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紙の本
人を育てよ 日本を救う、唯一の処方箋 (朝日新書)
著者 丹羽 宇一郎 (著)
国力とは、人の力の総和である。人を育てない国は、やがて滅びる。歯を食いしばって教育に投資した、戦後の日本を思い出せ-。前伊藤忠商事会長、前中国大使が、家庭・学校・会社、三...
人を育てよ 日本を救う、唯一の処方箋 (朝日新書)
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商品説明
国力とは、人の力の総和である。人を育てない国は、やがて滅びる。歯を食いしばって教育に投資した、戦後の日本を思い出せ-。前伊藤忠商事会長、前中国大使が、家庭・学校・会社、三位一体の教育改革を説く。【「TRC MARC」の商品解説】
【文学/日本文学評論随筆その他】失われた20年、人口減少、超高齢社会──。日本が生き残る唯一の道は心の教育を通して、倫理と知性がある人を作ることしかない。世界に誇る日本の「安心・安全ブランド」を作るのは人なのだ。苦しいときこそ原点に返った人への投資を説く、救国の教育論!【商品解説】
失われた20年、人口減少、超高齢社会──。厳しさを増す環境の中で、日本が生き残る唯一の道は教育へ投資して「人」を作ることしかない。基礎学力と倫理観がある中間層が、世界に誇る日本の「安心・安全ブランド」を作り上げてきたのだ。伊藤忠商事前会長・前中国大使が、苦しいときこそ原点に返った人への投資を説く、救国の教育論!
【目次】
序章 五〇年後の世界を見据えて
人口一〇〇億人の世界で出てくる、二つの問題
世界で〝争奪戦〟が起きるタイミング
悲観的に考え、楽観的に行動する
日本の「安心・安全」を担保するものは何か?
少子高齢化社会で「ありのまま」では生き残れない
第一章 家庭でしか教えられないこと
──国の礎は親の教育が作る
「アリ」の時代が基礎を作る
お尻を叩け
褒めるときはとことん褒める
子どもに必要な「絶対的恐怖」を感じる存在
叱り方のTPO
おふくろの存在
「名古屋病」が日本中に伝染している?
「時間と空間を越えた対話」は読書でしかできない
手当たり次第に読む
身体に染みついて、簡単には取れない家庭の躾
愛国心を道徳の授業で「評価」する無意味
中国が日本に二〇年遅れている理由
親は「背中」で語れ
第二章 教育「格差」社会
──若者に平等にチャンスを与えるには
いつから日本は教育後進国になったのか?
教科書が萎縮している?
学校格差社会
固定した格差は、着実に国力を奪う
目指すは「Equal Opportunity」
「ゆとり」は老人だけでいい
管理された「詰め込み」もいらない
ケニアで出会った忘れられない子ども
大学は無料&学区制にする
若者に蔓延するニヒリズム
「絆」なんてほど遠いのが社会の現実
小学校と老人をコミュニティの中心に
第三章 エリートも中間層も没落
──人への投資を怠った企業は滅びる
「持てる者」と「持たざる者」
「ジャパン・ブランド」を支えた中間層
山中教授はもういらない?
中国の技術は優れている、しかし……
フランスが犯した失敗
絶望した弱者の存在がテロを生む
非正規社員を全廃せよ
嫌われることを恐れるな
「仕事は掛け算」が意味すること
適材適所の本当の意味
「自分の頭」にどれだけ投資するか
ナイト・サイエンス
どうすればエリートは育つのか
顔つきに、人間の実力は表れる
「2:6:2」から「2:4:4」へ
儲かっていない企業ほど、人材に投資せよ
四章 教育で作り出す「日本の生きる道」
──世界で日本が果たすべき役割
観光と農業が日本の生きる道
農業がもたらす環境破壊の実態
種子革命の功罪と日本の可能性
技術のすそ野とは何か
弱者に寄り添う政治
地域・業種を超えた交流が、中小企業再生の秘訣
トゥキディディスの罠
「最悪」ではなく「最高」の事態を目指せ
「知の衰退」が起きている
相手の立場に立って物事を見る
中国・方正県の日本人墓地
日本で起きている「沈黙の螺旋」
年寄りが発言をするべき理由
知日派の人間が減っている
日中関係は、今こそ原点に返れ
日本にもシリコンバレーをつくれ【本の内容】
著者紹介
丹羽 宇一郎
- 略歴
- 〈丹羽宇一郎〉1939年愛知県生まれ。名古屋大学法学部卒業。伊藤忠商事名誉理事。前中華人民共和国駐箚特命全権大使。著書に「若者のための仕事論」「リーダーのための仕事論」など。
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