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紙の本
むすんで、ひらかないで (RK BUNKO)
著者 中庭 みかな (著)
好きな人がいた。たぶん、相手も同じくらい自分のことを好きな筈だった。律は消えてしまった同級生を忘れられずにいる。笑顔を演じる優等生、葛水久弥。綺麗な仮面を脱いで自分に見せ...
むすんで、ひらかないで (RK BUNKO)
むすんで、ひらかないで【イラスト付】
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商品説明
好きな人がいた。たぶん、相手も同じくらい自分のことを好きな筈だった。律は消えてしまった同級生を忘れられずにいる。笑顔を演じる優等生、葛水久弥。綺麗な仮面を脱いで自分に見せてくれる、欲のある素顔が愛しかった。平凡な律を必要としてくれている感じが嬉しかった。手首を結んで、少しだけ身体も重ね合った。けれど、久弥は高校2年生の夏、唐突にいなくなった。あれから6年、同窓会の報せに彼の名前を見るまで、律の時間はとまってしまっていた。再会を果たす律だけれど、久弥の気持ちがどこにあるのか、わからないままで―。【「BOOK」データベースの商品解説】
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電子書籍
「絆がほしいんだ」
2016/08/28 19:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nachi - この投稿者のレビュー一覧を見る
お気に入りでしばらく何度か読み返しました。
不器用なふたりが愛らしいです。
自分の周りの人がいなくなっていく不安や恐怖。
「死」が関わっているからこそ、慎重になってしまう久弥の気持ちを思うと辛いです。
「いなくならないで」と子供のように繰り返すセリフは印象的です。
大事すぎて、大事だから律のもとを離れた久弥が不憫。
カチカチな強張った、不安定な彼を優しく、彼の孤独を律が癒していく。
最後のシーンとかほんと良かったて思います。
ちなみに番外編も読みました。
律の性癖が、理由がわかると尚エロチックに感じる。
久弥の言葉責めも良い。