あるときは逃げ(無視)たりして、目的達成に向かって進んでいく。
ルールはドラクエよりも緊張感があるものが用意されている。
本物の人生でのゲーム終了は、ドラクエのようにセーブしたところに戻ったり、死んでしまっても所持金が半分になるだけで生き返ったりすることなく、ある日突然、ゲームの終了が告げられることもあれば、終了してしまえば所持金どころかもうプレイすることはできない過酷なルール。
しかしドラクエでは、敵に勝たないと手に入らない経験値やお金は、戦いに負けても手に入れることができるし、「戦う」「逃げる」「話す」など8個程度しかないコマンドではなく、人生には無数の選択肢の中からコマンド(行動)が選べる。
そして、設定する目的も自分で自由に設定することができて、途中で取り替えることもできる。
ドラクエでいうと、ゴールドマンが現れれば『お金を稼ぐためにはもってこい!』と思ったり、はぐれメタルが現れれば『経験値を稼ぐために、逃げないでくれよ!』と思いながら戦ったり、その戦い戦いを楽しみながら、自分を成長させるための敵と思いながら戦うことができる。
自分もよく『人生、敵がいないと楽しくない!』と考えることがある。
自分からもっともっと困難や敵を探して、戦いを挑むことで、どんどん成長し、もっと楽しくてワクワクドキドキが止まらない人生が歩めそうだ。
定価5500円のテレビゲームに、面白さで負ける人生なんてあり得ない!