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紙の本
大江戸商い白書 数量分析が解き明かす商人の真実 (講談社選書メチエ)
著者 山室 恭子 (著)
零細店舗あふれる江戸の町。ほとんどの商家が十数年しか続かず、血縁原理も働かなかった。3939人の人生データから、大商家とは異なる、江戸商人の実像を明らかにし、その人間模様...
大江戸商い白書 数量分析が解き明かす商人の真実 (講談社選書メチエ)
大江戸商い白書 数量分析が解き明かす商人の真実
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商品説明
零細店舗あふれる江戸の町。ほとんどの商家が十数年しか続かず、血縁原理も働かなかった。3939人の人生データから、大商家とは異なる、江戸商人の実像を明らかにし、その人間模様を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
零細店舗あふれる江戸の町。外食屋七〇〇〇軒。一二六人あたり一軒の古道具屋。米屋は一日三〇名程度の来店客――。十数年しか続かず、血縁原理も働かなかった商家がほとんどだった花のお江戸の商人たちの選択のドラマとは? 狭くて人口密度が高く、売り手買い手ともに自由な一大消費都市江戸の商いのありようとは? 四〇〇〇軒の商家を徹底的に数値解析することで、従来の大商家「越後屋=三井」史観に決別する。【商品解説】
目次
- はじめに 熊吉についてわかるすべてのこと
- 第一章 五坪に四人 江戸の人口密度を推計する
- 第二章 江戸商人データ解析
- 1 江戸商人データベースの作成
- 2 平均存続わずか一五・七年
- 3 株の五割は非血縁譲渡
- 4 店の五割は米屋か炭屋
- 5 番組編成の三類型
- 第三章 競争と共生
- 1 地区別店舗分布
著者紹介
山室 恭子
- 略歴
- 〈山室恭子〉1956年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。文学博士。東京工業大学大学院社会理工学研究科教授。日本史専攻。「中世のなかに生まれた近世」でサントリー学芸賞受賞。
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2015/08/27 13:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:50代 - この投稿者のレビュー一覧を見る
全く新しい江戸時代の商人事情の本。
統計的な全体像の記述は読み物としては退屈だが、淡白な記述で結論は分かりやすく驚きもあり、苦にならない。
掘り下げた短いエピソードからは、感心や感動が得られる。