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紙の本
日本人の給与明細 古典で読み解く物価事情 (角川ソフィア文庫)
著者 山口 博 (著)
古代から近世まで、米や土地などの値段を手がかりに、先人たちの給料を現代のお金に換算。王朝のOL・紫式部、脱サラの兼好法師、大田南畝の出張旅費など、いにしえのひとびとの生活...
日本人の給与明細 古典で読み解く物価事情 (角川ソフィア文庫)
日本人の給与明細 古典で読み解く物価事情
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商品説明
古代から近世まで、米や土地などの値段を手がかりに、先人たちの給料を現代のお金に換算。王朝のOL・紫式部、脱サラの兼好法師、大田南畝の出張旅費など、いにしえのひとびとの生活を浮き彫りにする。〔「古典でたどる日本サラリーマン事情」(PHP研究所 1988年刊)の改題,加筆〕【「TRC MARC」の商品解説】
「貧窮問答歌」を詠んだ万葉歌人・山上憶良の年収は1400万円だった――!?古代から近世まで、米や土地などの値段を手がかりに、先人たちの給料を現代のお金に換算。ノンキャリアの菅原道真、王朝のOL・紫式部、脱サラの兼好法師、戦国武将・岡左内の財テク、大田南畝の出張旅費など、いにしえのひとびとの生活を浮き彫りにする。古典資料を丁寧にひもとき、現代の私たちに通じる悲喜こもごもを、物価を軸に読み解く。【商品解説】
古代から近世まで、古典に登場する人物のうち、給料をもらう人物の年収と私生活を、米の値段などをもとに現代のお金に換算。丁寧な分析で、山上憶良、菅原道真、紫式部などの収入を明らかにしていく。【本の内容】
目次
- はしがき
- 1 奈良時代
- 山上憶良の年収は一千四百万円(山上憶良)
- 日当六百円の出稼ぎ労務者の死(孔王部忍羽)
- 単身赴任は甘受の範囲にあらず(吉志大麻呂)
- 天平借金地獄(秦乙公・丈部浜足他)
- ギャンブル殺人事件(僧華達・大伴子虫)
- 2 平安時代
著者紹介
山口 博
- 略歴
- 1932年、東京生まれ。富山大学・聖徳大学名誉教授。文学博士。著書に『王朝歌壇の研究』(桜楓社)、『王朝貴族物語』(講談社現代新書)、『平安貴族のシルクロード』『万葉集の誕生と大陸文化』(角川選書)、『こんなにも面白い日本の古典』(角川ソフィア文庫)、『創られたスサノオ神話』(中公叢書)など多数。
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紙の本
興味深い話題が満載
2018/04/09 07:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
古代から近世まで、米や土地などの値段を手がかりに、先人たちの給料を現代のお金に換算する試みで、山上憶良、菅原道真、紫式部などの収入を現在の貨幣価値で明らかにします。また、土地がどのくらいの価格で売買されたかとか、どの官位がどのくらいの価格で買えたとか、職を得るための賄賂がいくらだったとか、非常に興味深い話題が満載です。
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意外と拾い物
2015/11/18 09:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この手の話はあまりにあり得ないような現実感のない数値になり、齟齬をきたすことが多いが、著者の常識度が高いのか納得のいく数字が出ている。文章も読ませる。このレベルの新書がコンスタントに読みたい。