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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/10/16
- 出版社: 早川書房
- レーベル: ハヤカワ・ミステリ文庫
- サイズ:16cm/321p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-15-181452-5
読割 50
紙の本
天国でまた会おう 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
第一次世界大戦直後のパリでのしあがる実業家プラデルは、戦没者追悼墓地の建設で儲けをたくわえていく。一方、アルベールは生活のため身を粉にして働いていた。そんな彼にエドゥアー...
天国でまた会おう 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
天国でまた会おう 下
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:1,628円(14pt)
- 発送可能日:1~3日
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商品説明
第一次世界大戦直後のパリでのしあがる実業家プラデルは、戦没者追悼墓地の建設で儲けをたくわえていく。一方、アルベールは生活のため身を粉にして働いていた。そんな彼にエドゥアールが提案したのは、ある途方もない詐欺の計画だった。国をゆるがす前代未聞のたくらみは、はたしてどこにたどりつくのか?日本のミステリ・ランキング一位を独占した人気作家が放つ、スリルと興奮に満ちた群像劇。一気読み必至の話題作。【「BOOK」データベースの商品解説】
【ゴンクール賞(2013年)】生活のため身を粉にして働くアルベール。そんな彼にエドゥアールが提案したのは、ある途方もない詐欺の計画だった−。第一次世界大戦後のフランスを舞台に、青年たちの苦難と逆襲を鮮やかに描く。単行本も同時刊行。【「TRC MARC」の商品解説】
『その女アレックス』著者が放つゴンクール賞受賞の傑作サスペンス長篇【本の内容】
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紙の本
結末に満足
2023/12/04 09:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
レイラ・スリマニ「ヌヌ ― 完璧なベビーシッター」(2016年)、ミシェル・ウエルベック「地図と領土」(2010年)、マリー・ンディアイ「三人の逞しい女」(2009年)と数え上げたらきりがない。タイトルは「天国で。。」だから主要人物の誰かが冒頭で死ぬのかなと思ったらなかなか死なない(死にかかった人はいたが)、なんだ死ぬ死ぬ詐欺かと思っていたら、最後に悲しい死が待っていた、悪党・ブラデルを最後どうやって始末するのかという期待は満足できる形でかなえられた、主人公、マイヤールの結末にも満足である
紙の本
神はいたか
2021/10/07 10:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
1 ) 何かスッキリしない結末だったが、あの極悪非道の男、プラデルが、一文無しになり、近親者すべてから見捨てられ、神からも見放されたことで、反対に神はいたのか、と思えた。
欲を言えば、プラデルの部下殺害の罪を追求する場面があれば、さらに溜飲を下げることができたのにと、物足りなさが残った。
2 ) 人は死んだ時に一番大切に扱われる。戦死した兵士たちとなれば、尚更だ。国中で、戦死者追悼記念碑を作る話しが湧き上がる。この気運を利用して、金儲けを企んだのが、負傷しながらも生きてパリに戻った二人の兵士、エドゥアールとアルベールだった。どっちみち生還した兵士たちには冷たい社会なんだ、ズルをして大枚手に入れてとんずらしたってかまうものか。
3 ) 自分がエドゥアールとアルベールだったら、、、、、確かに、詐欺は悪いことだが、理不尽な世間をギャフンと言わせたい気持ちになるのは、充分理解できる。
4 ) 役人メルランの人生は、地味で面白みに欠けるが、筋が通っていて、こういうの、うん、いいかもしれない、と考えさせられた。後々、目の前の大金をあきらめた夜のことを、何度も思い返すことも含めて。
紙の本
眼に浮かぶ
2019/12/03 20:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
とんでもない企て、予想外の結末。エドゥアールのその姿がまざまざと目に浮かびました。ただ、どうも展開のスピードが微妙な気がしました。
電子書籍
宿命的な結末
2016/11/23 05:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文学臭の強いスローテンポな作品ですが、下巻では問題が雪だるま式に大きくなっていき、上巻よりもずっと緊迫感に溢れています。結末は宿命的ともいえ、予想外ではありましたが、「なるほど」と唸ってしまう程に説得力があります。
電子書籍
タイトルが好き
2021/11/06 19:26
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投稿者:たま - この投稿者のレビュー一覧を見る
天国でまた会おう
そう(心の中で)言ったのは序盤のアルベールであり、恋人への想いであったが、エドゥアールに通じる言葉だと思う。父へ、姉へ、友へ。
それにしてもプラデルはここ最近読んだ中でもトップランキングに加わるクソオブクソなクソ野郎でした。役人メルランの返しが痛快だったなぁ。
紙の本
ルメートル作品
2015/11/29 22:06
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投稿者:ag - この投稿者のレビュー一覧を見る
ルメートルと言われなければわからないくらい前作とは作風が違いますが、シュールなもの見方はやはり、といった感じです。