紙の本
勇気が出ます
2016/02/25 09:36
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投稿者:るなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
起業にあたっての不安や迷いが消え、自分を信じて進んでいい気になれる、読みやすく軽い本です。これから起業する、したいと考えてる人は心が軽くなり、身近にそう考えている人がいる時の心情の理解にも役立つように感じました。
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この本でもっとも心に残ったのは、あとがきにある言葉です。
「たいしたことはできないし、煩悩もいっぱいだし、人間の器も小さいし、嫌らしい部分も持っていますが、それでも、こういう私が役に立てることもあるんじゃないかと思うわけです。
社会の中で自分の役割を持ち、ほんの少しでも他人に貢献している実感を持てたなら、とても幸せなことだと思います。」
起業する理由はいろいろあるのでしょうが、きっとこういう気持ちを忘れてしまうと、仕事で成功しても幸せになれないのでしょうね。
内容は読みやすくためになったところがたくさんあります。
章の分け方が的確で、自分がどんな情報をそこから得るべきかを前もってイメージしやすかったですね。
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●起業1年目から成功している人は、大きな目標に到達するための細かな階段を作っている。大きく投資しなくても、スキルがなくても人脈がなくても、一回で成功しなくても、今できる小さな一歩を気軽に登ります。そして、無理せず一歩ずつ登って行き、最後には目標を達成するわけです。これは慣れれば誰でもできることです。
●起業1年目から成功する人は、夢はなくてもいい。
そもそも大事なのは「起業したい」「何かを成し遂げたい」という情熱です。言葉にできないパッションがいちばんパワーがあります。最初からうまく説明できる気持ちなんて、たかが知れています。言葉にできなくて構いません。
ただ、「夢がない」という人も「やりたいこと」を尋ねると目を輝かせながらどんどん書き始める。自分が「やりたい!」とワクワクするものはなんでも「夢」と言っていいと思います。他人が聞いて素晴らしい必要はありません。
●起業1年目から成功する人は、今の仕事を8割の時間で終わらせる。
「早く終わらせよう」と意識するだけでも、かなり時間短縮できると思います。
●起業1年目から成功する人は、わがままな目標を立てる。
早い段階で起こりうる問題を見つけられるということは、起業家としては重要な資質です。このイメージに対処するために、まずは目標と同時にデメリットも書いてみてください。「家庭がボロボロになる」「家に帰れなくなる」「友人と疎遠になる」など思いつく限り「成功のデメリット」を明文化し、次に「デメリットが起こらない目標」に書き換えてください。言い換えると、すべてが両立する目標です。
●起業1年目から成功する人は、失敗の回数を決めてスタートする。
客観的なものの見方を再現するための方法の1つが、「失敗の数」を数えることです。成功している人は、普通の人の10倍や100倍は失敗したのではないかと思います。10回や20回ではあきらめていないはずです。一番良いのは、最初から失敗の回数を多めに決めておくことです。「100回失敗するまでやり続けよう」と。
●人間は、自分の考えを一旦、自分の外に出してみないと、客観的に自分を見ることができません。だから、紙に書いてみることが大切なのです。
●起業1年目から成功する人は、最初は「将来の自分」を売る
実際のところ、ビジネスを始める当初は、お客様が育ててくれるものです。そのお客様は「今のあなた」に多くを期待しているわけではありません。「未来のあなた」に期待して投資しているのです。ですので、起業当初は、営業するというよりは、「応援者を募る」という気持ちで発振してみるのも1つです。応援のために買ってくださる方は何人かに1人は必ずいるものです。
●起業1年目から成功する人は、自分の都合で価格を決める
多くの人は価格については弱気です。「安くないと買ってくれない」と思い込んでいます。そして、採算が取れないような価格でビジネスをしてしまうわけです。しかし、高いから買ってくれないのではなく、価値が伝わっていないから買ってくれないだけです。「これは手に入れる価値がある!」と感じてもらえたら、��くら高くても商品は売れます。
●起業1年目から成功する人は、まず仲間を増やす
営業力というのは、知らない人をグイグイと説得する力ではありません。どちらかというと「応援される力」です。
●起業1年目から成功する人は、最初の1件を大事にする
マーケティングで目指すべき目標は、たくさん売ることではありません。リピートと口コミが起こって、自然に売れていく状態が、最終的に目指す地点だと思っておいてください。
●起業1年目から成功する人は、接近戦に持っていく
誰とも比較されないところでビジネスをすればいい、つまり起業して間もない人にとって一番良いのは「接近戦」に持ち込むことです。
「お礼の手紙を出す」「お礼の電話をする」「わざわざ会いに行って、詳しい説明をする」「メールが来たら、電話をかけて返事をする」「ちょっとしたプレゼントを持って会いに行く」などなど、接近戦に持っていくわけです。人間関係ができると、実績やスキルだけでは選ばれなくなります。熱意や人柄などの基準で選んでもらえます。「そんなんで選ばれるほど商売は甘くない!」と言う人もいるかもしれませんが、選んでくれる人もいます。最初はそういう人情深い人に選んでもらえばOKです。何件か実績ができれば、ドライな人にも選ばれるようになります。
●起業1年目から成功する人は、商品がなくても情報発信する。
ビジネスをするからには、情報発振はしておくほうがよいでしょう。とはいえ、「売る商品がないし、情報発振をしても意味がない」「何を書けばいいかわからない」という人は少なくありません。しかし、何を売るか、何を書いていいかわからないからこそ、情報発信を始めるのがよいと思います。ビジネスは究極的には商品を売っているのではありません。あなたの「世界観」を売っているのです。世界観というと堅苦しいかもしれませんが、好きなこととか、大切にしたいこととか、こんな世の中になったらいいなとか、そういうことです。世界観に共感してくれるお客様とつながることが一番の資産なのです。「でも、自分の世界観なんてわからない」という方も多いと思います。だからこそ、練習で発信してみるわけです。アウトプットしてみて、徐々に自分の世界観を明確にするわけです。話し、語り、描き、もう一度考え直す。そのプロセスで、あなたの考えはまとまってきます。
●起業1年目から成功する人は、最初はあえて限界まで忙しくしてみる。
私のお勧めとしては、起業した最初の3年はなんでも試して限界に挑戦することです。とにかく最初は限界までやりましょう。それが成功のプロセスの一部です。最初は「もう無理」というぐらい忙しくなる時期は誰でもあります。そこから徐々に仕事の効率が上がっていきますので心配せずに進んでください。
●起業1年目から成功する人は、やる気の「ない」前提で1日の計画を立てる
人間、集中できる時間は限られています。それに、疲れをとる時間も必要です。そのため、まとめて一気にやるスケジュールを立てると、ほとんどが破綻してしまいます。計画の立て方が間違っているわけです。成功している人は実は謙虚です。「自分は集中力がない」「自分はモチベーショ���が低い」「自分はすぐにあきらめてしまう」ということを認めています。だから、「自分の精神力に頼らないスケジュール」を立てます。そこに気づくだけで、計画の進み具合が劇的に違ってきます。
●起業1年目から成功する人は、エネルギッシュに働ける時間を増やす
成功する人が最も気をつけていることは、疲れる前に休み、ケアするということです。「最もパフォーマンスの良い状態を作ってから仕事に取り掛かる」というのも彼らが仕事を勧めるコツです。
●起業1年目から成功する人は、1割の成功を活かす
さまざまなチャンスが目の前に来ているのに一歩踏み出せないというときは、多くの場合、「1の投資に対して、1以上のリターン」を求めています。一方で、行動できるときの考え方は、「10の投資に対して、10以上のリターン」を求めます。同じではないか?と思うかもしれませんが、かなり異なります。後者の場合、10個の投資のうち9個が失敗でもOKなのです。残りの1つが、大きくリターンを生み出せばいいわけです。ビジネスでは、多くのチャレンジが失敗に終わります。しかし、たった1つの成功によって、多くの失敗をカバーして余りある利益を得ることができます。この感覚が腑に落ちていれば、失敗を気にせず多くのチャレンジができます。逆に言えば、失敗が怖いからこそたくさんチャレンジするわけです。これは、いわゆる「分散投資」と言ってもいいでしょう。1つの選択しを吟味して貴重な時間を使うより、同じ時間でとにかく10個をやってみるほうが、投資対効果が高いという判断なのです。
●起業1年目から成功する人は、応援をしっかり受け取る
起業当初は、なんの見返りもないのに協力してくれる人に助けられるものです。しかし、ビジネスの立ち上げに忙殺されて、なんの恩返しもできないこともあるでしょう。「恩返ししなければ」と気にする必要はありません。しっかりとその応援を受け取りましょう。「ありがとうございます」「頑張ります」と受け取って、あなた自身が頑張ることが恩返しです。成長していく姿を見せるだけでも十分喜んでもらえます。
●ビジネスのゴールはそれぞれ違うわけですが、実は、人間としての成長のゴールは実はみんな同じなのかもしれないと思っています。それは「自分を大好きになること」です。ビジネスというのは、ある意味では自分を大好きになるためのプロセスです。自分を成長させるためのプロセスです。私はいつも思うことがあります。それは「自分みらいな人間はひとりぐらいはいたほうがいいよな」ということです。社会の中での自分の役割を持ち、ほんの少しでも他人に貢献している実感を持てたなら、とても幸せなことだと思います。そして、自分を自分で認められ、役割を与えられていることに感謝できていれば、自然にビジネスは上手くいきます。うまくいく行動を自然にとるようになります。というわけで、起業を成功させるためにも。自分をもっともっと大好きになっていきましょう。
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・テストを打つ回数を増やすこと
やりながら修正すること
・長い期間で収支を見ること
・階段思考(一気にW杯クラスを目指すのではなく、小さい試合にも勝っていく)
そして、何より、今の会社でマーケティング、営業、経営等を実践すること。
リスクを全くとらずにやれることはそこはかとなくある。この環境にいる間にテストをなるだけ多く打つ必要があると感じた。
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起業をするにあたっての心構えが平易な言葉で語られている。「成功している人は大きな目標に到達するための細かな階段をつくっている」という言葉が印象的でした。起業に限らず、会社員でもすぐ手の届きそうな目標を一つずつクリアしていくことで、着実に大きな目標に近づいていける。何事も近道はないのだということ。
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何かの本でこの著者さんを紹介していたので、図書館で借りてみる。
起業は大それたものでなく、日々の仕事の積み重ねであり、まず一歩を踏み出すことが大事ですよとソフトに教えてくれている。
起業に拘らなくても通常の仕事でも活かせる内容が書かれている。
その中でも個人的に、あっ、そうだよねと気付かされたのは、人に与えるというとハードルが高くなるけど、SNS等で相手を褒めたり感想を送ったりすることは出来るよねという言葉。してないな〜と反省してしまった。
あと好き嫌いや仕事ができるできない(もちろん、最低限は必要。)に拘らず、自分一人で仕事した時の内容と手伝ってもらったときの全体的な仕事の成果を見ると思った以上に良い結果が出ているよといった、もっと包括的な考えを持つことが必要なのを改めて感じた。
唯、個人事業主の起業は1年で半分、10年で10%しか残らないと言われているが、そこらへんあたりの説明も一緒にして欲しかったかな〜。
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最初の一歩は、どの方向に向かっても大丈夫。まったく関係のないように思えても、何かひとつ行動を起こせば、着実に夢に一歩近づく。
この言葉には勇気を貰った。
確かに考えているだけでは何も始まらないし、何も変わらない。
小さな小さな一歩ずつかもしれないが、少しずつ前に進んでみよう。
【内容紹介】
多くの人が持つ、起業に対する勘違いがあります。
それは、
「起業とはハードルの高い大きなチャレンジだ」
という勘違いです。
これによって、起業がうまく行かないわけですが。
陥る状況は、次の2パターンに分かれます。
1つは、無謀なチャレンジをしてしまうパターン。
もう1つは、「怖くて一歩も進めない」というパターンです。
私はたくさんの起業家のご相談に乗っていますが、うまく行っていないケースのほとんどはこのどちらかの状況です。
一方、成功する人は「起業に大きなチャレンジが必要ない」ことを知っています。
多くの人が感じるハードルは、自分が生み出した幻想にすぎません。
それが分かった人から次々と成功して行きます。
私が知る限りでは、うまくいっている人も、意志が弱くて、苦手なことがたくさ んあって、人見知りもします。体が強いわけでもありません。お金も最初はゼロからです。
要は「普通の人」です。普通の人が、結果を出しているのです。
ただ一つ、大きく違うところがあります。
それは、
成功している人は
大きな目標に到達するための細かな階段を作っているということです。
最初の一歩目はとても小さいのです。段差がほとんどありません。
大きく投資しなくても、スキルがなくても人脈がなくても、一回で成功しなくても、今できる小さな一歩を気軽に登ります。そして、無理せず一歩ずつ登って行き、 最後には目標を達成するわけです。
これは慣れれば誰でもできることです。
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自営業、苦手なことは他にお願いする適材適所は重要。柔軟な考えがベストですって。やっぱがむしゃらに頑張る事ももちろん必要だし、失敗は当たり前。それでも挑戦する??
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起業する人たちのための本だけど、そうでない人にも役に立つ考え方が紹介されてた。価格の決め方、価値、人間関係などなど。
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特に目新しいことが書いてあるわけではないが、起業に関する心構えがまとめてあるので参考になる。
・起業初心者は、スキル、知名度、実績が足りないので、ネットを使ったマーケティングでは難しい。一番良いのは「接近戦」に持ち込むこと。お客様に直接会って営業をすること。
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特にハッとひらめく文も無く、ダラダラと最後まで読まされてしまった印象。ただ、完成形をいきなり目指すのではなく試作品をいくつも出し、たとえ損をしてもテスト予算を消化したものとして納得するべし、という旨の内容は確かにその通りだと肯けるものであった。
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ぜひ起業する前に読んでおくといい本です。
また、起業する人だけではなく一般のビジネスパーソンも活かせる内容かと思います。
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1年目というより起業前の心構えの本
簡単そうに書いてるのが特徴
不安を取り除く本、批判もあるとは思うが、そういう方は起業しなければいいだけ。
起業前に一読するのはいいと思うが、何度も読み返す必要はない
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これから起業をするという人に向けて、わかりやすい言葉で、怖くない、こっちへおいでと言っている本。たしかに何をするにも恐怖や不安はつきもの。その負担を軽くしてあげるという意味では良書でしょうか。
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タイトルは起業1年目の、となっているけれど、
オススメしたいのは、まだ起業はしていないけれど、
起業したいと考えている方。
背中を押してくれる本です。
もちろん、
何をやるかを決めておくのは必要だと思いますが、
自信を与えてくれる優しい文章です。
スパルタ的な厳しい起業の本ではなく、優しいのを読みたい、
という人にはいいと思います。