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紙の本
戦後経済史 私たちはどこで間違えたのか
著者 野口 悠紀雄 (著)
戦後70年をリアルタイムで生きた経済学者が、戦後日本経済のさまざまな出来事を一貫した筋書きの中に位置づけ、「われわれはいまどこにいるか」を明らかにする。戦後を振り返るため...
戦後経済史 私たちはどこで間違えたのか
戦後経済史
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商品説明
戦後70年をリアルタイムで生きた経済学者が、戦後日本経済のさまざまな出来事を一貫した筋書きの中に位置づけ、「われわれはいまどこにいるか」を明らかにする。戦後を振り返るための年表に自分史記入欄あり。【「TRC MARC」の商品解説】
著者が自らの体験談を豊富に織り交ぜて戦後史を語った、異色の経済書。
日本経済の変貌が著者個人の視点と経済学者としての大きな視点の両方から描かれます。
最初の記憶は、4歳のときに遭遇した東京大空襲。
戦後復興期に過ごした少年時代、1964年の大蔵省入省、アメリカ留学、そして80年代のバブル、90年代・2000年代のグローバリゼーション--。
日本経済は、ダイナミックな成長と成熟を遂げる半面で、
経済思想や政策手段の中に、戦時経済体制的なものをいまだに残している、と著者は指摘します。
戦後70年を迎え、日本経済を改めて理解するための必読書です。
【商品解説】
目次
- はじめに
- 戦後を振り返るための年表
- プロローグ
- 第1章 戦時体制が戦後に生き残る 1945-1959
- 第2章 なぜ高度成長ができたか? 1960-1970
- 第3章 企業一家が石油ショックに勝った 1971-1979
- 第4章 金ぴかの80年代 1980-1989
- 第5章 バブルも40年体制も崩壊した 1990-1999
- 第6章 世界は日本を置き去りにして進んだ 1980-
- エピローグ--われわれがいまなすべきは何か?
著者紹介
野口 悠紀雄
- 略歴
- 〈野口悠紀雄〉1940年東京生まれ。イェール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問。専攻はファイナンス理論、日本経済論。著書に「金融政策の死」など。
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紙の本
著者の集大成
2016/10/14 21:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまごろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦時総力戦体制はGHQによって全て清算されてはおらず、現在も残っていて、それが日本経済の障害になっているという「1940年体制史観」で著者の人生と共に戦後史を振返る。
著者は東大工学部から大蔵省に入省するが、元々は別の道を行く筈だった。故に典型的な大蔵官僚とは違うタイプで、米への留学もあって常に一歩退いた所で日本を見れている。
筆致も非常に読み易いので中高生にも勧めたい。
ただ、「豊かになるには真面目に働くこと」というのは日本経済の処方箋としてはちょっと…。
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振り返る日本の経済
2015/10/23 17:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦後経済を著者個人的な出来事とからめて語る本でした。特に1940年体制の話は初めて聞いたのでかなり楽しめました。