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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/06/10
- 出版社: 日本経済新聞出版社
- レーベル: 日経プレミアシリーズ
- サイズ:18cm/221p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-532-26281-5
読割 50
紙の本
薄っぺらいのに自信満々な人 (日経プレミアシリーズ)
著者 榎本 博明 (著)
「完璧です!」と言いきる、SNSで積極的に人脈形成…。こんなポジティブ志向の人間ほど、実際は「力不足」と評されやすい? SNSの普及でますます肥大化する承認欲求と評価不安...
薄っぺらいのに自信満々な人 (日経プレミアシリーズ)
薄っぺらいのに自信満々な人
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商品説明
「完璧です!」と言いきる、SNSで積極的に人脈形成…。こんなポジティブ志向の人間ほど、実際は「力不足」と評されやすい? SNSの普及でますます肥大化する承認欲求と評価不安を軸に、現代人の心理構造をひもとく。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
榎本 博明
- 略歴
- 〈榎本博明〉1955年東京生まれ。東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。心理学博士。MP人間科学研究所代表。著書に「「上から目線」の構造」「「すみません」の国」「「やりたい仕事」病」など。
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紙の本
いい意味で裏切られました
2015/10/07 16:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キートン - この投稿者のレビュー一覧を見る
薄っぺらいのに自信満々な人って確かにいる。
改めて文字で見ると実は自分もそうじゃないか?と思ってしまった。
帯のイラストが軽いので内容も軽いのかなと思いきや良い意味で裏切ってくれました。
深く掘り下げてはいませんが現代における状況や症状か薄っぺらい人の心理構造を見事に分かりやすく解説してくれます。
文体も良くリズム良く且つ非常に分かりやすい解説が良かった。
この著者の他の本も読みたいなと思いました。
紙の本
コミュ力信仰に翻弄される若者たち
2015/11/28 07:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題の「薄っぺらいのに自信満々な人たち」は第1章で終わり。
内容的には「コミュニケーション能力」という得体のしれない言葉に翻弄されている現代人の分析の章の方が多い。
SNSや検索機能に翻弄される現代人の姿をよく分析していると思う。
紙の本
承認欲求と見捨てられ不安
2015/07/05 21:24
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
榎本氏著の『「過剰反応」社会の悪夢』を最近読んで面白かったので、本書も読んでみました。榎本氏の深い洞察力による鋭い指摘には、前著で感心しましたが、本書でも健在です。ところどころ自分にも心当たりがあったりして、耳が痛い本でした。
本書は、「つながる力より、一人でいられる力の方が、今強く求められるのではないかということ。そして「できる人」ほど不安が強いということ。本書では、この2つの視点から、仕事力を高めるということについて、少し掘り下げてみたい(6ページ)」という内容に仕上がっています。具体的には、「自信満々な人」の行動や心理を深く掘り下げ、スマホやSNSで広がる世界の問題点や、薄っぺらい人とできる人との違いを浮き彫りにしています。
本書には、いくつかの「キーワード」がありますが、最大のキーワードは「承認欲求」です。そして、その裏腹の心理として、「嫌われたくない心理」「評価不安」「見捨てられ不安」等が挙げられています。
また耳が痛くなるような話がたくさん出てきました。例えば、「能力の低い人ほど自分の能力を著しく過大評価しており、逆に能力のとくに高い人は自分の能力を過小評価する傾向がある(40ページ)」、「仕事のできない人は、物事を深く考えないから不安にならない(46ページ)」、「できる人は上方比較、できない人は下方比較(83ページ)」、「他人に振り回される人は、過剰な承認欲求を持っている(105ページ)」等々。「仕事の進捗確認で余計な説明をする部下は評価不安が強い(133ページ)」とのことです。私自身も余計な説明を加えがちですので、注意しなければと思いました。
それにしても、我々はSNS等の簡単に承認欲求を得られる手段を手に入れたため、深く考える習慣のない薄っぺらい人が今後増殖していくのでしょうか。
紙の本
承認欲求, 孤立恐怖, コミュ力
2016/02/11 19:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の構成は、
・はじめに 一流の人ほど不安が強い
・第1章 能力のわりに、自信満々な人
・第2章 「意識が高い系」は、なぜ、仕事が今ひとつなのか
・第3章 なぜあの人は部下に注意しないのか
・第4章 同類と群れる人の限界
・第5章 コミュ力信仰に翻弄される若者たち
・第6章 本物は一人でいることを怖れない
となっています。
軽い気持ちで手にとってみましたが、腑に落ちるところが多く、参考になりました。
不安にかられる人と、そうではなく常に自信満々な人の考え方の違いなど、わかりやすく解説されています。
後半は、コミュニケーション力やSNSをめぐる問題を取り上げています。
少し前から違和感を感じていた言葉の一つに「大親友」があります。ただの「親友」でいいのではないかと。しかし、「友達」あるいは「付き合い」の定義が変わってきているのかと思います。SNSでの「友達」は、昔であれば「知り合い」くらいのニュアンスではないでしょうか。そのために、言葉をワンランクアップして「大親友」にする必要があるのかなと。
そのほか195ページの、1986年の入社式と2010年の入社式の写真の違いの話などもおもしろく読みました。
「タイトルに興味を持たれた方」に対して、その着眼すべきところや問題の本質を捉え、コンパクトにまとめた良書だと思います。
電子書籍
内容は良かったけれど
2017/01/05 02:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TW6429 - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事の出来ない人ほど自己評価が高いというのはもっともだと思った。
『嫌われる勇気』を批判していたけれど、あまり内容が異なっているわけではなかった。他の著書に対する批判が、その著書を読んだ上での批判ではないのが残念だった。
紙の本
ああ、そういう心理なんだ。
2015/09/30 23:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めがね - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近気になっていた「意識高い系」について書いてあったので買ってみた。
読んでみて、なぜ自分がこの意識高い系の人間が苦手なのかが分かってちょっとすっきりした。
しかし、その人たちに対する苦手を克服するための方法まではわからなかった。
もう少しこの辺を突き詰めてほしいなぁと思った。
紙の本
タイトルどおり
2015/08/16 00:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tad - この投稿者のレビュー一覧を見る
確かに世の中にこのような人はいます。自分もひょっとしてこのような見方をされていないかどうかをかねて読んでみました。中身として言いたいことは、謙虚に徹せよみたいなことで、読んでいる側としては、もう少し刺激的なことを求めてはいたのですが。