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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/11/06
- 出版社: 早川書房
- レーベル: ハヤカワ・ポケット・ミステリ・ブックス
- サイズ:19cm/621p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-15-001901-3
読割 50
紙の本
特捜部Q 6 吊された少女 (HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS)
著者 ユッシ・エーズラ・オールスン (著),吉田 奈保子 (訳)
コペンハーゲン警察の特捜部Q。未解決事件を専門に扱う部署である。カール・マーク警部補が率いるQに今回舞いこんだのは、17年前に起こった少女轢き逃げ事件。撥ね飛ばされた少女...
特捜部Q 6 吊された少女 (HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS)
特捜部Q―吊された少女―
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商品説明
コペンハーゲン警察の特捜部Q。未解決事件を専門に扱う部署である。カール・マーク警部補が率いるQに今回舞いこんだのは、17年前に起こった少女轢き逃げ事件。撥ね飛ばされた少女が、木に逆さ吊りになったまま絶命した悲惨なもので、有力な手がかりもなく放置されていた。この事件に取り憑かれた警官が自分の退官式で自殺するという衝撃の幕開けから捜査は始まる。やがて浮かび上がった容疑者は、新興宗教の影がちらつく男だった!あやしげな世界に戸惑いながらも、Qの面々は男を追うが…。人気シリーズ第六弾!【「BOOK」データベースの商品解説】
未解決事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の特捜部Q。今回、Qに舞いこんだのは、17年前の少女轢き逃げ事件。浮かび上がった容疑者は、新興宗教の影がちらつく男だった。あやしげな世界に戸惑いながらもQは男を追うが…。【「TRC MARC」の商品解説】
〈特捜部Q〉シリーズ。引退間際の警官からかかってきた一本の電話は、カールたちQのメンバーを十数年前に起きた異常な交通事故の捜査へと導くのだが……。デンマークの人気警察小説、第六弾!【商品解説】
引退間際の警官からかかってきた一本の電話は、カールたちQのメンバーを十数年前に起きた異常な交通事故の捜査へと導くのだが……。【本の内容】
著者紹介
ユッシ・エーズラ・オールスン
- 略歴
- 〈ユッシ・エーズラ・オールスン〉1950年コペンハーゲン生まれ。ミステリ作家。
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電子書籍
アサドが、活躍
2020/10/02 22:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
捜査部Qシリーズ第6弾。リーダーのカールと、ハーディの事件に進展が!捜査部Qの面々が、大活躍。特にアサドの忠誠心が、すごいです。
紙の本
どんな幕ひきが待ち受けているのだろうか?
2016/04/26 14:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
自ら死を選んだ警官の執念に引きずり回された今回の事件はその解明の課程でカール警部補の抱える過去の爆弾ともいえる2つの事件についてもじわじわとその真相に近づきつつあることが察せられた物語でもあり、何よりもこの物語の時間が現在の実時間に一気に追い付いてきたことから物語全体の結末に向けての加速を予感させられた。カールにアサドにそしてローセに一体どんな幕ひきが待ち受けているのだろうか?
紙の本
真実を知るのは怖い 知られるのも怖い
2015/11/13 09:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:seahorse - この投稿者のレビュー一覧を見る
カール、アサド、ハーディーのそれぞれの悩みが背景に組み込まれながら、奇怪な事件が少しずつほぐされてされていく過程は、毎回楽しみ。最後の最後のどんでん返しは、同じ父親として切なくつらいが、ひとつの家庭の中でそれぞれが秘密をかくしたまま生きていくことで、苦しみは増幅してしまうことを知らされた。
紙の本
シリーズ物のずるさが目につく
2017/05/23 03:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
気がつけば<特捜部Q>シリーズも6作目ですよ!
それだけカールやアサドと付き合っているわけですが・・・カールの相変わらずのやる気のなさにはほんと腹が立つ!
『ミレニアム4』でミカエルがボケボケなうっかりさんではなくなってしまったことに一抹の寂しさを感じたのに、カールの変わらなさにはついイラっとしてしまうという・・・読者って、勝手です。 アサドやローセはそれなりに成長しているというか、そういう部分が見えるだけに、カールのダメダメさ加減が目立つからでしょう。 たとえそれが、事件捜査の際に災厄に巻き込まれた反動だとしても。
ボーンホルム島の警察官からの調査依頼の電話を、カール・マークが軽くあしらったことからおおごとになり、結果<特捜部Q>は17年前の轢き逃げと判断された事件の背景解明を余儀なくされることに・・・という話。
序盤はかなりショッキングなシーンの連続で、「またリアルに具合悪くなるのだろうか・・・」と思ったのも束の間、特捜部Qの面々は地道にといえば聞こえはいいがどちらかといえばモタモタと捜査を開始する。 重要な証言を取れそうな人からはなにも聞き出せず、いろんなことを見逃している。
そして彼らと交差するように、スピリチュアルヒーリングセミナーが入口になっている新興宗教にのめり込んでいく現状がつらい人たちの描写がさしはさまれ、大変暗い気持ちになる。 私自身は特定の信仰を持っていないので、<絶対帰依>の感覚ってただひたすら恐ろしいとしか感じられないのだけれど、そこに救いを見い出してしまう人たちの生活っていったいどんなものだろう。 想像するだけで、つらい。
そんな宗教話に結構なページ数を割かれて困ってしまったのだけれど、それがアサドの過去をわずかでも紐解くための伏線なのか・・・と思えば付き合わざるを得ないし。
そして相変わらず、二人揃って命の危機にまたしても(というか、毎回)陥るカールとアサド。 いい加減に学習してほしい!
アサドがかわいそうでしょう!
でも、そうやって死地を共にくぐりぬけてきた過去が積み重なっているからこそ、カールはアサドに対して信頼感を強め友情を感じているのよね・・・けど、そういうのがないと成立しないのか。 男の友情ってめんどくさいなぁ。
この物語自体は<特捜部Q>の中では特筆すべき事件ではないけれども、シリーズの流れでいけばアサドの過去が少し、けれど重要なことがわかり、カールの巻き込まれた災厄についても少し進展があった。 こういうところがシリーズ物のずるいところなのよ!
シリーズの最後までこの謎は引っ張られるんだろうか・・・続きが気になる。