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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/09/18
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:19cm/280,4p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-00-029174-3
紙の本
華北駐屯日本軍 義和団から盧溝橋への道 (岩波現代全書)
著者 櫻井 良樹 (著)
【大平正芳記念賞(第33回)】盧溝橋事件の発火点となった日本の華北駐屯軍は、もともとは国際軍的性格を持つものであるとともに、戦ってはならない軍隊であった。華北駐屯軍が創設...
華北駐屯日本軍 義和団から盧溝橋への道 (岩波現代全書)
華北駐屯日本軍 義和団から盧溝橋への道
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商品説明
【大平正芳記念賞(第33回)】盧溝橋事件の発火点となった日本の華北駐屯軍は、もともとは国際軍的性格を持つものであるとともに、戦ってはならない軍隊であった。華北駐屯軍が創設から盧溝橋事件まで、なぜ、どのように変質したのかを探る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
櫻井 良樹
- 略歴
- 〈櫻井良樹〉1957年生まれ。上智大学文学部史学科卒業。博士(史学)。麗澤大学外国語学部教授。専攻は近代日本政治外交史。著書に「大正政治史の出発」「辛亥革命と日本政治の変動」「加藤高明」など。
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紙の本
北京議定書から「租界還付」まで
2017/11/03 22:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
北京議定書で清国駐屯軍が派遣されてから辛亥革命で支那駐屯軍に改名して、昭和18年に汪兆銘の南京政府へ「租界還付」までを書いている。
清朝の時代は清国駐屯軍が正式名称だという面もあるが、おそらく著者は「支那」という言葉を使いたくないから、「華北駐屯日本軍」という書名にしたのだろう。
これは朝鮮軍と台湾軍にも言える事だが、支那駐屯軍について書かれた本は前に1冊しか見かけた事がない。淡々とした筆致で清国駐屯軍(支那駐屯軍)と北京議定書で派遣された列強の軍隊の歴史を論じている。
昭和18年に汪兆銘の南京政府に租界を「還付」した時にはイタリア軍とフランス軍もいたが、フランス軍は仏印に引き上げたのかもしれないとしても、イタリア軍はどこに行ったのだろうか?