エチュード春一番 第１曲 小犬のプレリュード （講談社タイガ）

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投稿者：nor　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

荻原さんの世界観からみた神様や心霊の定義ってこうだったな～。と過去作品を思い返しながら楽しめた。

　少し話し言葉がかたいなーとも思うけど、今の崩れた言葉づかいだけしかしらないなんてのも良くないんだなと思い返し、丸ごと受け入れて楽しく読めた。

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投稿者：しだ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

勾玉＆RDGの荻原先生の新作〜♪と思って購入!!わんちゃんが神様で〜っていう設定から、もう少し不思議系で持っていくのかなと思ってたけど、以外とさっぱりしてる印象。今後あのよく喋るパピヨンをどう消化していくのかは気になるところです‥＾＾荻原先生の書かれるキャラクターの会話は面白くて感情移入しやすいところがやっぱり好きだな〜と思い直した一冊です☆

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投稿者：夜メガネ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

タイガ文庫って他の作品はＴＬ，ＢＬや漫画っぽい、
文章は二の次なThe ラノベばかりなので、
荻原作品が好きな読者としては店頭で「なにこれ…」と引いてしまうラインナップでした。
3件くらい回ってようやく買えて、最初のほうから「ＳＮＳ」等、現代用語の嵐で
5年くらいたったら…、厳しくないですか？イタいものになっていないといいのだが…。
そんなことを考えてしまうほどのラノベ・チャレンジぶり。

美綾は大学生だという事を除けば、好みや考えでは共感できる部分があります。
大人しいけど芯はある、荻原作品の主人公少女が持つ要素がちゃんと引き継がれています。

少し冷や冷やしながら正しい日本語文体をどこまで維持できるのか、と読んでいたのですが、
途中からはもう、推理要素にはまってました。
あまりに気になって2回は読もうと思えない程疲れたような…。


1人になって自由と孤独を手にすると、冷静な判断が下せなくなることや
今までと違った考えに影響されやすくなることへの示唆も見事です。
美綾が久しぶりに会った同級生「ちーちゃん」につい全幅の信頼を置いてしまったのも
不思議ではないし、環境が整ってしまったと言えます。

霊感がどうとかオカルトに優越感を抱きがちな世代にはぜひ読んで欲しい要素がたくさんです。
どれほど人の心理とは他者の評価や考えに影響されてしまうのか、
犬も解説してくれますし、作者もズバッと言っていくれています。
(特に演劇をする人間心理に関してはもう、「(当たってると思うだけに)バッサリですね！」)

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投稿者：海(ｶｲ)　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

荻原規子さんの作品は本当に面白い！

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投稿者：まい　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

大好きな荻原さんの作品です。
荻原さんらしさもありますが、舞台か現代日本なので初めての方でも読みやすいと思います。
続きが気になります。

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投稿者：てつ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

正直、本屋でサイン本が売っていたので買ったという軽い気持ちで読み始めた。
神様って実は近くにいるって思っていたところがあるので、設定は許容範囲。
タイガからの本のなかでは、文章もしっかりしているので、読んでみてもいいのではないでしょうか。

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投稿者：ワシ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

『RDG　レッドデータガール』に続く荻原規子版のライトノベルといったところか。
往年のファンとしては忸怩たる思いも隠せないではない。

(ΦωΦ)「しかし『タイガ』というレーベルは、どうにもその手のヲタ向けが多いのう」
美綾「いつの間に猫になったの…」
(ΦωΦ)「パピヨンは入れ物に過ぎない、猫になっていけないという定めはないだろう。さて…」
美綾「どうしたの？」
(ΦωΦ)「現役JDが唐突に一人暮らし、そこへ犬が迷い込む。これは“ふらぐ”ではないのか」
美綾「特になにも切っ掛けはないと思うけど」
(ΦωΦ)「だからこそだ。我々の薄い本を量産し勧請してわしの存在を広く周知させるのだ」
美綾「いきなりなにを…ちょっと私のパソコンで勝手にヘンなマンガ書かないでよ！」
(ΦωΦ)「良いではないか。ディジタル技術の驚異。削除など一瞬だろう」
美綾「そこまで描いた割りに消しちゃうのね」
(ΦωΦ)「我々の存在も同様じゃ。記憶に留まらねばこのように消え去ってしまう」
美綾「けど、そんな大それた展開に出来るの？」
(ΦωΦ)「わしも昔は狼の姿をとっていたが狼は絶滅した。だが今も狼は人々の記憶に残っている」
美綾「送り狼とかあんまりいい意味ないじゃないと思うけど」
(ΦωΦ)「寿命のないわしに繁殖行動はそもそも意味がない」
美綾「いまいち話が読めないよ」
(ΦωΦ)「過去の大作と比較検討をしてみる必要があるということだ。輝（かぐ）と闇（くら）の氏族、お主らの繁殖、他にもカギは二つあった。勘のいい読者ならとうに気付いているはずだ」
美綾「うーん。そのお話ってちゃんと収まるところに収まるの？」
(ΦωΦ)「分からぬ。まあ一巻目は香住をいじめて終わってしまったからのう」

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投稿者：nazu　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

大学生の女の子が主人公。作者らしく、そこに日本の神様がかかわってきます。今回の主人公もRDG同様自分に自信がないみたい。どちらかといえば勾玉三部作のように芯のある女の子のほうが好きかなぁ。

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投稿者：るう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

勾玉シリーズからの読者です。前作あたりから作者の書きたいものと私の求めるものが完全に違ってきた。このあたりが離れ時のようですね。

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投稿者：つきこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

うーん。設定も文章もキャラも好きなんですけど、なんか消化不良感が。。。。。。萩原さんが好きなだけに、贅沢になっちゃうのかもです。次巻を期待してます！