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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2015/11/24
- 出版社: 北海道大学出版会
- サイズ:22cm/224,9p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-8329-6816-5
- 国内送料無料
紙の本
カントの世界論 バウムガルテンとヒュームに対する応答
著者 増山 浩人 (著)
批判哲学の創始者として知られる、18世紀ドイツの哲学者イマヌエル・カント。伝統的世界論の中心問題である「世界の統一」の問題を軸に、カントの批判哲学に基づく世界論と伝統的世...
カントの世界論 バウムガルテンとヒュームに対する応答
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商品説明
批判哲学の創始者として知られる、18世紀ドイツの哲学者イマヌエル・カント。伝統的世界論の中心問題である「世界の統一」の問題を軸に、カントの批判哲学に基づく世界論と伝統的世界論との間の連続性と断絶を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
本書の目的は、「世界の統一」の問題を軸にして、カントの批判哲学に基づく世界論と伝統的世界論との間の連続性と断絶を示すことである。そのために本書では「複合体」と「系列」という世界を考察する二つの観点に着目して議論の中心に据え、主にバウムガルテンとカントの世界論の比較検討により、カントも「世界の統一」の問題を主題的に論じていたこと、この問題に対してカントが従来の哲学者とは異なる仕方で応答を試みていたことの二点を示す。
本書はカントの世界論がアンチノミー論よりも広範で豊かな内容を持つ議論であること、そしてこの新たな世界論を根拠付けている点にも批判哲学の意義が見出されることを明らかにした。
【商品解説】
目次
- 序論
- 第一節 本書の目的
- 第二節 ヴォルフ学派とヒュームの双方に対する応答としてのカント批判哲学
- 第三節 バウムガルテンの『形而上学』とカントの講義録・メモの重要性
- 第四節 世界論の対象
- 第五節 伝統的世界論の世界の考察方法
- 第六節 本書の問題設定
- 第七節 本書の方法と概要
- 第一章 バウムガルテンの世界論
- はじめに
著者紹介
増山 浩人
- 略歴
- 増山 浩人
1983年 東京都福生市に生まれる
2002年 啓明学園高等学校卒業
2006年 学習院大学文学部哲学科卒業
2014年 北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
現 在 日本学術振興会特別研究員PD(上智大学)
日本カント協会 第6回濱田賞(2011年)
論文等 「第二類推論と充足根拠律」(『カントと幸福論(日本カント研究11)』理想社,2010年,123-138頁),「デザイン論証とAls-Obの方法――ヒュームの『自然宗教に関する対話』に対するカントの応答」(日本哲学会『哲学』第64号,191-205頁,2013年),酒井潔,佐々木能章(監修) 『ライプニッツ著作集 第Ⅱ部 第1巻 哲学書簡』(工作舎,2015年,共訳者として参加)など
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