「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
2007年9月、東大阪の中小メーカーマジテック創業者にして天才発明家の藤村登喜男が急逝する。通称“博士”の彼こそ、芝野健夫に事業再生家として歩むきっかけを与えた恩人だった。芝野はマジテックを救うべく、大手電機メーカー・曙電機から転じて奮闘する。しかし、後継者問題やクライアントからの締め付けなど、ものづくりニッポンを下支えする町工場に降りかかる難題と、自己の利益を優先する金融機関の論理に翻弄され、苦境の渦に飲み込まれていく。再生浮上のきっかけをつかんだと思った矢先、リーマンショックが発生。想定外の余波に襲われ、絶体絶命のピンチに陥る。捨て身の最終戦を前にして、鷲津をも巻き込んで、芝野は決死の反撃を決断する―。『ハゲタカ』シリーズ本編の裏に秘められてきたストーリー。【「BOOK」データベースの商品解説】
芝野と鷲津。宿敵二人の過去は、大阪の町工場を営む天才発明家のもと交錯していた-。ハゲタカシリーズ「レッドゾーン」「グリード」のサイドストーリー。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
真山 仁
- 略歴
- 〈真山仁〉1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、「ハゲタカ」でデビュー。小説家。著書に「雨に泣いてる」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
ハゲタカシリーズ大好き
2015/11/25 17:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あく - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハゲタカシリーズは毎回楽しみに読んでいます。外伝が出てるのを知ってさっそく本を手に一気読みしてしまいました。
ハゲタカ本編では鷲津が大活躍でしたがシリーズ当初のもう一人の主役である芝野のその後がこの本でわかる!と思って読み進めましたが、やっぱり面白かった。
個人的には窮地に追い込まれたあとの起死回生のくだりはもう少し厚く書いてほしかった…というのが正直な感想で、芝野らのホライズンへの反撃、鷲津の決断にいたる物語がもっと読みたかったなと。
ハゲタカを読み本が好きになり今では本がない日常が考えられません。次回作が待ち遠しいです。
紙の本
芝野氏のサイドストーリー
2015/09/17 23:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハゲタカシリーズは鷲津氏が主人公だが、グリードやレッドゾーンと同時並行で、その好敵手の芝野氏のが曙電機の再建を終え東大阪の中小企業の再建始める。
他の作品と微妙に絡みながら話しが進んでいく。通勤途中あっという間に読み終えてしまった。
電子書籍
芝野さん、男だね・・
2015/11/24 18:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やきとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
「レッドゾーン」(ハゲタカシリーズ3)で芝野が東大阪の町工場「マジテック」の再生に乗り出す話が中途半端に終わっていたので今回、外伝という形ではありますがフォローされたのは大変うれしいです。25%ぐらいは「レッドゾーン」と話が被っておりますし、ボリュームも本編にくらべれば多くはないので若干物足りなさはあるものの、登場人物の葛藤と成長がきっちりと描かれているので読んでいてハラハラドキドキ。最後は苦い決着でしたがホッコリされられる終わり方で読後感も良かったです。
「下町ロケット」もそうですが日本の物作りを支えている中小企業の現状や知財(特許)についての話がなかなか赤裸々に語られているので読んでいて勉強になります。リーマンショックの余波が日本にどのように波及したかを町工場視点から描いているのも面白い。芝野が主人公なので派手さはないですが逆にその点がリアルで今の物作りの現場での限界と希望が見えてくる構成になっているので興味のある方はぜひ読んでみてください。
シリーズ読んでいる方は、ところどころで出てくる旧来の登場人物に懐かしさをおぼえるかもしれませんが、鷲津も含め大活躍はしません。あくまでも本作は芝野たち「マジテック」の物語。
紙の本
待ってましたのスピンアウト
2015/11/16 19:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななこあ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハゲタカの外伝!!また柴野さんと鷲津さんに会えました!!
「レッドゾーン」も「グリード」も柴野さんの出る幕が、というか、大阪の出る幕がなかったので、今回柴野さんの活躍が、ガッツリ書かれていてうれしかった。
柴野さんは誠実でかっこいいし、鷲津さんはちょっとしか出てこないのにいい仕事するしで、二人ともますます大好きになりました。
紙の本
待望の最新作
2015/09/30 00:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ははさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大好きなハゲタカシリーズの最新作で一気読みしました。ただグリードとかぶった内容なのがちょっと残念でした。芝野が主人公のせいか割とあっさり話が進んで、いつものワクワク手に汗握る感がありませんでした。けれど鷲津の若い時のエピソードもあり興味深かったです。
電子書籍
芝野さんが主役
2015/08/13 01:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:paguapgu - この投稿者のレビュー一覧を見る
大好きなハゲタカシリーズのスピンオフ作品。芝野さんが主役の話で、本シリーズの話に比べれば地味だけど、壮大な企業買収の話よりも人物にスポットを当てたこのような展開も良いなと思った。
ただ残念なのはレッドゾーン、グリードの中の芝野さんの話に肉付けした内容なのでその2作品から抜粋された文章が結構な割合を占めること。もう少し肉付け部分を広げて欲しかったとは思いますが、全体的には面白かったです。