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紙の本
私たちの国に起きたこと (小学館新書)
著者 海老名 香葉子 (著)
「かよこは強い子。笑顔でいてね」 11歳の少女は、母がくれたお守りとその言葉だけを頼りに、焼け野原の東京をひとり生き抜いた。自身の過酷な半生を通して綴る、東京大空襲の真実...
私たちの国に起きたこと (小学館新書)
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商品説明
「かよこは強い子。笑顔でいてね」 11歳の少女は、母がくれたお守りとその言葉だけを頼りに、焼け野原の東京をひとり生き抜いた。自身の過酷な半生を通して綴る、東京大空襲の真実と、その後の日本人の苦悩と再生の物語。【「TRC MARC」の商品解説】
少女が立ちつくした焦土・東京の無情と人情
1945年3月、11歳だった海老名さんは、疎開先で東京が空襲を受け焼け野原になったことを知る。願いもむなしく、両親・兄弟は亡くなっていた。
突然一人きりになってしまった少女は親戚を頼るが、どこでも「邪魔者」扱いされ、各地を転々とすることに。ずっと胸に抱いていたのは、疎開の日にかあちゃんが持たせてくれたお守りと、父ちゃんが疎開先に送ってきた手紙。そしてかあちゃんの「かよこは強い子。明るく生きていくのよ」の言葉。
ある日、釣竿の名匠だった父のかつての顧客・三遊亭金馬と再会、家にいれてもらうことに。そこで出会った林家三平と結婚、4児をもうけるが、やっとつかんだ幸せもつかの間、三平ががんで死去。おかみさんとして一門を支えていくことを決意する。それでも続く戦争への怒り。
長男・正蔵のテレビの仕事で生まれて初めて出かけた「家族の仇」アメリカの地。そこで、足を引きずるアメリカ人老紳士と出会う・・・・・・。
海老名さんの過酷な半生を通して綴る、なかなか語られることの少ない東京大空襲の真実と、その後の日本人の苦悩と再生の物語。涙なくしては読めない、感動のノンフィクション。【商品解説】
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