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紙の本
エヴェレスト 神々の山嶺 (角川文庫)
著者 夢枕 獏 (著)
1924年、世界初のエヴェレスト登頂を目指し、頂上付近で姿を消した登山家のジョージ・マロリー。登攀史上最大の謎の鍵を握る、マロリーのものと思しき古いコダックを手に入れた写...
エヴェレスト 神々の山嶺 (角川文庫)
エヴェレスト 神々の山嶺
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商品説明
1924年、世界初のエヴェレスト登頂を目指し、頂上付近で姿を消した登山家のジョージ・マロリー。登攀史上最大の謎の鍵を握る、マロリーのものと思しき古いコダックを手に入れた写真家の深町誠だが、何者かにカメラを盗まれる。行方を追ううち、深町は孤高の登山家・羽生丈二に出会う。羽生が狙うのは、エヴェレスト南西壁、前人未到の冬期無酸素単独登攀だった。山に賭ける男たちを描いた、山岳小説の金字塔、待望の合本版。【「BOOK」データベースの商品解説】
【柴田錬三郎賞(第11回)】【日本冒険小説協会大賞(第16回)】世界初のエヴェレスト登頂目前で姿を消した登山家・マロリーのものと思しきカメラを手に入れた写真家の深町。彼は、数々の難所に挑み伝説となった孤高の登山家・羽生丈二に出会い…。2016年3月公開映画の原作。〔「神々の山嶺 上・下」(角川文庫 2014年刊)の改題,合本〕【「TRC MARC」の商品解説】
1924年、世界初のエヴェレスト登頂を目指し、頂上付近で姿を消した登山家のジョージ・マロリー。登攀史上最大の謎の鍵を握るマロリーのものと思しき古いコダックを、カトマンドゥで手に入れた写真家の深町誠だが、何者かにカメラを盗まれる。行方を追ううち、深町は孤高の登山家・羽生丈二に出会う。羽生が狙うのは、エヴェレスト南西壁、前人未到の冬期無酸素単独登攀だった。山に賭ける男たちを描いた、山岳小説の金字塔。待望の合本版!【商品解説】
世界初のエヴェレスト登頂目前で姿を消した登山家・ジョージ・マロリー。謎の鍵を握る古いカメラを、カトマンドゥで手に入れた深町誠は、孤高の登山家・羽生丈二に出会う。山に賭ける男を描いた山岳小説の金字塔。【本の内容】
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電子書籍
山に興味を持つきっかけになった本
2022/08/15 00:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビでエベレストをみて、エベレストについてもっと知りたくて書籍を探していたところヒットしたのがこの作品でした。
モデルとなる実在人物はいるもののフィクションですが、とてもガツンときました。
どんどん引き込まれて一気に読みました。
最後には涙しました。
山にすべてをかける男、共感できない人もいるでしょうが、読み応えがあり、人におすすめできる本です。
映画も、と思ってみましたが、良いシーンがことごとくはしょられている気がして全然ダメでした。
紙の本
山に生きる男たちのドラマ
2020/07/27 18:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コンドル街道 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネパールの首都カトマンドゥでカメラマン深町は、伝説の登山家羽生丈二に出会う。羽生の目的は「エベレスト南西壁の冬季単独無酸素登頂」羽生の足跡を追う中で羽生に惹かれていった深町は、その挑戦をカメラに収めようとする。
古いカメラをめぐるエピソードはあくまでオマケで、本筋はただひたすら山に挑む男たちのドラマ。「誰も登っていない山」「誰も登っていないルート」「誰も登っていない時期」「登りづらい山に単独で登る」これらに挑戦し続ける男たちのドラマ。
紙の本
漫画版と両方読んだけど
2017/01/30 20:43
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投稿者:チム - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画版も読みやすいが、こちらの原作小説の方が、エベレストの過酷な登山や登場人物の心情の描写がリアルで物語にのめり込み、圧倒された。
一般的に、小説とはしばしば物語のはじまりはワクワクさせられても、オチがいまいちであることが往々にしてあるが、この小説ははじめから終わりまで話が一貫しており、その結末も納得のできるものであり、静かな感動をよぶ名作だと思った。
紙の本
何度も読み直したくなる
2016/03/15 16:12
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投稿者:樹 - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼い頃から、耳にした事のある『そこにそれ〔山〕があるから』の台詞。マロリーの事を、この本で初めて知ったのに、昔から知っている様な気持ちになった。
命懸けで何かを成し遂げようとする人間の姿は、とても美しく哀しい。ラストの大部分を移動の電車で読んだのだが、泣くのを抑えれず大変だった。羽生の山にかける想い、成し遂げる姿勢は、読む人の心にきっと何かを与えてくれるはず。何度も読み直したくなる、久しぶりにこんな本に巡り合えた。
紙の本
映像でも見たい
2016/01/24 08:07
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投稿者:ひでちゃんまん - この投稿者のレビュー一覧を見る
合本版を読みました。その厚みが読書意欲をわかせてくれました。著者の作品を二十年ぶりに読みました。相変わらず読みやすい文書で、内容も興味深く一気に読破できました。ヒマラヤの情景が浮かんで来て楽しみながら読めました。映画が待ち遠しい。
紙の本
名作
2016/01/02 21:51
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投稿者:ちのこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画公開前に原作を読んでおきたくて購入。
山は全くやりませんが、まるで自分が実際に山に登っているかのような錯覚を覚えるほど、本の世界に引き込まれました。
山を題材にしてはいるけれど、もっと深いところを突いている、生きていくことについて考えさせられる作品でした。
若い時ではなく、深町と同じ年代になって読んだからこそ共感できたのかも。
紙の本
目に迫る圧倒的な風景
2019/02/11 04:43
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
登山だけをテーマにこんだけ書けるんや、と思うくらい長かった。でも登山に全く興味はない私でも、その長さをあまり感じないくらい、読みやすかったです。なんといっても終盤の無酸素単独登頂を狙う羽生を撮ろうと、後をついていく深町、この二人のシーンは圧巻です!エヴェレストの圧倒的な風景と過酷な自然環境が目に迫ってきます。空気の薄さ、寒さとの闘い、雪崩、落石ってフツーにあんねや、とか山登りの大変さを感じます。私に分からなかったのはなんでそこまでして登るのか?ですが、それは『そこに山があるから』ということなのでしょうねぇ。
紙の本
長くてもすぐ読める
2016/05/24 21:21
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投稿者:いちごぱんだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化されるということで手に取りました。分厚い本で最初は読むことがためらわれましたが、読む始めると先が気になってしまい、あっと言う間に読んでしまいました。
今まで登山家について興味がなく、マロリーのことも初めて知りました。マロリーについて調べたくなりました。どうして単独で挑もうとするのか、羽生のことが気になって仕方ありません。山岳小説に魅了され、次も山岳小説にチャレンジしようというきっかけをくれた本です。
紙の本
長い
2016/04/10 09:04
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投稿者:どや - この投稿者のレビュー一覧を見る
形式では全1076ページで文庫本といえども分厚い
改行多数と同じ文章の繰り返しを改めればページ数の3割減は可能
内容では山に人生を賭した男達への讃歌
誰もまだやっていないことをやる
いったい何の途上にいるのか
この気概、この心意気
日常業務に忙殺されて忘れてやいないか
静かに自問自答する