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紙の本
ボーパルバニー #1 (ガガガ文庫)
著者 江波 光則 (著)
ある日、仲間の一人が路地裏で首を切られて死んだ。心当たりは、もちろんあった。そして、街には不思議な噂が流れ始める。―バニーガールが殺しに来る、と。俺たちは、決して犯しては...
ボーパルバニー #1 (ガガガ文庫)
ボーパルバニー(イラスト簡略版)
ボーパルバニー
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商品説明
ある日、仲間の一人が路地裏で首を切られて死んだ。心当たりは、もちろんあった。そして、街には不思議な噂が流れ始める。―バニーガールが殺しに来る、と。俺たちは、決して犯してはいけない罪を犯した。その贖罪にはもう遅く、しかし罪を受け入れるにはまだ早い。俺たちは、この理不尽な死神から、逃げたり立ち向かったりしながら、緩やかに死んでいく。そして、今宵も彼女はやってくる。ピンヒールを優雅に履いて、真っ白な髪の綺麗な顔で、ご丁寧に赤いグラサンまでかけている。―そうだ、バニーガールがやってくる。【「BOOK」データベースの商品解説】
ある日、仲間の一人が路地裏で首を切られて死んだ。心当たりは、もちろんある。そして、街には「バニーガールが殺しに来る」という不思議な噂が流れ始める。俺たちは、決して犯してはいけない罪を犯したのだ…。【「TRC MARC」の商品解説】
今宵も、バニーガールがやってくる。
――3年前、とある6人組が、中華系マフィアの金庫番一家を強襲し、3億円を強奪した。
その事件は、闇にのまれ、以降ニュースに取り沙汰されることもない。
それから波風の立たぬ生活を送っていた俺たちだが、ある日仲間うちの一人が、繁華街の路地裏で首を切られて死んでいた。
心当たりは、もちろんあった。
愉快犯で、たまたま仲間が殺されただけ、そんなことも考えた。
だが、同時にまた一人、仲間が消えた。
完全に、クロだった。
狙われているのは、俺たちだった。
そして、街には不思議な噂が流れ始める。
バニーガールが、殺しに来る、と。
華奢な見た目を装った、バニーガールが襲いに来る、と――。
決して犯してはいけなかった罪を、きっと犯してしまったのかもしれない。その贖罪にはもう遅く、しかし罪を受け入れるにはまだ早い。
俺たちは、この理不尽な死神から、逃げたり立ち向かったりしながら、緩やかに死んでいく。
――そして今宵も、彼女はやはり、やってくる。
ピンヒールを優雅に履いて、レオタードに身を包み、真っ白な髪の綺麗な顔で、ご丁寧に赤いグラサンまでかけている。
そうだ、彼女がやってくる。
バニーガールがやってくる。【商品解説】
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