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商品説明
犬の目を通して描かれる季節の移ろい、主人・ポチの仕事と暮らし。作家の主人と犬たち、穏やかな日々の幸福。【「BOOK」データベースの商品解説】
主人・ポチは人間です。本人が主人と自称しているので主人と一応呼んでますが、同時にポチという仇名をつけてやりました−。犬の目から見た作家の実像を綴ったエッセイ第3弾。『本』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
生後四ヵ月で行きどころを失った雄犬、スピンクは、小説家の主人とその妻・美微さんの家に引き取られて暮らし始めた。主人は人間だが、どこか犬っぽい。スピンクは主人にポチという呼び名をつけた。本書は犬のスピンクが、主人・ポチや美微さん、同じく行き場をなくして引き取られた犬のキューティーやシードとともに、毎日を暮らす様子を丁寧に綴った日記である。二人と三頭の暮らす山奥の家に起こる出来事、事件を四季の移り変わりとともに描く、現代日本の犬猫文学決定版!【商品解説】
目次
- ポチの言挙
- 避桜などと言って
- 五歳になりましたぜ
- 犬の道
- ポチの道
- シードの人生観
- ある春の日の
- ポチの雑談・人生訓
- 洗濁/洗濯から恐慌へ
- ポチの人情論
著者紹介
町田 康
- 略歴
- 〈町田康〉1962年大阪府生まれ。「くっすん大黒」でドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞、「きれぎれ」で芥川賞を受賞。他の著書に「告白」など。
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書店員レビュー
まってました!
ジュンク堂書店新潟店さん
耳がピンクのかわいいプードル、スピンクのシリーズ第3弾。
いやはや今回もたまらなくおもしろいお話がスピンクによって語られています。最早話されているお話は落語のネタのよう。リズミカルで滑らかで。そして失敗したり、ちょっと駄目なところがある主人・ポチがなんとも愛くるしい。
また言葉の一つ一つも、楽しそうで、ワキャワキャしていておもしろい。おもしろおかしいお話の中に、ボンボン楽しい響きの言葉が登場していて、これはぜひとも体感していただきたい!
紙の本
天才スピンク
2015/12/03 21:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雪空スウィング - この投稿者のレビュー一覧を見る
スタンダードプードルのスピンクが綴った、町田康こと主人ポチとの暮らし。なにをしても失敗するポチをおほほほとあたたかく見守るスピンクの眼差しはあたたかい。湾。これを読むと犬との暮らしを愉快に、でも真面目に考えるようになる、はず。湾。
紙の本
スピンクシリーズ第3弾
2016/03/14 19:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
「スピンク日記」「スピンク合財帖」に続く著者の静かな日々をプードルの目線からつづったエッセイだ。独特の笑いを誘う言葉だけではなく、人間のエゴに振り回される動物たちの逆襲も感じた。