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2016年7月期メディア化特集(~7/28)

職業としての小説家
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2015/09/10
  • 出版社: スイッチ・パブリッシング
  • サイズ:20cm/313p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-88418-443-8
  • 国内送料無料

紙の本

職業としての小説家 (SWITCH LIBRARY)

著者 村上 春樹 (著)

「MONKEY」大好評連載の“村上春樹私的講演録”に、大幅な書き下ろし150枚を加え、読書界待望の渾身の一冊、ついに発刊!【「BOOK」データベースの商品解説】誰のために...

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職業としての小説家 (SWITCH LIBRARY)

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商品説明

「MONKEY」大好評連載の“村上春樹私的講演録”に、大幅な書き下ろし150枚を加え、読書界待望の渾身の一冊、ついに発刊!【「BOOK」データベースの商品解説】

誰のために書くのか、どのように書くのか、なぜ小説を書き続けるのか、小説を書くための強い心とは…。村上春樹の自伝的エッセイ。『MONKEY』連載に書き下ろし、河合隼雄についての講演原稿を加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

村上 春樹

略歴
〈村上春樹〉1949年生まれ。作家、翻訳家。著書に「1Q84」「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」「女のいない男たち」など。

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みんなのレビュー191件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

著者近影に驚かされる

2015/09/29 01:25

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:でいびす - この投稿者のレビュー一覧を見る

紀伊国屋書店が買い取る、とかで話題になりました。ネット書店、特に、アマゾンに対抗とのことですが、読者からすると、書店だろうがインターネットだろうが、買いたいところで買えるのが理想だと思います。hontoの通販で買えないのか心配しましたが、無事に買えて良かったです。

まずは、カバーの著者近影に驚きました。
人前に出るのが嫌いな著者が、よくオーケーしたな。
編集者はどうやって村上さんを口説いたのだろうというのが第一印象でした。

内容は、著者自身が小説に向き合う姿勢を真摯に語ったものでした。
流石に文章が上手い。最後に語り口調に統一した様ですが(読者にキチンと伝えたいという気持ちが伝わって来ます)、小説の様にグイグイ魅かれて一気に読み終えてしまいました。

神宮球場で小説を書こうと思ったこと。これは過去に何度かエッセイに書かれてましたが、これほど詳しく、そして絶対的な自信を持って語られたのは初めてではないでしょうか。
群像新人賞をとったことはとても嬉しかったが、芥川賞はとってもとれなくてもよかった、そして、作品や自分自身に対する批判で辛い思いもしたが、ある意味見返すために海外に出た、小説を書くために、走ることを日課にして自分を追い込む姿勢など、今まで断片的に話していたことが割と強めの口調で語られています。正直、作家って大変なんだなと思います。でも、「そんなことは小説家として当たり前ですよね」とサラッと書くのが、村上さんらしくて良いのだけれど。

読み終えて、著者近影がカバーになった意味が分かりました。
村上さん、60歳を超えて「自分に自信を持った」ということですね。
文壇とは無縁、サイン会もしないけど、「カバーで顔ぐらい出してもいいよね」と思うくらい、自らを小説家と自認し、作家活動とその作品たちを認めたからだと思います。
小説を書く目的、そのための準備としての体力作りや生活リズムの確立、そして自分の作品の影響力などの全てを、この本をまとめることで確認できたのではないでしょうか。

春樹ファン(もうすでに読み終わっていると思いますが)のみならず、アンチ春樹派の方にも読んでいただきたい一冊だと思います。村上さん、芯のしっかりした、普通の方です。

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紙の本

村上春樹さんがもっと好きになる

2015/11/05 07:18

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹さんには確かに岩盤のように強固な支持層がいて、それらの人たちのことはハルキストとか村上主義者と呼ばれているそうですが、この本のように小説でなくてもかなりの部数を売り上げている。
 特にこの本の場合は「自伝的エッセイ」と銘打たれているから、村上主義者の人は確実に手にするだろうが、できれば村上さんのことが好きではないという読者にも読んでもらいたい一冊だ。
 それほどに、面白かったし、刺激的だった。

 まず何といっても、読みやすい。
 この本がどのようにして誕生したかは「あとがき」で村上さん自身が書いているが、講演原稿を書くようなつもりで書かれたという。「だいたい三十人から四十人くらいの人」が講演を聴いているイメージで書いたという。読んだ感想でいえば、むしろ村上さんと一対一のインタビューで話を聴いている感じがする。
 それって、すごく贅沢だと思いません?
 講演というのは声という音声の加減もあるが、大体において耳に心地いい。そんな文体で書かれているのであるから、読みやすいのももっともだ。

 この本はタイトルのとおり、「職業として」どのように就いたのかみたいな話もあるし、芥川賞をとれなかった村上さんの文学賞全般に対する話もある。今年のノーベル賞発表の際には、この本からそのあたりのくだりがかなり引用されていた。
 何よりもこの本は村上さんなりの作文術に満ち溢れているのが、いい。
 先ほどの「あとがき」にも「本書が小説家を志す人々のためのガイドブック」になりえているか、と村上さんが書いているように、何か書きたい、それは小説でなくともいいのだが、と思っている人には刺激的かつ有益な文章がつづく。
 村上さんが好きかどうかはともかくとして、参考にはなるだろうし、ふむふむこういう風にして村上作品は出来ているのだと感心したりする。
 ちょうど夜中に自分に替わって靴を作ってくれる小人を見つけた気分だ。
 例えばこんな文章。「どんな文章にだって必ず改良の余地はある」。

 この本を読んで小説家という「職業」が素晴らしいと思うかどうかは人それぞれだが、少なくとも村上春樹さんには合っていたのだと思う。

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紙の本

まず妻より始めよ

2016/05/30 11:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:デンジャーメロン - この投稿者のレビュー一覧を見る

著作は、気が付くと、ほとんど読んでいました。けして「ファン」だとは言いたくないが、そのくせ読んでいたのだった・・・というのは彼の作品の魅力なのでしょう。
「まず妻に読んでもらう」
これが彼の活動のキモだと思います。
奥さんが居なかったら、小説家としての彼どころか、今の彼自身も居なかったのでは・・・と考えてしまいました。

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紙の本

紙上講演会「小説を書く心がまえ」

2016/03/07 22:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹さんは、とんでもなく影響力のある作家さんです。
立ち位置も極めて個性的です。
その源泉となる心がまえが、この本にまとめられていました。

わたしは村上さん本人に対して、これまで特別な感情は持っていませんでした。
作品には興味がありますので、何作か書評にまとめています。
合う作品もあるし、振り向いてくれなかったこともあります。
それは本来、当たり前のはずなのです。

ところが、あの村上春樹なんだから、作品はすべて面白いとかの盲目的な
評価を耳にすることがあります。いささか驚いてしまいます。
村上さんに芥川賞を与えなかったのは最大の失敗だとか、次のノーベル
文学賞は当確だとかにつながる話ですね。
そういった議論は作品の質とは関係ない気がしてしょうがないのです。

この本を読んで、少し認識が改まりました。いやはや、なかなかすごい人ですね。
たまたま「小説を書く」という仕事を選んだだけなのですね。
きちんと時間を決め、心を落ち着け、体のコンディションに気を配り、一日
十枚と決めて書くというスタイルは、ちゃんと仕事をするという形の現れで
あり、何も特別なことではありません。
何をどのように書くかということが作家のすごさであるのですが、しばしば
それが作家自身になにか超人的な、もしくは破滅的なものを期待され、その
混同に村上さんは困惑しています。

自分の書くものを読者に届けたい、もし誰も反応しなければ自分で楽しむ
しかないと考えています。
それは読者におもねるような商業的なものではなく、自らの内省的行為に
反応してくれる人がいたら嬉しいというスタンスです。
締め切りを設けず、書けたら出版社に持ち込むというスタイルを最初から貫
いています。
実践できている作家さんはほとんどいないだろうし、村上さん自身も読者と
機会に恵まれたと語っています。

また、執筆の進め方も非常に魅力的です。
なにかの記事で、ストーリーを決めず、登場人物たちが動いてくれるのに任
せて書き留めているだけと聞いていましたが、具体的な意味が分かりました。
まず一回、思いついたままの状態で、最初から最後まで物語を作ってしまうのです。
それを元に頭から書き直すのです。
校正ではなく書き直しなんです。驚きました。

プロットなどの戦略的計画性に対し、自分の中に浮かんだものを丹念に
すくい、すすいでいくという泥臭い進め方なのですね。

自分の書いた物語の塊を見つめ、二~三回書き直し、そこで初めて校正という
技術的な調整を行います。
その作業を経て、まずは奥様に読んでもらいます。
指摘された部分は、よほどのことがない限りすべて手を入れるそうです。
直し方はいろいろですが、なにか引っかかりがあるのだろうとの判断です。
こうして編集者のもとに原稿が届きます。当然、そこから直しが何度か入ります。

想像していたのと全然違いました。
この作業プロセスに感銘を受けるとともに、この作家さんを支えている源泉の
ようなものを感じました。
好きなことは、どんなに手がかかっても努力と思っていないあたりも、ビジ
ネス本で目にする上昇気流に乗った経営者と通じるものを感じます。

大変興味をそそられました。
読んだり書いたりが好きな人にとって、極めて価値のある一冊だと思います。

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紙の本

はじめての村上さんの作品

2015/12/19 19:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:森のくまさんか? - この投稿者のレビュー一覧を見る

本作品ではじめて村上さんの作品を読みました。

今までは どうも村上さんの作品に手を出しにくかったのですが、

本作品を読み、村上さんの小説家としての生き様というか

哲学みたいなものを感じました。

もし 村上さんが 私の友達になった人としたら、

私は こういうでしょう。こいつ めっちゃええ奴やな!(ゴメンナサイ)

他の作品も読んでみたくなりました。

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紙の本

ハルキ学

2015/10/30 23:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹が芥川賞を獲れなかったのは、文壇の嫉妬―ある文芸評論家が講演で述べた。本書を読み進むに従い、その回答が(春樹氏自身の回答が)分かってくる。ハルキストなら(ハルキストでなくとも)読む価値は充分。平易な文章こそが名文と古今東西、言われ続けているが、その点でも参考になる。

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紙の本

村上春樹好きにおすすめ

2015/10/16 22:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:apricot0207 - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹の自伝的エッセイ。村上春樹の小説家としてのスタートや執筆に対する姿勢、文学賞に対する考察などが12章にわたって示されている一冊。他の書籍等で既知の事柄もあったが、村上春樹の人となりが分かり、より一層その著作への興味が沸いた。

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紙の本

オートマこびと

2015/10/19 11:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つよし - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹が、「書くべきものなど、何もない」という自己認識から創作の道に入った、というくだりが印象的だった。作家は特殊な人たちという先入観があるが、ここで語られる村上春樹は極めて「普通の人」だ。ただ、違いがあるとすれば、何もないところから物語を生み出していく技術と体力、そして内的な衝動のようなもの。村上はそれを「マジック」と呼ぶ。マジックの種は本書でいくつか明かされている。人々の生態に対する観察眼、観察したものをありのまま記憶する「脳内キャビネット」、キャビネットからイメージを取り出し、組み合わせて生み出されるキャラクターたち。村上が名付けた「オートマこびと」はその機能の一部を担う無意識のようなものだろうか。
村上の創作にはまだまだ秘密がありそうだが、本書はその一部を惜しげもなく開陳している村上ファンには必読の書だ。

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紙の本

新曲入りベスト盤的な「村上春樹自身による村上春樹」

2015/09/16 00:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る

音楽に例えるなら新曲入りベスト盤といったところか。春樹ファンにはお馴染みのエピソードも多いし、また新しく語られたものもある。コアなファンには新たな発見があるだろうし、村上春樹について興味はあるがまだ作品を読んでいない、あるいはいくつか読んでみたがどうもよくわからない、という人にとっては「村上春樹自身による村上春樹入門」としても読むことができるだろう。

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紙の本

村上春樹の小説論、小説家論、芸術家論

2016/04/29 15:18

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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

これは村上春樹氏の自伝的エッセイである。大筋としては、小説を書きたいと思っている人に向けての講演録みたいな形になっているが、その中で述べられているのは著者自身の小説論、小説家論、芸術家論みたいなものである。具体的に自身の過去の作品を例にとって語られているので、村上作品が好きな人にとっては、非常に興味深い内容となっている。

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紙の本

驚きの校正頻度

2016/01/21 20:07

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投稿者:たくみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

コンテンポラリー作家としての生き方を素直に吐露。
これほど真摯に文章と向かい合うからこそ、超一流の「職業としての小説家」になれるのだということを実感した。
やっつけ仕事の貴志祐介「エンタテイメントの作り方」と対照的。

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紙の本

ふむふむ

2015/10/08 07:29

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投稿者:hohoho - この投稿者のレビュー一覧を見る

雑文集はあいさつ文やら短編など様々な文章がつめこまれたまさに「雑文」集でしたが、今回はタイトルの通り小説に関しての(小説家になりたい人への)本です。

表紙が自分を曝すことを好まないことで有名な著者自身の写真でかなり驚きました。

おなじみの頑なな部分と礼儀正しさ、文章や自らの信じるものに対しての真摯さ誠実さが好ましいと思いました。
今までにない!という内容ではなく、小説や小説を書く仕事についての村上春樹のやり方での解説です。

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紙の本

小説とは?小説家とは?

2015/10/01 15:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヒロクロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

架空の講演という設定で書き下ろした自伝的エッセイ。これまで断片的に語られてきたエピソードや思いが集約されている。文壇と一線を引くことで独特の立ち位置と世界的評価を手に入れた著者ならではの小説論であり作家論になっている。

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紙の本

素晴らしい

2015/11/22 08:23

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投稿者:よよん - この投稿者のレビュー一覧を見る

紀伊国屋が本を買い占めるという離れ技で、さらなる話題を呼んだわけですが、内容も素晴らしいです。
相変わらず読みやすい文章で十二分に楽しめた。

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紙の本

矜持

2015/11/18 06:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほし☆ - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹の小説を書くことへの姿勢、バックグラウンドが理解できる1冊。小説を書くことを趣味ではなく職業とすることの矜持が垣間見える。

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