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紙の本
〈自分らしさ〉って何だろう? 自分と向き合う心理学 (ちくまプリマー新書)
著者 榎本 博明 (著)
第二の誕生、鏡としての他者をもつこと、自己物語という視点…。心理学者である著者が、自分らしさと格闘してきた経験と、自分をめぐる心理学の知見を交えながら、「自分らしさ」をつ...
〈自分らしさ〉って何だろう? 自分と向き合う心理学 (ちくまプリマー新書)
〈自分らしさ〉って何だろう ――自分と向き合う心理学
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商品説明
第二の誕生、鏡としての他者をもつこと、自己物語という視点…。心理学者である著者が、自分らしさと格闘してきた経験と、自分をめぐる心理学の知見を交えながら、「自分らしさ」をつかむためのヒントを示す。【「TRC MARC」の商品解説】
青年期に誰しもがぶつかる〈自分らしさ〉の問題。答えを見出しにくい現代において、どうすれば自分らしく生きていけるのか。「自己物語」という視点から考える。【本の内容】
青年期に誰しもがぶつかる〈自分らしさ〉の問題。答えを見出しにくい現代において、「自己物語」という視点からヒントを提示する。【本の内容】
目次
- はじめに
- 第1章 なぜか自分が気になる
- 自分を見つめる自分がいる/第二の誕生/今の自分にどこか納得がいかない/理想自己を意識するようになる/「自分らしく」と言われても/つい人と比べてしまう/なぜ人と比べてしまうのか/アイデンティティをめぐる問い/自分を社会にどうつなげていくか/「ほんとうの自分」という言い訳/自分は探しても見つからない
- 第2章 なぜ、こんなに人の目が気になるんだろう?
- 人の目がどうも気になる/鏡としての他者をもつこと/他者の視線と自己イメージ/他者の視線に縛られる/人から認められたい/人の目に過敏な日本人/人の目が気になる病理/欧米と日本ではコミュニケーションが担う役割が異なる/遠慮のない自己主張が馴染まない日本的自己の構造/なぜ「人」のことを「人間」と言うのか
- 第3章 自分がわからない
- 自分が何をしたいのか、よくわからない/自分を見失いがちな青年期/大人への移行と通過儀礼/一人前の基準のあいまいな時代/目ざすべき大人像が見えにくい時代と青年期の延長/現代のモラトリアムと大人になりたくない心理/モラトリアム心理の変質/つかみどころのないアイデンティティ/プロテウス的人間/柔らかいアイデンティティの時代/アイデンティティ拡散/希薄化していく自分と他者からの承認/社会に居場所のない自分
- 第4章 自分らしさはどうしたら手にはいるのか
- 自分はどんな生き方をしているか/自己にまつわるエピソードに着目する/湯川秀樹の孤独な自分のエピソード/自己物語という視点/世代間の流れを用いた自己物語化/起承転結の流れを用いた自己物語化/自己物語の破綻と書き換え/語ることで見えてくる自分/聞き手のもつ重要な役割/自己を語る場の喪失/語り合いの中で浮上する自分らしさ/自分は多面体、いろんな可能性をもっている/新たな場に身を置くことで自分が見えてくる
- おわりに
著者紹介
榎本 博明
- 略歴
- 〈榎本博明〉1955年東京生まれ。東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。心理学博士。MP人間科学研究所代表。産業能率大学兼任講師。著書に「病的に自分が好きな人」など。
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