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紙の本
勇者たちへの伝言 いつの日か来た道 (ハルキ文庫)
著者 増山 実 (著)
ベテラン放送作家の工藤正秋は、阪急神戸線の車内アナウンスに耳を奪われる。「次は…いつの日か来た道」。謎めいた言葉に導かれるように、彼は反射的に電車を降りた。小学生の頃、今...
勇者たちへの伝言 いつの日か来た道 (ハルキ文庫)
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商品説明
ベテラン放送作家の工藤正秋は、阪急神戸線の車内アナウンスに耳を奪われる。「次は…いつの日か来た道」。謎めいた言葉に導かれるように、彼は反射的に電車を降りた。小学生の頃、今は亡き父とともに西宮球場で初めてプロ野球観戦した日を思い出しつつ、街を歩く正秋。いつしか、かつての西宮球場跡地に建つショッピング・モールに足を踏み入れた彼の意識は、「いつの日か来た」過去へと飛んだ―。単行本刊行時に数々のメディアで紹介された感動の人間ドラマ、満を持して文庫化!【「BOOK」データベースの商品解説】
正秋は、小学生の頃、今は亡き父と初めてプロ野球観戦した日のことを思い出しつつ街を歩いていた。かつての西宮球場跡地に足を踏み入れた正秋の意識は、そこから40数年前の「いつの日か来た道」へと飛び…。〔2013年刊の加筆・修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
ベテラン放送作家の工藤正秋は、リサーチのために乗車していた阪急神戸線の車内アナウンスに耳を奪われる。「次は…いつの日か来た道」。謎めいたアナウンスに導かれるように、彼は反射的に電車を降りた。小学生の頃、今は亡くなった父とともに西宮球場で初めてプロ野球観戦した日のことを思い出しつつ、街を歩き始めた正秋。いつしか、かつての西宮球場跡地に建つショッピング・モールに足を踏み入れる。正秋の意識は、そこから「いつの日か来た道」へと飛んだ。四十数年前へ―。【本の内容】
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紙の本
かつて大阪に多くの球団があったころ
2016/10/31 20:18
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今は大阪にオリックス・バファローズが、西宮に阪神タイガースがありますが、かつて大阪には、南海ホークス、近鉄バファローズ、阪急ブレーブスという球団がありました。そのころを知る人が読んだら落涙もの。そのころを知らない人が読んでも、人間ドラマが味わえます。かつて阪急球団があった西宮球場を舞台にした物語。ぜひ味読してください。
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西宮球場の記憶が甦った
2016/10/25 08:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヨッシー - この投稿者のレビュー一覧を見る
かつての西宮北口駅の周辺の描写は本当に懐かしくて当時を思い出させてくれた。
そして私も子供の頃に連れていって貰った当時の西宮球場とかつての阪急ブレーブスが今も色んな人達の思い出として残ってるんだなぁと思った。
そして数奇な運命が描かれ、それが繋がっていくファンタジーです。
紙の本
感動!!
2016/01/02 11:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:braves - この投稿者のレビュー一覧を見る
阪急ブレーヴスファンには涙なくして読めません。
物語の本筋とはあまり関係ありませんが高井保弘さんのインタビューは素晴らしいです。「未来は今日の掌の中」。忘れられない言葉になりました。
紙の本
伏線がすべて一つにまとまって、感動的な結末に
2018/05/31 20:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『勇者たちへの伝言』(増山実)は、梅田から夙川に向かう阪急の車内から始まります。
かつてあった西宮球場や今津東映や、日野神社や武庫川が出てくるのだから、地元民が読まなくちゃ、と思って読んでると、なんのなんの、意外な展開をして物語は思わぬ広がりを見せてくれます。
そして気づかなかった数々の伏線がすべて一つにまとまって、感動的な結末に。
なんて書くと本の宣伝みたいですが、本当によかった。
帯ではピースの又吉も絶賛しています。
「あまり小説を読まない方にも、いろんな小説を読み慣れた方にも自信を持って薦められる。」これは言えてますね。
一番最後のあたりは、村上春樹の初期作品に感じが似ていました。
サブタイトルの「いつの日か来た道」は、「西宮北口~」の駅名アナウンスがこう聞こえた、というところからつけられています。
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勇者たちへの伝言
2017/09/22 12:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
阪急ブレーブスという、過去に活躍したプロ野球球団を懐かしむ内容だと思い読み進めましたが、そんな単純なものではなく、複雑な時代背景にに翻弄された人たちの思い、現代に生きる人との繋がりがミステリーな要素も取り入れられて一気に読みました。泣かずにはいられない郷愁に似た感銘を受けました。みんなに薦めたいです。
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思っていた感じとは少し異なったけど
2016/01/22 00:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まちゃあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の生まれ育った街の話。西宮北口駅のダイヤモンドクロスや西宮球場の白い壁面、球場までの街並み、懐かしさがこみ上げる。出てくる阪急ブレーブスのオーダーは僕の中の黄金期より少し古いけど。
中身は予想していたストーリーとはちょっと違った。
北朝鮮帰国者の苦労は読み進めていても辛いし暗い。今もあまり変わらないのだろうか。夢と現実、生まれと安住先は違えど異国に移り住んだバルボンと安子さんなど、いろんな生き様と希望をクロスさせた展開は、出来すぎの感はあったが、なかなか面白い。あと、通勤電車の車窓からしか見たことのなかった日野神社。一度行ってみようと思う。
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昭和も遠くなった
2016/10/13 20:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和も遠くなったんだなぁ。
阪急ブレーブスという名前を目にしてもピンとこない世代の人が読むと、この作者の思いは上手く伝わらないかもしれません。
でも、もう一つの歴史の事実「北朝鮮帰国事業」のことはどんな時代に生まれ育ったとしても知っていなければいけないのでしょうね。
紙の本
そんなことが
2016/01/06 09:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しまんちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
少なからず時代背景、舞台設定に係わりを持つものとして興味がわいたので本誌を手にした。読後の感想としてはそんな出来過ぎの話がある?の一言。今でもたまにある場所でバルボンさんは目にしますけど、本誌にある通りいい人そうです。
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期待外れ
2016/11/04 20:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:wankyo - この投稿者のレビュー一覧を見る
みんなの評価が高かったことと、前から書店で目にして気になっていたので購入した。
物語があまりに現実離れしているし、手紙を元にストーリーが展開していく場面がどうしても納得できなかった。読み終えて爽やかな気分になることもなく、話の展開にも興味が持てなかった。正直、他の人の評価が高い理由が理解できない。もっとおもしろい本は他にいくらでもある。自分的には購入失敗だった。