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商品説明
昭和22年、神戸三宮で薬屋を営む塙太吉は持ち前の商才を発揮し、やがて日本有数の大企業を造り上げるが―。昭和から平成を駆け抜けた流通王の栄枯盛衰を描く、圧巻の経済小説!!【「BOOK」データベースの商品解説】
昭和22年、闇市で薬屋を営む塙太吉は、持ち前の商才を発揮し、流通業界最大の企業を造り上げる。だが、意図せず事件に巻き込まれ…。己の信念を遂行しようと駆け抜けた男の栄枯盛衰を描く。『小説すばる』掲載を加筆修正。【「TRC MARC」の商品解説】
戦後、神戸三宮の闇市で薬屋を営んでいた塙太吉は、進駐軍の将校相手に御用聞きをしている深町信介と出会う。薬を大量に売り捌くという深町の提案に乗った塙は、膨大な儲けを手にする。
昭和32年、門真にスーパーマーケット「誠実屋」を開業。その後、格安の牛肉を店頭に並べることに成功し、業績は劇的に向上した。
東京への進出計画も順調に進むが、不動産王・久島栄太郎に弱みを握られ、さらに意図せず深町の死に関わってしまい、塙は絶体絶命の危機に陥る。【商品解説】
著者紹介
楡 周平
- 略歴
- 1957年、岩手県生まれ。米国系企業在職中の1996年に書いた『Cの福音』がベストセラーとなり、翌年より作家業に専念する。ハードボイルド、ミステリーから時事問題を反映させた経済小説まで幅広く手がける。
著書に「朝倉恭介」シリーズ、「有川崇」シリーズ、『再生巨流』『修羅の宴』『レイク・クローバー』『象の墓場』『スリーパー』『ミッション建国』等多数。
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