紙の本
読ませる一行
2015/10/14 00:50
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読もうと思ったのも帯の一文。実際に効果があるのを受けてこうして買っている。内容は楽しいエピソードを連ねつつ、それらが教訓を含んでおり非常に読みやすい。著者の言う通り、内容が無ければキャッチコピーがよくても長続きしないことを意識していきたい。
電子書籍
読んでるとやりたくなる!
2015/10/16 21:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:N笠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
優しい文章で、沢山の一行の例が書かれていた。そのおかげで、自分もやってみたい!って気持ちになれる。そしてPOPの大切さを知った書籍でした。
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キャッチコピー力があれば、商品を売ることもできるし、企画を通すこともできる。人とお金を集める最大の武器がキャッチコピー力。
物語で売るときに、重要なのがキャッチコピー力。ピーチかぶという商品名を生み出したキャッチコピー力があったからこそ大ヒット商品になった。
よくPOPに書かれているような手垢がついた常套句的な表現では、お客様のこころを刺し共感を呼ぶことはできなかった。
何かを相手に伝えたい時には、まずはその情報が自分に関係あると思ってもらうことが何よりも大切。物を売る時も同じ。
自分ごとにしてもらうための5W
まず一番シンプルなのがニュースを知らせるというもの。人を人たらしめているのは、好奇心です。新しいニュースは好奇心を満たすので人は興味を示す。
二番目は得することを提示する。
三番目は欲望を刺激する。
四番目が恐怖と不安でやさしく脅す。
五番目が信用を売りにつなげる。
人間の脳には、新しい情報を快感と受け取る性質があるから。
ニュースになる鉄板三カ条
1、年月日時曜日などの要素を入れる
2、ついに、とうとう、いよいよ、待ちに待ったなどの言葉を入れる
3、発表、公開、宣言などの言葉から始める
お客様は機能やスペックではなく、その商品を買ったら自分の生活にどんないいことがあるかに興味がある。
ベネフィットは、大きく分けると機能的ベネフィット、感情的ベネフィットに区別することができる。
機能的ベネフィットとは、その商品が持つ機能によって得られる価値や効用のことを言う。その商品を使うことによって得られる具体的ハッピーです。重要視されるのは性能、スペック、原材料など。
感情的ベネフィットとは、その商品を手に入れることによって得られる感情的な価値のことを言う。その商品を手に入れることによって得られる形のないハッピー。重要視されるのはデザイン、質感、物語、ブランドなど。
売りに繋がる10の欲望
1.健康、長生きしたい
2.セックス欲
3.食べたい飲みたい
4.安全安心安泰でいたい
5.気持ちいい刺激が欲しい
6.美しくありたい、カッコよくありたい
7.愛されたい愛したい
8.お金持ちになり豊かな暮らしがしたい
9.社会的に認められたい
10.自己達成したい
これらの感情が刺激され心が動くと、人はその商品に興味を持つ。感情がたかぶったところに、商品の、クオリティやベネフィットの部分をきちんと訴求すれば、その商品を買ってくれる可能性は大幅に高まる
なぜ人はモテたいか
モテるという事象の中に、D10の中の色々な欲望を満たしてくれる可能性を感じるので、人は男女問わずいくつになってもモテたいと思うのです。
あなたが何か売ろうとする時、それを使えばモテることをイメージされられないか考えてみましょう。うまくイメージをつなげることができれば、その商品に興味を持ってもらえるはずです。人間が持っている根源的な欲望を刺激しているから、結果として売れる確率が高まる。
消費を引っ張る女性の欲望を肯定するために、女性��を読む!
得したいより、損したくない。
恐怖や不安で売るためには、受け手に問題意識を持ってもらうところから始める必要がある。
人間の悩みはいろいろですが、大きく以下の3つに集約されると考えます。
1.外見、健康など身体に関する悩み
2.お金に関する悩み
3.対人関係に関する悩み
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20150915
キャッチコピーひとつで売れなかった商品がバカ売れするという、言葉の持つ可能性を実感。
自分ごとにしてもらうための5W
・ニュースを知らせる
・得することを提示する
・欲望を刺激する
・恐怖と不安で優しく脅す
・信用を売りにつなげる
立ち止まってもらうための10H
・ターゲットを限定する
・問いかける
・圧縮して言い切る
・対比&本歌取り
・誇張をエンタメ化
・重要な情報を隠す
・数字やランキングを使う
・比喩で惹きつける
・常識の逆を言う
・本気でお願いする
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言葉のもつパワーといえば、流行語大賞を思い出す。インパクトのある一言が人を人気者へと押し上げ、人気者の一言は、さらにインパクトを生む。モノが売れるのも、全く同じ理屈。
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プロモーションにおける、広告や宣伝のキャッチコピーについて書かれた本です。日本文学でも、俳句や短歌など短い言葉で表現されるものがありますが、そこに何らかの共通点があるかも・・・という興味から読んでみました。
それぞれ表現の目的が異なりますので、比較することそのものが間違いだったような気もしますが、それはさておき、同じサービス、商品でも、表現を少し変えただけで、絶大な効果が得られたという数多くの実例が紹介されていて、とても面白い内容でした。
優れたキャッチコピーには、いくつかの共通項があるようですが、それだけ注意していれば良いものが書けるってことではないでしょう。重要なのは言葉の選び方。数ある言葉の中で、どの言葉をチョイスするか・・・そのセンスが大きく影響すると思われます。
言葉の持つ力のすごさを、ゆめゆめ侮るなかれってことですネッ。
べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
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コピーの鉄則
常套句を避ける
言葉の組み合わせを考える 落ちないりんご 近代マグロ
強い言葉探し 膨大な情報から生き残れるか
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人は商品そのものをかうのではなく
その先にある自分のハッピーを買う。
そのためには
自分と関係があると思ってもらう。
人間は舌で食べているのではなく
頭でも食べている。
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豊富な事例をもとに、インパクトのある短文をいかに書くか、その考え方を示した本。
文章術の部分は示唆に富んでいるし、何よりも事例が面白い。
「落ちないリンゴ」
「ビリギャルって言葉がお似合いよ、慶応さん」
いずれもコピーが創作された背景が興味深く、雑談ネタとして使えそうだ。
本書の終わりの方に、1行コピーでバカ売れした結果が続かない場合があることが書いてある。
とても誠実、正直な執筆姿勢であり、著者に対して好感が持てた。
一読して絶対、損のない本である。
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☆自分ごとにしてもらえるための5W
①新しいことを知らせる
②得することを提示する
③欲望を刺激する
④恐怖と不安でやさしく脅す
⑤信用を売りにつなげる
☆1行バカ売れのための10H
①ターゲットを限定する
②問いかける
③圧縮して言い切る
④対比&本歌取り
⑤誇張をエンタメ化
⑥重要な情報を隠す
⑦数字やランキングを使う
⑧比喩で惹きつける
⑨常識の逆を言う
⑩本気でお願いする
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基本が抑えられてる。さらっと読みやすいので1時間ぐらいで読める。こういう系を読んだことない人は一冊押さえとくべき。
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仕事はもちろん、ウェブ上での情報発信を通じても、「言葉」が持つ力というのは大きいな、と感じます。
これまでも文章力に関係する本を読んできましたが、この本はその最小単位とも言える「1行」の書き方について論じた一冊。
コピーライターとして数々の業績を残している著者が、どのようにして「人に届く」「人を動かす」「売れる」ための1行を書くかを、レクチャーしています。
ポイントを、「5W(何を言うか)」と「10H(どう言うか)」に整理して、広告業界で話題となった具体的な事例を挙げて解説しています。
前段の「5W」の部分で反省したのが、「自分が言いたいことではなく、相手が知りたいことを書くべき」ということ。
「人は何を知りたいのか」についてが具体的に書かれているので、参考にしたいと思います。
後半の「10H」については、キャッチコピーというものが、人間の心理を良く観察、理解して書かれているのだなあ、自分は上手く乗せられてきたのだなあと、素直に感心しました。
何ごともそうですが、本を読んで分かったつもりになっているだけでは変われないので、この本に書かれているノウハウ、テクニックを、自分なりに試していきたいと思います。
『語感トレーニング』中村明
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4004313058
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何事も消費者あってのこと!以下に相手のことを考えて、自分本位にならずにキャッチコピーを考えられるかがスタートかな。
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この本を読んでもバカ売れするわけではないけど、このタイトルには人をひきつける力はあると思う。言葉だけで売れるわけはないが、言葉も大事な要素だなと感じる。何かしらのキャッチフレーズを考えなきゃいけないときにもう一度読みたい。
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大手広告代理店での勤務を経て独立し、数多い企業の広告制作に関わる中で、企業の「哲学」や「理念」をたった1行に凝縮して掲げる手法を得意とするコピーライターが考察する「売れる法則」。本書は、どんな「魔法の1行」で商品が売れるのかを追究したマニュアルといった類の本ではなく、ほんの少しだけ言葉を替えたことによって「バカ売れ」した商品やサービスの実例を挙げながら、結果につながる文章のアイデアを読者と一緒に模索していく。「お口でとろけて、手にとけない」(M&Mチョコレート)や「モノより思い出」(日産自動車)などの傑作コピーを、頭ではなく心で感じさせながら、言葉の持つ「魅力と魔力」に読者を引き込んでいく。