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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.5
- 出版社: 弘文堂
- サイズ:21cm/127p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-335-76003-7
紙の本
安心レシピでいただきます! 潰瘍性大腸炎・クローン病の人のためのおいしいレシピ125
若い人の発症が急増している、潰瘍性大腸炎とクローン病。患者さんが安心して食べられる、おいしい簡単メニューを紹介する。体調の良し悪しで、料理を工夫し幅を広げられる「ワンポイ...
安心レシピでいただきます! 潰瘍性大腸炎・クローン病の人のためのおいしいレシピ125
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商品説明
若い人の発症が急増している、潰瘍性大腸炎とクローン病。患者さんが安心して食べられる、おいしい簡単メニューを紹介する。体調の良し悪しで、料理を工夫し幅を広げられる「ワンポイントアドバイス」付き。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
原則に基づいた、参考レシピ
2007/11/12 12:16
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mikimaru - この投稿者のレビュー一覧を見る
実用書の中でもとくに慎重に読むべきなのが、医療や食事療法に関する本ではないかと思う。
何々が体によいといった情報は極端なところ「そればかり過剰摂取」という傾向に人を走らせてしまう危険がともない(フードファディズムと呼ばれるもの)、伝える側に悪気がない場合もあるかもしれないが、情報を受けとる側との双方に、つねに注意が必要と思う。
あまり本を頼りすぎたり、まるまる信じてしまってはいけない。何の病気にかぎらず、現在の症状を自覚している本人の考え、その個人と症状の経過を知る医療関係者のアドバイス、そしてこういった本の情報、それらを上手にミックスして、はじめてよい結果を生むのではないだろうか。
この本は指針や具体例としてよいとは思うが、上記のような考えから、いつも心の隅で警戒しておくべきと思い、評価は4にしておく。
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎とクローン病)の解説にはじまり、おおむねよいとされる食事の傾向、不足しやすい栄養素などを語る第一章、主食レシピの第二章、おかずとデザートの第三章、緩解期の献立を紹介する第四章、症状がよくないときの食事を紹介する第五章、という構成。
比較的安全とされる食品、緩解期なら様子を見つつ食べられるとされる食品、摂取を控えたほうがよい食品などの一覧表も提供。
レシピは125品目。おおまかな傾向として、肉ならば鶏のささみが無難、ケーキ類ならばバターではなくサラダ油で作れるもの(例:シフォンケーキ)が無難、主食(とくに米類)をしっかりとる…といった考えに基づいた具体例と思われる。
続編として同じ著者の「おべんとう・パーティ篇」という本もある。