紙の本
マイケルブース3作目!!!
2015/08/28 23:49
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投稿者:健ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHKの放送を見て「英国一家、日本を食べる」と「英国一家ますます日本を食べる」を読みました。待望の3作目今度は日本に来る前のフランスでの話。名門料理大学での話や、フランスでの店への対応の仕方などいろいろなことが書かれていますこれは読むべきでしょう。
紙の本
フランス料理とレストランの裏を知るにはうってつけ
2016/09/22 18:01
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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直フランス料理もパリも苦手だけど、前作が面白かったからこちらも読みました。
料理学校で学んだことや学生達の様子などまるでその場に居るように体感できます。
最後のレストランでの実習は、ウェイトレスのアルバイトの過去を思い出しました。
(冷凍物や作り置きが多いの否めないし、多人数や多種類のオーダーを短時間でさばくには仕方ないこと。
作る幸せ、食べる幸せ、食べてもらう幸せ...いろいろ考えさせられますね)
こってり重めなメニューが連続して登場しますので、読み終えるとぐったり。
たまに口にするならばいいけど、
和食の世界に生まれて良かったと改めて感じました。
紙の本
料理学校体験本
2015/09/01 23:44
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投稿者:Chocolat - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作『英国一家、日本を食べる』(1、2巻)は、日本中の食を巡る旅と家族の物語だったので、同じようなフランスの食の旅?と予想して読んでみたら少し違いました。
今回は、フランスの名門料理学校「ル・コルドン・ブルー」での料理修業の物語で、前作のエンタメ的な要素を求めれば少しガッカリするかもしれませんが、料理のことに絞ってもっと知りたい!というなら、満足だと思います
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一見ユニークだけど、
相当の負けず嫌いとみた。
ここまで料理を極めておいて、
フードジャーナリストに
戻るところがすごい。
いつも家族を大事にしていて
微笑ましい。
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これは、「英国一家、日本を食べる」の正続のあとに第三弾として出版されたものです。原著は、「日本を食べる」よりも前に書かれたものです。これはフランスきっての名門料理学校で学んだ日々のお話で、食べるというより、料理学校でのおもしろ体験が軸です。家族は、ほとんど登場なしです。タイトルと内容はかなりずれてますのでご用心。
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料理本のレシピ通りに作っても、上手く作れない。フードジャーナリストとして、これで良いのか???という処が出発点。。食べるだけでは満足しない、新たな境地を開こうとする著者の行動力に脱帽。
ル・コルドン・ブルーでの修学の様子は、とても興味深い。研修先では、パリの著名なレストラン、キッチンの様子を垣間見ることができ、楽しく読めた。
久々に「フランス料理用語辞典」を開いたし、フランス料理を食べたくなったぁ。
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料理学校の日々
ポテトとバター半々の秘密が知りたい
日本編と違って、学校での競争やテスト
つまらなくはないけれど、いまひとつか
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大ブレイクした「日本を食べる」シリーズより、以前の話になります。(出版年はこちらのほうが先ですが)
「日本」より、軽妙さはほどほどですが、ユーモアは変わりません。
内容はフレンチの専門学校に入って、修行し、その後某有名レストランで働くまでです。
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中々、文字がギッシリで読み進めにくいが、フランス料理の内側がチラリと見えて面白い。フォアグラって熱を加えないと風味が出ないとか、安いフォアグラは加熱し過ぎると分裂してしまうとか。料理とは2・30分でチャチャッと作るものではなく、裏ごししたり、煮詰めたり、包んだり手間のかかる物だ。⬅︎やってられない
など、諸々興味深い。
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日本にくる前にマイケルブースさんがフランスで料理学校に通っていた頃の話。フランス料理の話が中心で、料理を趣味とする私には興味深かった。フランス料理にはその中心となる調理法がいくつかありその基本と応用を学べば、たとえ新しい食材に出会ったも、その技術で調理できてしまう。
そういえばマイケルブースは日本でフランス料理を披露して撃沈していたが、その背景にあるのがこの経験。
何事も実践ですね。
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三匹目のドジョウ感丸出しの、
タイトルと中身が全く一致しない一冊。
そもそも息子、フランス料理食べてないし。
イギリス人てバカナンダナ〜感強まる。
ロブションに大金はたいてこんな奴が作った
料理だったら凄く嫌だろうな。
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マイケル・ブース氏のル・コルドン・ブルー入学体験記。
フードジャーナリストとして紹介されるブース。料理を深く知りたいと、家族とともにフランスに渡り、かのコルドン・ブルーに入学。それも基礎コースだけの体験ではなく上級コースまで終了(それも成績優秀)。その後のレストラン研修までこなす。
コルドン・ブルーでの様子を、まるでドタバタTVのように紹介するところがブース氏の本領発揮といった感じ。やけど・切り傷、そして肥満まで面白おかしく読ませてくれます。
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作者がフランス料理の料理学校に初級〜上級。星付きレストランで働くまでの話。
フランス料理に明るくなくて、まったくイメージできないまま読み進めてしまいました。。少しは調べながら読んだらもっと面白かっただろうと思います。
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フードジャーナリストが、食について学ぼうとかの有名な料理学校ル・コルドン・ブルーの門をたたいた。
数々の失敗を経て、優秀な成績で卒業する。
そこでの経験を面白おかしく書いてある。
試験の時に料理に入れるべきものを入れ忘れ、最後に慌てて入れる著者の行動には笑ってしまった。
フランス料理についての彼や講師の考え方なんかも興味深い。伝統的なフランス料理は思った以上にカロリーが高くて体に悪そうだ。だからあんなに美味しいのだけれど。
ところどころで、有名なレストランの名前も出てくる。
機会があったら、ぜひ訪れたいと想像を膨らませながら読んだ。
料理学校の中だけでない料理を取り巻く、面白いエッセイだった。
学校を卒業した後、彼は研修としてレストランで働く。
そこで彼は違和感を感じる。話したこともない食事客へ料理を提供することに対する違和感だ。
結局彼の得た結論というのは、自分の好きな人、よく知る人、愛する人のために料理をするのが彼の喜びであるということだ。
料理というのは技術だけではないのだ。
著者は、「英国一家、日本を食べる」で知られているそうなので、そちらの本も一読したい。
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「英国一家、日本を食べる」は、日本文化珍道中的面白さがあった。同じ著者による「フランスを食べる」だが、実際はこちらが先に出版されていたようで。ただのオノボリガイジンではない、料理マニアっぷりがそこにはあった。食べる側でなく作る側視点、ル・コルドン・ブルーでの修行時代のことである。そこでの出会いから日本料理への関心を持ったというから、パリ時代がなければ「日本を食べる」も出なかった、ということで正統的前日譚、というわけだ。
料理本をいくら読んでも、料理がおいしく出来ない。だから燃やしてしまえ、という乱暴な冒頭から始まる。酔っ払って言ったたわごとだったのに家族は止めてくれないものだから、本当に焚書が行われる。
料理本があれば、レシピ通りには作れるが、レシピをおいしくすることは出来ない、のだ。といってしまって著者は出版業界の一角を担う料理本業界を敵に回す。料理の作り方ではなく技法を知っているのがまっとうな料理人だ。批評をするなら自らもそうしたことを知る必要がある。
というわけで、本を火にくべ、英国一家はパリのル・コルドン・ブルーへ向かう。
パリでの生活はまったく楽しそうだし食べ物の能書きもそれほど鼻にはつかない。数少ない太字で書かれている「くっつかない鍋なんかいらない、必要なのはくっつく鍋だ!」という言葉。これさえわかってもらえれば、この本を書いた甲斐があったという。
そうだよね。NASAが生み出したテフロンは世界の料理から風味を奪い、料理の進歩を何十年も遅らせた。
それはさておき、本書もやっぱり面白いのは出てくる人たちだ。そんな面白い人達と、著者は自分の距離を実感する。料理は愛情、の愛情をかける相手は、自分にとってはレストランの客ではない、ということだ。これもまた強く共感。
というわけで、食に関してイギリス人に共感することがあろうとはなあ、という、えらく陳腐な感想を持って締め。