紙の本
子供たちを見守る。
2015/12/19 20:54
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
山崎ぶたぶた氏。バレーボールくらいのピンクのブタのぬいぐるみ。
ぷにぷにした感触、ビーズの点目、片耳が折れてる。
思わず抱きしめたくなるような可愛い見た目。
だが、心はれっきとした人。しかも中年男性…!?
今回はカウンセラー。迷える子供たちの心を軽くし成長を見守る。
紙の本
必要だわ ぶたぶた
2019/01/16 10:48
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
スクールカウンセラーなぶたぶた。そうきたか。
学校もいろんな問題あると言うし、必要だわ ぶたぶた!
すごいことを言うわけではないのだろうけど、話を聞けるというスキルは重宝だよマジで。
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うーん、昔を思い出したよ。私もいじめられたとき、こんなカウンセラーさんがいたら、きっとここまで後々心の傷にならずに済んだかもしれないなぁ。ぶたぶた、カウンセラーってピッタリすぎるでしよ。言いにくいことでも、ポロっと喋っちゃうよ、たぶん。でも、精神科医がピンキリなのと同じで、スクールカウンセラーもピンキリなんだろうなぁ。
私はね、他にも色々と理由はあったのでしょうけど、先生が私を贔屓したので、いじめられたのです。ここに出てくる子供達の悩みが二三被ってますね。
教師だって人間ですから、好きな子とそれ以外ってのもあるのでしょう。ここに出てくる美人女教師のように、狙ってたんじゃないと思います。無意識の行動であったんだろうと。
でもね、教師だからね。無意識だから許されることはないですよね。
私は、未だにあの担任の夢を見るし、そのたびに、あんたのせいで、私は!とすごい夢の中で恨みつらみを吐いてます。当然いじめてきた奴も、夢に出てきます。やっぱり、すごく怒ってしまう。
まだ、怒りが自分の中にいっぱいいっぱい残ってるんだろうなぁと思います。
そして、自分も誰かにそういうことをしていたことはなかったか、と考えるのです。
まるきり、無かったとは言えないと思う。当日は、友人にこの理不尽な怒りを吐き出してた…というか、誰も信じられなくなっていて、そんな私の態度で傷つけたこともきっとあっただろうと。
その友人には謝罪して、お互い腹を割って話したりしたけど、それから以後は、すごく人間関係に気をつけてます。
自分のイライラを、人にぶつけてないかな、とか。自分がされたら嫌なこと、誰かにしてないかな、と。
ぶたぶたさんは、素敵なことを言ってましたね。人には想像力っていう、素敵な魔法があるって。それが、人を成長させたり、相手を思いやったり、他人を理解するためのよすがになると。
ほんとに、その通りだと思うんです。
いつか、子供ができて、少し大きくなったら、ぶたぶたシリーズは読んであげたいなぁと、改めて思いました。
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久々ぶりにぶたぶたさんらしい話を読んだと思った。
教師のたかりに、いじめ等々、でもぶたぶたさんの言葉に導かれて答えを見つけていく人物たち。
なんだか読んでいてほっとする。
ぶたぶたさんシリーズを読んでいて一番いいなというのは、そのまんまの自分でいいんだよ、と肯定されるような気持になれることかな。
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今回のぶたぶたさんはスクールカウンセラー。わたしの中学生の時にこんなカウンセラーがいたらなあと思います。
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矢崎存美さんの書かれる「ぶたぶたシリーズ」が大好きなで、シリーズすべての物語を読んできた。つい先日発売された「学校のぶたぶた (光文社文庫)」も発売後すぐに買い求めたが、いつもどおりの心温まる物語だった。
《あらすじ》
主人公はピンクのぬいぐるみ。名前は「山崎ぶたぶた」。『バレーボールくらいの桜色のぬいぐるみで、手足の先には濃いピンク色の布が張ってある。黒ビーズの点目に、突き出た鼻、大きな耳は右側がそっくり返っている』というのがぶたぶたの姿形だ。
今回はぶたぶたが、中学校のスクールカウンセラーとして登場。新たに着任した中学校でいろいろな生徒と交流を持っていく。
学校生活や家庭生活に特に不満はないものの、なんとなくモヤモヤとした気分を抱えている女子生徒。中学生になってから急に無口になってしまい、必要最低限のことしか話さないなった男子生徒。友達を階段から突き落としてけがをさせてしまった女子生徒など、いろいろな生徒がスクールカウンセラーのぶたぶたと交流し、自分自身を見つめ直すきっかけを得ていく。
さらに、生徒だけではなく生徒たちを見守る先生たちや親にとっても、スクールカウンセラーのぶたぶたは心を穏やかにさせる存在となっていく。
物語の舞台は中学校でありそこに通う中学生が中心だが、中学生ならではの悩みや心の動きには、ずいぶん前に中学生だった私にも共感できるものや懐かしく感じるものがあった。大人になって思い返すとなんでもなかったことも、中学生当時は心の底から悩んだということはあったなと思い出す。
「ぶたぶたシリーズ」の主人公はピンクのぬいぐるみだが、ただのぬいぐるみではなく、歩いて、しゃべって、仕事をしていて、料理が上手な優しい中年男性。綺麗な奥さんと可愛い娘さん二人がいるが、奥さんと娘さんはぬいぐるみではなく普通の人間という設定だ。
そんな"ぶたぶた"と知り合った人々は、心に抱えていた悩みや悲しみが徐々に薄れていき、ぶたぶたと知り合ったことで幸せになっていくというストーリー展開が一貫している。今回はぶたぶたの日常や家族に関することなどは出てこないものの、他のシリーズ作品と同様に周囲の人の心が癒されていくという、童話のような心温まる物語となっていた。
今回の作品はシリーズ化されて21作目。どの作品もほのぼのとした心温まる物語であるうえに、書き下ろし作品ばかりなのでシリーズのどこから読んでも楽しめる。読んだ人を必ず元気にしてくれる、心のサプリメントのようなシリーズだと思う。
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ぶたぶたさんのカウンセラーなんて!点目で見つめ合ったらポロッと心の悩みとか言ってしまいそうです。「秘してこそのぶたぶた」そうですねぇ皆のぶたぶたさんで居てほしいけど、マル秘感がいいですよね。
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今回は見ているだけで癒されるぶたぶたさんにピッタリの職業、中学校のカウンセラー♪最後まで悩みに付き合ってくれるし、声だけでも安心感を与えてくれたり、安眠にも効果あり!?さすがぶたぶたさん!読んでいるだけで癒される~(*´ω`*)ぶたぶたさんが作ってくる弁当も美味しそう(^q^)ぶたぶたさんの料理レシピ集を出して欲しいなぁ(^o^)「好奇心」に登場する後藤信がとてもカワイイ(*^^*)
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ぶたぶたシリーズ。今度はスクールカウンセラーになったぶたぶたさん。ストレス感じても、ぶたぶたさんが話を聞いてくれたら、すごく癒されそう。いいなぁ。「弱い人」の元野先生の気持ちがすごくわかる。何かあってもぶたぶたさんがそばにいてくれたら、なんとかなりそうだもんね。
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シリーズ21作目。
「大いなるマンネリ」と思いつつも手に取ってしまうシリーズ。
本作では、職人芸が優れたり、家族が出てきたりといった、ここ最近のパターンとは違って原点に近くなった気がしますね。
ぶたぶたと最初に遭遇して、驚くけれど結構すんなり馴染んでしまう人が多いのが気になったのが、本作ではパニックで逃げ出す人とか居たりするのが昔のぶたぶたを彷彿とさせました。
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面白かった。最初ぶたぶたの正体がわからず、着ぐるみかと思っていたが、ほんとにバレーボール大のちっちゃなブタのぬいぐるみだとわかり、そのナンセンスぶりにびっくり!
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安定の癒され度♪職業がなんであれ、ぶたぶたさんならOKと思う自分にイエローカード。スクールカウンセラーは適職のような気もしますがまずぶたぶたさんに会った時点で「あー、病んでるな」とか思いそう。困った親に困った教頭。あるある、なんでしょうね。ぶたぶたさんのお弁当はとても美味しそう。後書きで、お弁当に特化したぶたぶたさんの構想がありそうな無さそうな。ぜひ期待したい所です♪
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21作目になるそうですが、今回は社会の問題をぶたぶたさんらしさで解決(?)して行く話で、まあ本当にこんなカウンセラーさんがいたらいいんでしょうねえ。いい話と思います。軽く読めるのがいい。
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今回のぶたぶたは「学校」が舞台です。
スクールカウンセラーとなって中学校に登場します。
カウンセラーってある意味、最適かもしれません。
見てるだけで癒される感じでは?
ほんわかですが、もの足りない感じもありました。
もっと読みたい!
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ぶたぶたさんシリーズ。
スクールカウンセラーのぶたぶたさん。
今までのシリーズでも、みんなの悩み事を解決したりしていたから、直球ど真ん中なお仕事だ。
お悩み多き中学生が相手だけれど、ちょっとひとひねり変ったお悩みだった。
食べ物がメインのお話ではないけれど、さすがは矢崎さんの本、お弁当が美味しそうだ。
しかし、学校が舞台の小説や漫画って、必ず教頭先生が曲者なんですよね。
読んでいて、今放送中の某合唱ドラマの教頭の顔が浮かんでしまって仕方ありませんでした。