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紙の本
桜ほうさら 下 (PHP文芸文庫)
著者 宮部 みゆき (著)
江戸で父の死の真相を探り続ける古橋笙之介は、三河屋での奇妙な拐かし事件に巻き込まれる。「桜の精」のような少女・和香の協力もあり、事件を解決するのだが…。ついに父を陥れた偽...
桜ほうさら 下 (PHP文芸文庫)
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- 税込価格:1,628円(14pt)
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商品説明
江戸で父の死の真相を探り続ける古橋笙之介は、三河屋での奇妙な拐かし事件に巻き込まれる。「桜の精」のような少女・和香の協力もあり、事件を解決するのだが…。ついに父を陥れた偽文書作りの犯人にたどり着いた笙之介。絡み合った糸をほぐして明らかになったのは、上総国搗根藩に渦巻く巨大な陰謀だった。「真実」を突き付けられた笙之介が選んだ道とは…。切なくも温かい、宮部みゆき時代ミステリーの新境地!【「BOOK」データベースの商品解説】
ついに父を陥れた偽文書作りの犯人にたどり着いた笙之介。絡み合った糸をほぐして明らかになったのは、上総国搗根藩に渦巻く巨大な陰謀だった。真実を突き付けられた笙之介が選んだ道とは…。切なくも温かい時代ミステリー。【「TRC MARC」の商品解説】
父の死に関わる陰謀を追っていく笙之介に魔の手が……。そして「桜の精」との恋の行方は。宮部ミステリーの醍醐味を存分に味わえる力【商品解説】
父の死に関わる陰謀を追っていく笙之介に魔の手が…。そして「桜の精」との恋の行方は。宮部ミステリ—の醍醐味を存分に味わえる。【本の内容】
収録作品一覧
拐かし | 9−175 | |
---|---|---|
桜ほうさら | 177−421 |
著者紹介
宮部 みゆき
- 略歴
- 作家
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紙の本
甘くはないけど、あたたかい終わり方
2018/05/31 21:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説を読んでいて、クライマックスのいい場面になると、早く先を読みたくて、目があせって先に先に行ってしまい、大事な部分を読み飛ばしてしまったり、うかつな読み方をしてしまって後戻りをしたり、ということはありませんか。
私はよくあるんです。
宮部みゆきの時代物、『桜ほうさら』(上・下)を読んできて、さいごのところで、またそうなりそうになって、ぐっとこらえました。
そして、無事読了。
山本周五郎を少し読んでから宮部みゆきの時代物を読むと、その影響がうかがえます。
とはいえ、題名に桜が入るイメージ通り、甘くはないけど、あたたかい終わり方になって、よかった。
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桜の季節に読みました
2023/04/26 09:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たぁ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読後の余韻にひたっています。あたたかく優しく寂しい作品。 笙さんはとても良いオトコです。 みなさんの感想を読んでいたら、「きたきた捕物帖」に続くらしい。読まねば!
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生き方について深く考えさせられる作品
2021/09/26 17:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
頼りない若侍・笙さんが、桜の精のような女の子に一目惚れするところから物語が始まります。
ほのぼのとしたお話なのかと思って読み進めると、どんどん、辛く容赦ない事実が笙さんの前に現れて…
その時々の笙さんの選択に、「あぁそういう風に生きていくのか」ともどかしく思う場面もあるけれど、人生ってそうやってもがいて足掻いた先に開けていくんだと、目を覚まさせられる思いです。
最後まで読んで、「桜ほうさら」というタイトルにキュンとしました。
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思わぬ展開に驚くも、穏やかで希望あるいいエンディング
2020/09/15 22:40
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮部みゆきの『きたきた捕物帖』を読んだ縁で手に取った本作。物語後半は、父親の嫌疑をはらそうと江戸に出てきた主人公・笙之介が、その思いを遂げるのか否か...の本筋に焦点が当たり始める。結果は思わぬほうに転んでゆくが、結論的には、ある種の希望もあって読者を裏切らないのではないかな。
とにかくこうして空いた深川の富勘長屋に、その後『きたきた捕物帖』の主人公が住まうのかぁ...と思うと、こちらもまた再読したくなる。そして、笙之介のその後もちょっと読みたい。
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ささらほうさら
2016/02/07 18:51
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投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る
すべてに決着が着き、よきラストとは思うが、主人公の今後の目標として救荒録の写本というところに対して唐突感が否めない。本編でもう少し絡ませればよかったのではないかと。
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桜ほうさら下
2023/08/21 12:22
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
父の汚名を晴らすため江戸で事件の真相を調べる古橋笙之介。そして偽文書が使われていたと確信し、その偽文書を作成した人物を探し始める。するとその人物が笙之介の元に訪れ、意外なことを告げるのだが・・・・・。
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これから
2021/08/29 19:58
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投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんな謎解きや一連の事件が終わると、主人公は故郷の家族を失って新しく生きていくことになるのだが、長屋のみんなや和香はそばにいてくれる。助けたい死なないでと思ってくれる。たとえ家族とうまくいかなくても。二人の恋はまだこれからという感じで、冒険終えて会いに行くよって約束するシータとパズーみたいな。怖いカオして拳つくるおつたがイイ。おしま、お徳キャラ。主人公デカいでかい言いすぎ、ってなるけどかわいいシーンです。
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続編望む。登場人物たちのその後が知りたい
2021/08/03 23:23
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
4章構成になっており、第1章でこの物語の根幹をなす事件がある。2章・3章では、根幹の事件とは直接関係のない事件がそれぞれ起こり、第4章で最初の事件の解決に至る。さすがの宮部ワールドである。この物語は続編はないのだろうか。登場人物たちのその後が知りたい。
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嘘はいけません
2021/07/28 13:51
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
嘘をつくなら、一生背負うくらいの嘘を。
というニュアンスの言葉を、主人公の父親が言っていて。
そのとおり。
人を騙そうとしちゃいけないですよ。
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いやぁ おもしろいですねぇ
2020/07/24 11:46
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投稿者:ハマさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いやぁ、宮部みゆきさんおもしろいですねぇ。一気読みしてしましました。じょうずですねぇ。感心します。
どこがいいんでしょうねぇ?
ストーリーはすこし無理があるようなところもある感じがするんです。それでも、大きな違和感なく物語に引き込ませます。「語り」がいいのかな? テンポかな?
主人公の造形もいいですね。「ほうさら」という語感にピッタリの主人公ですね。
「大感動涙止まらず」という読後感ではないですが、ほのぼのとした読後感に浸らせていただきました。
一食抜いても読む価値はあると思います。★★★★
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唐突感が否めないけど、ハッピーエンドで良かったです。
2020/03/19 03:31
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投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
兄が父を殺した、笙之介は坂崎に操られていた…衝撃的な下巻でした。
しかし、父は殺されたけれども、誠実に生きることの大切さを改めて感じました。
母も兄も悪い人ではなかったはずですが、縁づいた家、生まれた家が、合わなかったのでしょう。
二人は決して誠実を蔑ろにしたのではなく、発揮できる環境になかったように思います。
和香が笙之介、そして周囲の人々に心を開いていく様子が嬉しかったです。
おつたさんの存在を上巻から楽しませてもらっていました。
231ページのおつたさん、ステキです。
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下巻は流石に書き上手の著者の実力発揮でした。
2020/01/28 23:54
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
青年の成長・恋愛物語要素の多い陰謀時代劇。しっかりとした筋書で温かみのある展開は良いが、市井の人々の温かみを前面に押し出した展開の為、ワクワクドキドキ感が少々足りないのが残念。また、二話・三話が最後にならないと全体の話に結び付いてこないもどかしさもありますね。江戸留守居役の東谷は端から全て知っていて笙之介を泳がせていたという結末もあまりスッキリしませんでした。陰謀時代劇ではなく、青年の成長・恋愛物語として読むべき作品でしょうか。
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映画愛に溢れたエッセー
2017/10/09 00:52
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
片桐さんの紀行エッセイ2冊を読んで、すっかりはまってしまいました。その勢いでの3冊目。タイトルの通りに、映画館でもぎりのバイトをしていた頃からの映画と映画館にまつわるエッセイがまとめられています。
片桐さんどんだけ映画が好きなんだ。
映画に対する愛情が溢れるエッセイでもあり、消えゆく昔ながらの映画館への惜別の頼りでもあるように思えました。映画にもデジタルの時代とアナログの時代があるんですね。
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家族が崩壊する時
2017/01/21 18:20
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の人生はこんなはずではなかった、もっと違ったはずだという思いはここまで誰も幸せにしないものなのか。そんな心に引きずられて主人公の家族は壊れてしまった。主人公がそのしがらみから逃がれられて一安心。穏やかな生が待っていればいいな。
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はんなりと…
2016/11/08 09:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:笑う門ふう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふんわりかな・・・?
テンポは決して早くないけれど、とても読後感が素敵です。
桜の季節ではなく、秋に読んだけれど、逆に桜に思いを馳せながら読めたような
そんな気がします。
宮部みゆきさんの古典物を始めて読みましたが、他の作品も読みたくなりました。