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商品説明
老刑事・有馬と、女性検事・春名、若手弁護士・世良の三名は、国の政策で創設された「誤判対策室」に配属された。無罪を訴える死刑囚を再調査し、冤罪の可能性を探る組織だ。配属から半年後、有馬は小料理屋の女将から、二人組の客が殺人の犯行を仄めかしていたことを聞く。冤罪事件を有馬は疑い、母親とその子供二人を殺害した罪で、古内博文という男の死刑が確定していることを突き止める。誤判対策室は調査を開始するが、古内の死刑執行が迫る!【「BOOK」データベースの商品解説】
老刑事、女性検事、若手弁護士の3名からなる「誤判対策室」が、冤罪事件を調査! スピーディーでひねりのきいた、新しい形の法廷ミステリー。『小説現代』掲載「ロクジュウ」を改題のうえ単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
老刑事・有馬と、女性検察官・春名、若手弁護士・世良の三名は、「誤判対策室」に配属された。無罪を訴える死刑囚を再調査し、冤罪の可能性を探る組織だ。配属から半年後、有馬は行きつけの飲み屋の女将・綾子から不穏な話を聞く。最近来た二人組の男客が、殺人の犯行を仄めかすような話をしていたというのだ。冤罪事件に関わっているのではないかと有馬は疑い、該当する事件を突き止める。2011年に母親とその子供二人を殺害した罪で、古内博文という男の死刑が裁判員裁判で確定していた。誤判対策室は調査を開始し、綾子が言っていた怪しい二人の内の一人の身元を割り出す。大窪という男が判子詐欺の容疑で捕まったのだ。有馬と世良がその線を調べていくうちに、古内の娘・琴乃が詐欺事件に関わっている可能性が浮かび上がる。しかも、その夫の矢野高虎は、殺人を仄めかしたもう一人の男かもしれないのだ。──迫りくる古内の死刑執行。有馬は警察の取り調べ記録を、春名は検察の証拠品リストを、世良は解剖医の鑑定書を、それぞれ洗い直すとに!【商品解説】
著者紹介
石川 智健
- 略歴
- 〈石川智健〉1985年神奈川県生まれ。作家。医療系企業に勤めながら、執筆活動に励む。「グレイメン」で「ゴールデン・エレファント賞」第2回大賞を受賞。他の著書に「エウレカの確率」など。
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凄く面白かった!終盤までは。
2016/02/10 20:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ai - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後の終章は必要だったのかなぁ。一歩手前まではスッキリ面白かったんだけど・・。題名には合っているけど、最後にモヤモヤっとしてしまった。
電子書籍
面白いが出落ち感が拭いきれない
2016/01/11 13:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マル神保 - この投稿者のレビュー一覧を見る
冤罪による死刑を防ぐために、検事、刑事、弁護士による新部署が創設された。しかし、その裏には様々な思惑が蠢いていて…
作者の他作品とも共通しますが、奇抜な発想を現実的な設定に落としこんで物語を作り上げるパターンです。登場人物にも様々な背景が設定されています。
しかし、出落ち感というか、最初に設定された役割を登場人物が黙々とこなしていくという感じがしてしまいます。
登場人物が生き生きと動いて物語を紡いでいくと感動も生まれると思います。