サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 261件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2015/09/10
  • 出版社: スイッチ・パブリッシング
  • サイズ:20cm/313p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-88418-443-8

紙の本

職業としての小説家 (SWITCH LIBRARY)

著者 村上 春樹 (著)

「MONKEY」大好評連載の“村上春樹私的講演録”に、大幅な書き下ろし150枚を加え、読書界待望の渾身の一冊、ついに発刊!【「BOOK」データベースの商品解説】誰のために...

もっと見る

職業としての小説家 (SWITCH LIBRARY)

税込 1,980 18pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

「MONKEY」大好評連載の“村上春樹私的講演録”に、大幅な書き下ろし150枚を加え、読書界待望の渾身の一冊、ついに発刊!【「BOOK」データベースの商品解説】

誰のために書くのか、どのように書くのか、なぜ小説を書き続けるのか、小説を書くための強い心とは…。村上春樹の自伝的エッセイ。『MONKEY』連載に書き下ろし、河合隼雄についての講演原稿を加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

村上 春樹

略歴
〈村上春樹〉1949年生まれ。作家、翻訳家。著書に「1Q84」「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」「女のいない男たち」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー261件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

著者近影に驚かされる

2015/09/29 01:25

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:でいびす - この投稿者のレビュー一覧を見る

紀伊国屋書店が買い取る、とかで話題になりました。ネット書店、特に、アマゾンに対抗とのことですが、読者からすると、書店だろうがインターネットだろうが、買いたいところで買えるのが理想だと思います。hontoの通販で買えないのか心配しましたが、無事に買えて良かったです。

まずは、カバーの著者近影に驚きました。
人前に出るのが嫌いな著者が、よくオーケーしたな。
編集者はどうやって村上さんを口説いたのだろうというのが第一印象でした。

内容は、著者自身が小説に向き合う姿勢を真摯に語ったものでした。
流石に文章が上手い。最後に語り口調に統一した様ですが(読者にキチンと伝えたいという気持ちが伝わって来ます)、小説の様にグイグイ魅かれて一気に読み終えてしまいました。

神宮球場で小説を書こうと思ったこと。これは過去に何度かエッセイに書かれてましたが、これほど詳しく、そして絶対的な自信を持って語られたのは初めてではないでしょうか。
群像新人賞をとったことはとても嬉しかったが、芥川賞はとってもとれなくてもよかった、そして、作品や自分自身に対する批判で辛い思いもしたが、ある意味見返すために海外に出た、小説を書くために、走ることを日課にして自分を追い込む姿勢など、今まで断片的に話していたことが割と強めの口調で語られています。正直、作家って大変なんだなと思います。でも、「そんなことは小説家として当たり前ですよね」とサラッと書くのが、村上さんらしくて良いのだけれど。

読み終えて、著者近影がカバーになった意味が分かりました。
村上さん、60歳を超えて「自分に自信を持った」ということですね。
文壇とは無縁、サイン会もしないけど、「カバーで顔ぐらい出してもいいよね」と思うくらい、自らを小説家と自認し、作家活動とその作品たちを認めたからだと思います。
小説を書く目的、そのための準備としての体力作りや生活リズムの確立、そして自分の作品の影響力などの全てを、この本をまとめることで確認できたのではないでしょうか。

春樹ファン(もうすでに読み終わっていると思いますが)のみならず、アンチ春樹派の方にも読んでいただきたい一冊だと思います。村上さん、芯のしっかりした、普通の方です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

村上春樹さんがもっと好きになる

2015/11/05 07:18

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹さんには確かに岩盤のように強固な支持層がいて、それらの人たちのことはハルキストとか村上主義者と呼ばれているそうですが、この本のように小説でなくてもかなりの部数を売り上げている。
 特にこの本の場合は「自伝的エッセイ」と銘打たれているから、村上主義者の人は確実に手にするだろうが、できれば村上さんのことが好きではないという読者にも読んでもらいたい一冊だ。
 それほどに、面白かったし、刺激的だった。

 まず何といっても、読みやすい。
 この本がどのようにして誕生したかは「あとがき」で村上さん自身が書いているが、講演原稿を書くようなつもりで書かれたという。「だいたい三十人から四十人くらいの人」が講演を聴いているイメージで書いたという。読んだ感想でいえば、むしろ村上さんと一対一のインタビューで話を聴いている感じがする。
 それって、すごく贅沢だと思いません?
 講演というのは声という音声の加減もあるが、大体において耳に心地いい。そんな文体で書かれているのであるから、読みやすいのももっともだ。

 この本はタイトルのとおり、「職業として」どのように就いたのかみたいな話もあるし、芥川賞をとれなかった村上さんの文学賞全般に対する話もある。今年のノーベル賞発表の際には、この本からそのあたりのくだりがかなり引用されていた。
 何よりもこの本は村上さんなりの作文術に満ち溢れているのが、いい。
 先ほどの「あとがき」にも「本書が小説家を志す人々のためのガイドブック」になりえているか、と村上さんが書いているように、何か書きたい、それは小説でなくともいいのだが、と思っている人には刺激的かつ有益な文章がつづく。
 村上さんが好きかどうかはともかくとして、参考にはなるだろうし、ふむふむこういう風にして村上作品は出来ているのだと感心したりする。
 ちょうど夜中に自分に替わって靴を作ってくれる小人を見つけた気分だ。
 例えばこんな文章。「どんな文章にだって必ず改良の余地はある」。

 この本を読んで小説家という「職業」が素晴らしいと思うかどうかは人それぞれだが、少なくとも村上春樹さんには合っていたのだと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

これこそ、読書の真髄、醍醐味。

2022/07/09 08:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

世界50の言語に翻訳されている村上作品。だが、意外なことに国内での批判にさらされる事が多いと筆者は語る。

そして、何より大事なのは読者なのだと。一人一人と直接会うことは少ないにしても、表面的なことでなく、無意識のもっと奥の深いところで繋がっているとの話に多いに感銘。

「重要なのは、交換不可能であるべきは、僕とその人が繋がっているという事実です。どこでどんな具合に繋がっているのか、細かいことまではわかりません。でもずっと下の方の、暗いところで僕の根っことその人の根っこが繋がっているという感触があります。それはあまりに深くて暗いところなので、ちょっとそこまで様子を見に行くということもできません。でも、物語というシステムを通して、僕らはそれが繋がっていると感じ取る事ができます。養分が行き来している実感があります」

これこそ、読書の真髄、醍醐味ではないか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

紙上講演会「小説を書く心がまえ」

2017/12/27 10:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹さんは、とんでもなく影響力のある作家さんです。
立ち位置も極めて個性的です。
その源泉となる心がまえが、この本にまとめられていました。

わたしは村上さん本人に対して、これまで特別な感情は
持っていませんでした。作品には興味がありますので、
何作か書評にまとめています。
合う作品もあるし、振り向いてくれなかったこともあります。
それは本来、当たり前のはずなのです。

ところが、あの村上春樹なんだから、作品はすべて面白い
とかの盲目的な評価を耳にすることがあります。
いささか驚いてしまいます。
村上さんに芥川賞を与えなかったのは最大の失敗だとか、
次のノーベル文学賞は当確だとかにつながる話ですね。
そういった議論は作品の質とは関係ない気がして
しょうがないのです。

この本を読んで、少し認識が改まりました。
いやはや、なかなかすごい人ですね。
たまたま「小説を書く」という仕事を選んだだけなのですね。

きちんと時間を決め、心を落ち着け、体のコンディションに
気を配り、一日十枚と決めて書くというスタイルは、
ちゃんと仕事をするという形の現れであり、
何も特別なことではありません。

何をどのように書くかということが作家のすごさであるのですが、
しばしばそれが作家自身になにか超人的な、
もしくは破滅的なものを期待され、その混同に村上さんは
困惑しています。

自分の書くものを読者に届けたい、もし誰も反応しなければ
自分で楽しむしかないと考えています。
それは読者におもねるような商業的なものではなく、
自らの内省的行為に反応してくれる人がいたら嬉しいという
スタンスです。

締め切りを設けず、書けたら出版社に持ち込むという
スタイルを最初から貫いています。
実践できている作家さんはほとんどいないだろうし、
村上さん自身も読者と機会に恵まれたと語っています。

また、執筆の進め方も非常に魅力的です。
なにかの記事で、ストーリーを決めず、登場人物たちが
動いてくれるのに任せて書き留めているだけと聞いていましたが、
具体的な意味が分かりました。

まず一回、思いついたままの状態で、最初から最後まで
物語を作ってしまうのです。それを元に頭から書き直すのです。
校正ではなく書き直しなんです。驚きました。

プロットなどの戦略的計画性に対し、自分の中に
浮かんだものを丹念にすくい、すすいでいくという
泥臭い進め方なのですね。

自分の書いた物語の塊を見つめ、二~三回書き直し、
そこで初めて校正という技術的な調整を行います。
その作業を経て、まずは奥様に読んでもらいます。

指摘された部分は、よほどのことがない限り
すべて手を入れるそうです。直し方はいろいろですが、
なにか引っかかりがあるのだろうとの判断です。
こうして編集者のもとに原稿が届きます。
当然、そこから直しが何度か入ります。

想像していたのと全然違いました。
この作業プロセスに感銘を受けるとともに、この作家さんを
支えている源泉のようなものを感じました。
好きなことは、どんなに手がかかっても努力と思っていない
あたりも、ビジネス本で目にする上昇気流に乗った経営者と
通じるものを感じます。

大変興味をそそられました。
読んだり書いたりが好きな人にとって、極めて価値のある
一冊だと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

まず妻より始めよ

2016/05/30 11:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:デンジャーメロン - この投稿者のレビュー一覧を見る

著作は、気が付くと、ほとんど読んでいました。けして「ファン」だとは言いたくないが、そのくせ読んでいたのだった・・・というのは彼の作品の魅力なのでしょう。
「まず妻に読んでもらう」
これが彼の活動のキモだと思います。
奥さんが居なかったら、小説家としての彼どころか、今の彼自身も居なかったのでは・・・と考えてしまいました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

はじめての村上さんの作品

2015/12/19 19:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:森のくまさんか? - この投稿者のレビュー一覧を見る

本作品ではじめて村上さんの作品を読みました。

今までは どうも村上さんの作品に手を出しにくかったのですが、

本作品を読み、村上さんの小説家としての生き様というか

哲学みたいなものを感じました。

もし 村上さんが 私の友達になった人としたら、

私は こういうでしょう。こいつ めっちゃええ奴やな!(ゴメンナサイ)

他の作品も読んでみたくなりました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ハルキ学

2015/10/30 23:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹が芥川賞を獲れなかったのは、文壇の嫉妬―ある文芸評論家が講演で述べた。本書を読み進むに従い、その回答が(春樹氏自身の回答が)分かってくる。ハルキストなら(ハルキストでなくとも)読む価値は充分。平易な文章こそが名文と古今東西、言われ続けているが、その点でも参考になる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

村上春樹好きにおすすめ

2015/10/16 22:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:apricot0207 - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹の自伝的エッセイ。村上春樹の小説家としてのスタートや執筆に対する姿勢、文学賞に対する考察などが12章にわたって示されている一冊。他の書籍等で既知の事柄もあったが、村上春樹の人となりが分かり、より一層その著作への興味が沸いた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

オートマこびと

2015/10/19 11:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つよし - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹が、「書くべきものなど、何もない」という自己認識から創作の道に入った、というくだりが印象的だった。作家は特殊な人たちという先入観があるが、ここで語られる村上春樹は極めて「普通の人」だ。ただ、違いがあるとすれば、何もないところから物語を生み出していく技術と体力、そして内的な衝動のようなもの。村上はそれを「マジック」と呼ぶ。マジックの種は本書でいくつか明かされている。人々の生態に対する観察眼、観察したものをありのまま記憶する「脳内キャビネット」、キャビネットからイメージを取り出し、組み合わせて生み出されるキャラクターたち。村上が名付けた「オートマこびと」はその機能の一部を担う無意識のようなものだろうか。
村上の創作にはまだまだ秘密がありそうだが、本書はその一部を惜しげもなく開陳している村上ファンには必読の書だ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

新曲入りベスト盤的な「村上春樹自身による村上春樹」

2015/09/16 00:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る

音楽に例えるなら新曲入りベスト盤といったところか。春樹ファンにはお馴染みのエピソードも多いし、また新しく語られたものもある。コアなファンには新たな発見があるだろうし、村上春樹について興味はあるがまだ作品を読んでいない、あるいはいくつか読んでみたがどうもよくわからない、という人にとっては「村上春樹自身による村上春樹入門」としても読むことができるだろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

小説家であり続けるとはどのようなものであるか

2018/05/16 16:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹氏の「小説家」にまつわるエッセイ集である。基本的には、村上氏の日常体験を基に少しだけ示唆的なことを記述している。評者が興味を持ったのは、小説家は自由に好きな時に小説を書くというイメージがあるが、村上氏の持論では「毎日決まった時間に一定の時間内集中して小説を書く」ことを続けることが大切であるということだ。小説家も、普段の他の職業とは変わらない。職業場所と道具が違うだけで、他は普通の仕事と変わらない。謎の多い小説家の実態が垣間見える書籍である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

村上春樹の小説論、小説家論、芸術家論

2016/04/29 15:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

これは村上春樹氏の自伝的エッセイである。大筋としては、小説を書きたいと思っている人に向けての講演録みたいな形になっているが、その中で述べられているのは著者自身の小説論、小説家論、芸術家論みたいなものである。具体的に自身の過去の作品を例にとって語られているので、村上作品が好きな人にとっては、非常に興味深い内容となっている。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

驚きの校正頻度

2016/01/21 20:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たくみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

コンテンポラリー作家としての生き方を素直に吐露。
これほど真摯に文章と向かい合うからこそ、超一流の「職業としての小説家」になれるのだということを実感した。
やっつけ仕事の貴志祐介「エンタテイメントの作り方」と対照的。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ふむふむ

2015/10/08 07:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hohoho - この投稿者のレビュー一覧を見る

雑文集はあいさつ文やら短編など様々な文章がつめこまれたまさに「雑文」集でしたが、今回はタイトルの通り小説に関しての(小説家になりたい人への)本です。

表紙が自分を曝すことを好まないことで有名な著者自身の写真でかなり驚きました。

おなじみの頑なな部分と礼儀正しさ、文章や自らの信じるものに対しての真摯さ誠実さが好ましいと思いました。
今までにない!という内容ではなく、小説や小説を書く仕事についての村上春樹のやり方での解説です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

小説とは?小説家とは?

2015/10/01 15:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヒロクロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

架空の講演という設定で書き下ろした自伝的エッセイ。これまで断片的に語られてきたエピソードや思いが集約されている。文壇と一線を引くことで独特の立ち位置と世界的評価を手に入れた著者ならではの小説論であり作家論になっている。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。