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商品説明
マルクスを探究し、「革命論」の核心を理解することで「恐慌=革命」説をのりこえ、民主共和制、多数者革命を通じた資本主義社会変革の理論を提起する。2015年1月開催の労働者教育協会・大学習会での講演内容を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
最近の日本共産党の姿の本源がココでも詳細に語られている
2015/11/10 12:39
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hon-to-you - この投稿者のレビュー一覧を見る
と、私はそういう読み方をした。
全てを金科玉条としない立場、
この態度も「日本のことは日本で考える」立場と共通性を持つと、考えて良いのでしょう。
1960年代冒頭の日本共産党『綱領』以降、らしきものを読んだことが無い場合、
不破氏らの現段階での研究到達のキモを識ると、まさに驚愕する。
21世紀の初めに、この党の最新の『綱領』が確定された。
不破氏らの、長期の探究の多くの成果が、
これらの決定文書や、21世紀へ足を踏み入れる前後の頃からの
ジワリジワリの内部改革(たぶんです。中身は知りません)が進められ、
政策や言動にも、やはり同じことが進行していたのでしょう。おそらく。
そう理解しないと、こんたびの
『戦争法の廃止をする政府』の提案の根源的思想的立場がどこに在るか、
この辺からの理解に至るのは、
大手マスコミ記者陣(by YouTube)でもかなり困難だったようだ。
(彼らがスグに理解していても「記事」として要点を掲載するコトは、
自己保身が先行して既に筆を「曲げて」いるかも知れない。)
現「政権」勢力の
暴力的というか、或る人は「クーデター」とも言われる
日本の立憲主義と民主主義、個人の尊厳の立場の『土台』の破壊→独裁の進行、
これに対して、
若者たち、ママ、学者、弁護士会、私(無名の多数)ら…
による『日本の新しい民主主義の胎動』。
「本気で…」の三文字に背筋を正さざるを得なかった私。
「民主主義って何だ!」と問い行動の中で「これだ!」と応えた彼ら。
この時の国民多数の声・行動に、公党なら応える。応えて欲しい。
志位氏らは、この大行動に参加する中で、
自身も『本気で』塾想せざるを得なかったと言われる。
形の面では『国民連合政府』(仮称)として提案された。
違憲の戦争法と、
その火種としての「一内閣の解釈で憲法のキモも変えてしまった集団的自衛権の行使、
いつでも・宰相がどんなに愚鈍な人物でも「頭の中の総合的な判断」これ一つ・世界中どこへでも・ベイ国が「来い・行け」と言えば「あの世」まで…、
デタラメ「法」、壊された政治全ての土台、これを元に戻せ!
志位氏は、これを一日も早く無くすことは国民の『大義』だと、発表時に言われた。
(私としては、政治家にとっても、これを無くすために最大限の力を尽すことは、
自らの存在意味を問う根源的な最大の『(政治家の)大義』では無いかと考えた)
今現在も尚、或る代表政治家は
「ハムレット」状態に在るように私の耳目には映る。
「それが問題だ」。
21世紀初頭の「最大の国難の時」にあって、
この政府案の提起に呼応して、
今後の様々な声・行動の『受け皿』としての
『総がかり行動』が、連続・再起動したことはたいへん心強い。
本著をザッと読んだ限りでも、
現在の日本で萌芽したばかり、もはや止まることが無いと強く思う声・行動、
これらに付いても
『科学的社会主義』が語る内容は、
さまざまな示唆に富む。
私自身、長期にわたり「誤解・無知」だった内容が多く有った。
今の日本共産党って、何なんだろう?
そうフッと想った時は、当の政党は「最近、何を言っているのだろう?」
と、直に著作に接して、私のちっちゃな『知』の大きな「参考」にしよう。
あとは自分の頭で反芻しつつ、あれこれいろいろ考えていくいつも流。