「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
二つの母国に生きて (朝日文庫)
著者 ドナルド・キーン (著)
傑出した日本文学研究者によるエッセイ集。来日のいきさつ、桜や軽井沢まで日本文化考、戦争犯罪への公平なまなざし、伝統芸能論、三島、谷崎など文学者との交流まで多彩に綴る。清潔...
二つの母国に生きて (朝日文庫)
二つの母国に生きて
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
傑出した日本文学研究者によるエッセイ集。来日のいきさつ、桜や軽井沢まで日本文化考、戦争犯罪への公平なまなざし、伝統芸能論、三島、谷崎など文学者との交流まで多彩に綴る。清潔な文章にその知性とウィット、誠実な人柄までがにじむ珠玉の一冊。【「BOOK」データベースの商品解説】
傑出した日本文学研究者によるエッセイ集。来日経緯から、桜・軽井沢など日本文化考、戦争犯罪について、伝統芸能論、三島、谷崎との交流まで多彩に綴る。清潔な文章にその知性とウィット、誠実な人柄までがにじむ珠玉の一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
【文学/日本文学評論随筆その他】不世出の日本文学研究者によるエッセイ集が待望の文庫化。来日の経緯、桜・軽井沢など日本文化に関する考察、伝統芸能論、戦争犯罪について、そして三島、谷崎との交流まで縦横無尽に綴る。その知性と柔らかい人柄のにじみ出た珠玉の一冊。【商品解説】
傑出した日本文学研究第一人者による、日本と日本人への思いが詰まったロングセラーが、朝日選書より待望の文庫化! 来日のいきさつ、桜や軽井沢など日本文化や生活に関する思索、戦争犯罪について、能や歌舞伎など伝統芸能論、そして三島、谷崎といった文学者との交流まで豊かに綴る。知性と温かい人柄のにじみ出る珠玉の一冊。《解説・松浦寿輝》
(目次予定)
I なぜ日本へ?/第一の転機/ヘンな外人/外国人との付き合い方/海外における日本研究
Ⅱ 年の始め/私の日本住居論/桜/訳し難いもの/和食についての迷信/雑音考/軽井沢情調の今昔/日本のマスコミ/戦争犯罪を裁くことの意味/刑死した人たちの声/日本人の無常感
Ⅲ 体験的能芸論/能の普遍性/歌舞伎芝居見物の楽しみ/浮世絵の魅力/日清戦争の錦絵/江戸の洋画家/司馬江漢/谷崎先生のこと/戦中日記の伊藤整氏/吉田秀和という日本人/「鉢の木会」のころ/わが友/三島由紀夫
単行本あとがき/文庫版あとがき/解説【本の内容】
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
読んで良かったです。
2023/09/01 21:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
ああ、なるほど…と、思いました。
キーンさんの考えが正しいかどうかはわかりませんが、日本について深く研究を続け、日本人としてあの世に旅立ったキーンさんならではの心に近づくことができそうです。
アメリカだけではなく多くの国のことを書いてくれていて、新しい発見も多いです。
紙の本
読みやすい
2016/04/17 10:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひつじ44 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまでの著者の本で読んだ内容も含まれているのですが、エッセイとして書かれたものだからか他の本より読みやすく書かれています。著者の本を始めて読む方にもお勧めします。
紙の本
深い愛は静かに語られる
2016/04/24 23:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Naki - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本人は外国人に日本のこと・・精神や文化がわかるわけがない、と考えているようだ。
または私に会うと、(日本文学について)むつかしい質問をされるのではないかと若干緊張するようである。
「キーン先生」の語る日本人像は80年代に書かれたこのエッセイからは若干変わってきているのかもしれませんが、
日本人の、「日本を良く知る外国人」という存在に対する態度はあまり変わっていないように感じます。
そんな「日本人」に対して、キーン先生は良い悪いというわけではなく、
自分たちの日常を外国人たちにも「わからない」と決めつけることなく見せればよいのだ、と優しく諭してくれます。
(和食の店で座敷に通すか椅子に座らすか、道案内を英語ですべきか・・・等)
第一部は日本での生活、二部では日本の美術・芸能、第三部では日本の近現代文学についてのエッセイが集められていますが、
特に印象深いのは三部にある谷崎潤一郎と三島由紀夫との思い出でした。
今まで作品の名前のみ知っていた存在でも、人となりをうかがい知ることができ、
次はなんとなく敬遠していた日本の近現代文学をもっと読みたいと思うガイドをしてくれました。
キーン先生、ありがとう。