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紙の本
せんそうしない
著者 たにかわ しゅんたろう (ぶん),えがしら みちこ (え)
ちきゅうにいきるいきもののなかで、せんそうをはじめるのはにんげんだけ。それもおとなだけ。戦後70年、戦争と平和を考える本。【「BOOK」データベースの商品解説】ちきゅうに...
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商品説明
ちきゅうにいきるいきもののなかで、せんそうをはじめるのはにんげんだけ。それもおとなだけ。戦後70年、戦争と平和を考える本。【「BOOK」データベースの商品解説】
ちきゅうにいきるいきもののなかで、せんそうをはじめるのは、にんげんだけ。それも、おとなだけ-。詩人・谷川俊太郎とイラストレーター・江頭路子のコラボで生まれた、戦争と平和を考える本。【「TRC MARC」の商品解説】
ちょうちょと ちょうちょは せんそうしない
きんぎょと きんぎょも せんそうしない
くじらと くじらは せんそうしない
まつのき かしのき せんそうしない
谷川俊太郎の言葉で語られる戦争への思い、江頭路子の絵の透明な生命力が融合して、ひとつの世界観を作り出しています。人間の知恵はどこにあるのかを、静かに問いかける絵本。【商品解説】
著者紹介
たにかわ しゅんたろう
- 略歴
- 〈たにかわしゅんたろう〉1931年東京生まれ。詩人。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表。
〈えがしらみちこ〉1978年福岡生まれ。熊本大学教育学部卒業。イラストレーター、絵本作家。
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紙の本
『せんそうしない』
2018/01/15 22:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょうちょと ちょうちょは せんそうしない
きんぎょと きんぎょも せんそうしない
こどもと こどもは せんそうしない
けんかは するけど せんそうしない
せんそうするのは おとなと おとな
うみと かわは せんそうしない
つきと ほしも せんそうしない
谷川俊太郎の詩を江頭路子が子どもたちの笑顔に託し水彩で表現した絵本
明るい色彩で表情豊かに描かれる12場面の中で第10場面の暗い廃墟が目に焼きつく
ひとが ひとに ころされる
しぬより さきに ころされる
戦後70年を機に出版された“戦争と平和を考える本”
紙の本
子どもたちに伝えないといけないこと
2015/09/13 07:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦後70年を迎えた今年、高齢化によって戦時中のことを知る人が減少していることが問題化している。どのように子どもたちに戦争の悲惨さを伝承していくか。
それは戦後生まれの私たち全員が考えなければならない問題だろう。
爆弾が落とされ、街が燃え上がったことを知らない私たち。食べ物がなく、飢えてなくなった人がいることを知らない私たち。銃剣で子どもを殺したことも、殺されたこともない私たち。愛する人を戦地に送りだしたことのない私たち。その人が帰ってこなかったことさえ知らない私たち。
そんな私たちが、どのように戦争はよくないんだよと伝えていけばいいのだろう。
安保法案を推し進めようとする政治家たちの多くも戦後生まれだ。それでも、戦争までの距離を何歩も縮めようとするのはどうしてだろう。
知らないからできるのだろうか。
そうではないような気がする。
知らなくても、私たちは想像できる。戦争のことを想像できる。燃える街のことも殺したり殺されたりすることも想像できる。
ちいさなきっかけで。ちいさな言葉で。
それがこの絵本なのかもしれない。
詩人のたにがわしゅんたろう(谷川俊太郎)さんがやさしい日本語で、戦争反対をうたった絵本。
ひらがなだけで書かれてはいるけれど、最初は大人が読んであげるのがいいかもしれない。
言葉のリズムが子どもたちに想像の翼を広げさせるはず。
次は子どもたちが自分で読んでみると、いい。声を出して読んでみると、いい。
想像の翼は、きっと強く大きくはばたくだろう。
「せんそう しない」。
書かれていることは、少しも難しくはない。何故、「せんそう しない」かが明確にわかる。
誰も殺したり殺されくないからだ。
そんな簡単なことが、国を守るとか子どもを守るみたいな、あるいは法案説明の難解な答弁で歪められていくのは、おかしい。
子どもたちに国会での大人の声が理解できるだろうか。
えがしらみちこ(江頭路子)さんの描く、男の子と女の子。
この子たちの未来を。私たちは守れるだろうか。
紙の本
こんなふうに言われたら
2015/10/28 06:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふくちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
声だかに「せんそうはだめ」と言われるよりも
こんなふうに言われたら偉い人たちも感じることができるのかな
わいんと にほんしゅ
うみとかわ つきとほし
ちょうちょと ちょうちょう はせんそうしない
ですからね
水彩画の絵も親しみやすくおよそテーマとは関係ないような
絵柄です
子どもたちに読んでいます、大人だけにも読んでいます
読むだけでちゃんと意味は通じますね
紙の本
当たり前のことだけど
2023/11/17 17:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
当たり前のことだけど、私たちが目を背けてはいけない事実が、谷川俊太郎さんの言葉で語られる。
動物も子どももけんかはしても戦争はしない。
戦争をするのは誰か。
戦争とは何か。
人が人を殺す、殺される・・・
戦争に関わる大人たちに、心を無垢にして向き合ってほしい。
紙の本
良いような悪いような
2015/08/20 21:06
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たぬき - この投稿者のレビュー一覧を見る
有名な詩人の新作。ホットなテーマ。ということで買ってみたが、もともと詩を解さない人間には難しかった。人に読み聞かせてみたところ、「それで、何が言いたいの?」と言われてしまった。言いたいことは「せんそうしない」!につきると思うが。
紙の本
戦争
2023/03/07 00:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
せんそうするのはおとなとおとな
確かにそうだよな、と思いました。地球上の生き物で、戦争するのは人間の大人だけ。子供だって、けんかはするけれど戦争はしない。
紙の本
新聞書評を見て
2017/05/27 07:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:休みの朝 - この投稿者のレビュー一覧を見る
わたしが子どもに伝えたい事は、わたしやあなたに必要な、一切合切のものを、戦争はすべて否定し、奪って行ってしまうという事。
そして、その悲しみや悲惨さは決して癒される事はないという事。
生きている者同士の単なる争いでは無い、戦争をしたい人達の思惑、浅はかさ、そして莫大なお金の流れが歴然とある中で、戦争を許さない心を育てるには、この詩だけでは、余りにも弱く感じます。
人間が、死ぬ前に、殺し殺される事を、正当化する人達に、愚かだね、というだけでは、わたしには足りないのです。
大切な家族と離れた、遠い国に、自身に何の直接の利害無い人達の住む所へ、兵隊として行き、飢え、渇き、どの様な最期だったのかもわからない、最後に何を願ったのか知る事も出来ない、そういう目に合わした人達を、絶対に許さないし、忘れない。それが、戦争で、国民同士が武力で戦わされるという事。誰かの子であり、親である人同士が、そしてその家族が、平穏な日常を金輪際失ってしまうという事。