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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/10/15
- 出版社: 慶應義塾大学三田哲学会
- サイズ:18cm/102p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7664-2276-4
紙の本
小さな倫理学入門 (慶應義塾大学三田哲学会叢書)
著者 山内 志朗 (著)
愛とは何か、正義とは何か、欲望とは何か、なぜ過去の記憶に悩まされるのか、偶然性とは何か、人生に意味はあるのか、そして「私」とは何か−。身近な物事を通して、人間の弱さや卑し...
小さな倫理学入門 (慶應義塾大学三田哲学会叢書)
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商品説明
愛とは何か、正義とは何か、欲望とは何か、なぜ過去の記憶に悩まされるのか、偶然性とは何か、人生に意味はあるのか、そして「私」とは何か−。身近な物事を通して、人間の弱さや卑しさに眼差しをむける、倫理学の入門書。【「TRC MARC」の商品解説】
人間の弱さや卑しさに眼差しをむける小さくて深い倫理学の入門書
▼愛とは何か、正義とは何か、欲望とは何か、なぜ過去の記憶に悩まされるのか、偶然性とは何か、人生に意味はあるのか、そして〈私〉とは何か。身近な物事を通して、人間の弱さや卑しさに眼差しをむける、倫理学の入門書。
三田哲学会は創立100年を機に、専門的な研究成果を「生きられる知」として伝え、 公共の中に行き渡らせる媒体として本叢書の発刊を企図した。
シリーズ名は、ars incognita アルス インコグニタ。
ラテン語で「未知の技法」を意味する。
単なる知識の獲得ではなく、新たな「生きる技法としての知」を作り出すという精神を表現している。【商品解説】
日本一やさしい倫理学の世界。
20の身近な物事を通して、倫理学の世界へいざなう入門書。従来の「上から目線の倫理学」とは異なり、私たちと目線を同じにし、日常の出来事をきっかけにしながら倫理学を学ぶ、おそらく日本で最もやさしい倫理学の本。【本の内容】
目次
- 1 小さな倫理学のすすめ
- 2 欲望の倫理学
- 3 情念のない人間は倫理的なのか
- 4 〈私〉という苦しみ
- 5 世界の中心で〈私〉を叫ぶ
著者紹介
山内 志朗
- 略歴
- 山内 志朗
1957年生まれ。慶應義塾大学文学部教授。著書に、『普遍論争 ―― 近代の源泉としての』(平凡社ライブラリー)、『天使の記号学』(岩波書店)、『「誤読」の哲学 ―― ドゥルーズ、フーコーから中世哲学へ』(青土社)など多数。
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紙の本
『倫理』に関する様々な事象からのアプローチ
2024/02/22 18:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
章立ては1から20迄あります。洋の東西の思想書や哲学書からの引用(主に岩波文庫)で肉付けされた著述です。章立ては沢山ありますが、夫々の内容は其れ程分量が多い訳ではありません。依って本書自体の厚さは薄い(総ページ数は102ページ)部類です。
どの章も引用された出典があり、各章立ての最後に明記されてありました。それら引用されている出典を概ね読了していた為、邂逅すると『倫理』という切り口が意外に感じました。個人的には中々結び付かなかったので、改めて知覚を得られました。
著者も本文にある様な「十四歳病」に確りと罹患した経験をもっていると推察しました。こうした思い悩みの経験はあった方が良い気がします。人生は思い悩む事が多くて、本当に「大変!」というのが日々痛感する所です。
本書の全体的な印象としては、引用を基底とした主張が9割で、残り1割(具体的には最終の章立て)が著者主体の主張に見て取れました。著者自身の独自の主張が数多く見(まみ)えれば尚良かったと思います。
紙の本
説明がほしいい
2015/12/19 13:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジレンマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはり理解にくい、いろいろな説明があったらいいのに
紙の本
小さな倫理学入門
2016/09/16 23:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:NAOKI - この投稿者のレビュー一覧を見る
「小さな倫理学入門」というタイトルと本の薄さが手に取ったポイント。筆者の考えを通して、様々な問いを倫理学的に思考する。文章自体は読みやすい。けれど、内容はしっかりしていて、入門とは言えど、倫理学についての知識がある程度は必要だと感じた。日々の生活は、相手と対等であること(等価性の原理)や利益(帰結主義)にとらわれがちだが、見返りを求めない友愛(ケアの倫理)の心で寄り添うことも大切。たとえ「真理」は一つであっても、それらを考える「倫理」はもっと柔軟で多様であっても良いという筆者の考えが印象的。