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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 222件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/06/01
  • 出版社: 小学館
  • サイズ:18cm/270p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-09-823501-8
新書

紙の本

夜を乗り越える (小学館よしもと新書)

著者 又吉 直樹 (著)

芸人で、芥川賞作家の又吉直樹が、少年期からこれまで読んできた数々の小説を通して、「なぜ本を読むのか」「文学の何がおもしろいのか」「人間とは何か」を考える。芥川賞受賞作「火...

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夜を乗り越える (小学館よしもと新書)

税込 902 8pt

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商品説明

芸人で、芥川賞作家の又吉直樹が、少年期からこれまで読んできた数々の小説を通して、「なぜ本を読むのか」「文学の何がおもしろいのか」「人間とは何か」を考える。芥川賞受賞作「火花」の創作秘話や、自著への想いも明かす。【「TRC MARC」の商品解説】

芸人、芥川賞作家・又吉直樹 初の新書

芸人で、芥川賞作家の又吉直樹が、
少年期からこれまで読んできた数々の小説を通して、
「なぜ本を読むのか」「文学の何がおもしろいのか」
「人間とは何か」を考える。

また、大ベストセラーとなった芥川賞受賞作『火花』の
創作秘話を初公開するとともに、
自らの著作についてそれぞれの想いを明かしていく。

「負のキャラクター」を演じ続けていた少年が、
文学に出会い、助けられ、
いかに様々な夜を乗り越え生きてきたかを顧みる、
著者初の新書。
【商品解説】

『火花』をはじめ著作のネタノートや執筆舞台裏などを、書籍では初めて語ります。さらに太宰治から村上春樹、西加奈子まで膨大な読書遍歴を誇る著者が、それぞれの作品を考察しながら、文学の魅力を読者に訴えます。【本の内容】

目次

  • はしがき
  • 第1章 文学との出会い
  • 第2章 創作について--- 『火花』まで
  • 第3章 なぜ本を読むのか --- 本の魅力
  • 第4章 僕と太宰治
  • 第5章 なぜ近代文学を読むのか --- 答えは自分の中にしかない
  • 第6章 なぜ現代文学を読むのか --- 夜を乗り越える
  • あとがき

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みんなのレビュー222件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

又吉氏渾身の読書論

2016/06/10 20:56

11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

「なぜ本を読むのか?」をテーマにした又吉氏渾身の読書論です。又吉氏の本に対する真面目な熱い思いに、感動しました。
 内容は、第1章は文学との出会い(高校卒業までの読書体験)、第2章は高卒後(上京)から「火花」執筆まで、第3章は本の魅力、第4章は太宰治論、第5章は近代文学(芥川龍之介、夏目漱石、谷崎潤一郎、三島由紀夫、織田作之助、上林暁)の読み方、第6章は現代文学(遠藤周作、古井由吉、町田康、西加奈子、中村文則)の読み方でした。
 一部抜粋すると、「自分の感覚の確認ができる」「今までなかった視点が自分の中に増え、物事の本質に近づくことができる」「他人の人生や判断を知る」「本をおもしろく読めないのは自分の責任だ」「本を読むことは無駄足じゃないし、遠回りでもない」「本の中に無駄な文章はひとつもない」「僕は小説に救われてきました」。
 本を自分の血肉とする究極の読書術です。とにかく熱い真面目な読書論で、本への熱い思いが溢れています。純文学を読み始める中高生には是非読んでもらいたい良書でした。 ただ「本をおもしろく読めないのは自分の責任だ」には参りました。私は、純文学を大学受験のために読んでいたようなところがあって、大学入学後、遠藤周作・夏目漱石・武者小路実篤以外の純文学は読んでいません。恥ずかしい限りです。又吉氏のように、深く読める自信はありませんが、純文学に再挑戦しようかなと思いました。・・・と言いつつも、本屋に行ったら、やっぱり大衆小説を手に取ってしまいそうです。

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紙の本

良かった

2016/06/26 23:17

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なな - この投稿者のレビュー一覧を見る

火花を読みたいと思いつつ未だ購入できず、先にこちらを購入してしまった。
自分の考えをしっかりと持ちつつ、それをきちんと文章にできていて驚いた。
そして、テレビで見かけるたびにも思っていたが、とても謙虚な人だと改めて思った。
芸人の顔と作家の顔どちらも大切にしていっていただきたいと思う。

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紙の本

表現に触れること。表現をすること。

2018/11/18 17:45

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

わたくしごとですが、市民講座で絵を習い始めて三年目、
いろいろなことを試しながら楽しんでいます。
絵を描き始めるまでは少し時間がかかるのですが、スタートさえ
切れればあとはどきどきする時間が待っています。
楽しいと分かっているのに、入るまでに抵抗感を感じる心理は
不思議です。

絵を描き始めて気がついたのですが、アマチュアの絵のすごさが
分かるようになったのですね。
県展は当たり前、市展だって相当ハイレベルに感じます。
そんな状態で美術館に行くと、著名画家の作品は神がかりにしか
見えません。
この前はドガやゴッホ、ルノワールなどの作品に会いましたが、
天才という言葉しか浮かびませんでした。

絵の先生からは大切なことをいろいろ習っていて、
そのうちの一つに作品を作るという感覚があります。

夜を乗り越えるを読んでいて、ずっと同じことを感じていました。
絵を描くこと、見ること。本を書くこと、読むこと。
心の動きは全く同じで、表現の手段が違っているだけだと。

なぜこんなことを書いたかというと、同じ感覚をお持ちの方が
いるのではないかと思うからです。
音楽の演奏。ダンスパフォーマンス。演劇。書道。
ご自分の好きなものに置き換えてみて下さい。
又吉さんの場合は、お笑いのネタをやることと読書は
本質的に同じであると感じているようです。

もっと深く読みたい。知りたい。どう感じたかを表現したい。

書評を書くにあたり、感銘を受けること間違いなしです。
第4章・5章で、個別の作品に対する本紹介が何本か
書かれていますが、これが心に刺さる数々なのです。
本当に多くのことを考えていて、多くの感覚を展開しているさまは、
感じ入るものがあります。

その中でも、絶対ということはないという感覚には、
かなり強い衝撃を受けました。
これは火花でも書かれていたことです。

理系上がりで技術系職場にいると、あるものさしに当てはめて
絶対を作ろうとする場面によく出くわします。
もちろん、未来永劫変わらないことはありえないという
前提のはずですが、往々にして独り歩きします。

わたしの場合ですが、考え抜いて選択したけれど、
状況が変われば違うこともあるのできっちり記録化しておくことを
心掛けています。
ところが、あの人がこう言ったからとか、こういう理屈だよねなどの
一面的な受け売りで、思考を止めちゃう人も多いのですよね。
もっと良くないのは、物理現象には絶対である面が多いので、
本当は考えなくてはいけないことまで単一化した思考を
持ち込む悪癖がついていることなのです。

なんだか熱く語っておりますが、こんな風にあさってのことまで
思考が飛ばされてしまいました。
どんどん頭が活動的になる本です。
人それぞれ、いろいろな考えが去来すると思います。
最高に面白かったです。

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紙の本

同調の連続で。

2019/08/24 21:47

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本に対する捉え方とか感覚が驚く程似通っていて鼓動が高揚の連続でした。第3章から最後の第6章までがもう、そう!そう!と声を上げそうでした。
漱石と龍之介はほぼ全作中高生までに読了していましたが、太宰については斜陽と人間失格とを何故か読んだ事がなく、それ以外を割と読了しているという不思議な状況です。
漱石については我輩と坊っちゃんと夢十夜以外は当時深い読み込みが出来ませんでした。しかし又吉氏が言っているように、本は幾らでも再読が出来ます。また、当時読んで今一つ消化出来なかった自分が経年後改めて読んでみると違う感覚を覚ゆというのは全くその通りです。
第6章にある本を読んでみようと思いました。

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紙の本

共感できるところたくさんあった

2022/12/31 11:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミント - この投稿者のレビュー一覧を見る

芥川賞作家でもあるピース又吉さんの本。なぜ本が必要なのか、なぜ純文学を読むのか、なぜ太宰治なのか。自分はそこがなかなかうまく言語化できなかったところを、面白くわかりやすく書いてくれていたので、とてもスッキリして共感できるところがたくさんあった。

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紙の本

良い本をたくさん読みたくなる渾身の一書。

2021/07/22 07:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

「図書館司書オススメの本」にあった。

本を扱うプロ中のプロが、読書の秋に読んでもらいたい思いは確実に伝わった。

読書好きで知られ、芥川賞作家にもなった芸人でもある彼は、「なぜ本を読むのか?」と聞かれることが多いという。

まずは「面白いから」と答える。
その上で本が好きな人にも、本を読まない人にも、誠実に答えていったのがこの本だ。

本を読むことは対話に似ている。

時には、話を聞いてもらっている感覚になることもある。

そして、話をただただ聞くこともある。

話をするだけですっきりすることがある。

体験を聞くだけで、暗闇に明かりが灯るようなことがある。

人は人と関わることで、良くも悪くも変わっていく。

家族。仕事。ご近所さん。
一冊の本を手にすれば、その自分をベースに古今東西の人たちと交わっていくことができる。
感覚を共有していくことができる。

とてもわかりやすく、読みやすく書かれている。
そして考え抜かれて書かれた文章なので、良い意味で読むのに時間がかかる。

良い本をたくさん読みたくなる渾身の一書。

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紙の本

なぜ本を読むのか。

2021/05/07 21:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る

私の中の一つの答えである「視点を増やす」が、又吉さんの中の一つの答えと同じだったことによって、きっと多くの本を読む人たちとも同じなんだと思った。今の世の中、割と簡単に情報を入手することができる。だから割と簡単に、見えなくていいことまで見てしまう機会が多いと思う。そして、割と簡単に人を馬鹿にすることができる。262「一所懸命な人を馬鹿にする笑いが好きじゃありません」こんなに真っ直ぐなこと、なかなか言えないでしょう。なんて格好良いんだ。誰しもが子ども時分に持っていたそういう真っ直ぐな感覚を忘れないで大人になることが、本当に大人になっていくことなんだと思った。

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紙の本

良かった

2016/11/07 23:52

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和史 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今年買って良かった本、そして手元においておきたい本です。私は子供の時から古書街に入り浸るようなおませサンで、挙げ句は書店員になった無類の本好きです。自分とかけ離れた世界を知り、妄想空想夢想の世界へ誘ってくれる大事な「遊び」ですから。
易しく柔らかい文体ですし、読後格も悪くないので中学生の息子にも読んでほしいと思える本でした。

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紙の本

深い視点

2019/08/31 17:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る

悪い意味ではなくて、作者は変わってるなと思った。すごく深い視点で物事を見ている。物事についていろいろ考えていることが、なんだかすごいなぁと思わせる。

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紙の本

なぜ本を読むのか

2017/05/27 06:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さんむー - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は本が好きで読むわりに語彙力は高くないし、細部の内容を詳細に憶えているわけではない。
ただ面白かった!!!!と思い、胸に残る文章とシーンが断片的に記憶に残る事が多い。
そのためラストを覚えてなかったりする事が多いので私って本読んでる意味あるのかなと思ったりする。

だがそんな考えが又吉さんによってかき消された。

又吉さんが本を読む理由に共感を覚えたし、私の読書は間違ってないと思うことができた。そして、「ああ、ただただ本を読み漁りたい!」と思った。

又吉さんが書いた小説はまだ読んだことがないが是非手にとってみたい。

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紙の本

おもしろいけど

2016/10/08 19:03

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほんだくん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ですます調なので、エッセイというより、語り下ろし、という感じでした。東京百景のような、小説すれすれの随筆というのをまた書いてほしいです。小説の次作も早く読みたいです。

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紙の本

本とどう向き合ってきたのかを語る直球読書論

2016/06/27 13:08

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りー - この投稿者のレビュー一覧を見る

帯にある通り「なぜ本を読むのか?」に正直に取り組んだ至極真っ当な読書論。この人の随筆の素晴らしいところは己に懐疑的であるが故に他人に決して意見を押し付けることをしないところで、結構強気な意見を言っているのにあまり反感を抱けない。僕自身本を読むという行為に関してなんだかんだ突き詰めて考えてみたことがなかったので、面白く読めた。特に後半はいわゆる文豪の有名作品について一言ずつ言及があって、それがまた興味深い。

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紙の本

夜を乗り越えるために

2016/08/12 23:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mino - この投稿者のレビュー一覧を見る

この『夜を乗り越える』は、本を読む理由がわからない人、興味があるけど読む気がしないという方々の背中を頼まれてもいないのに全力で押すもの。そして又吉自身が「なぜ本を読むのか?」という質問に時間をかけ、逃げずに向き合うという内容です。

今や芥川賞作家となった彼。小さい頃はどの様な子供で、近代文学とどの様に出会ったのかという内容から始まるのですが、意外だったことは又吉が喧嘩ばかりしていた時期があるということ。まあこれは本人としても不本意な事であったと読んでいけばわかるのですが。彼には、暗いと言われる割に何かあると戦うことも辞さないという姿勢を感じていましたが、このエピソードを読んで納得が行きました。
創作について、という章では火花までの作品がどの様な経緯で、どういった想いから生まれたのかが語られています。こうして読んでみれば、書き手としての経験を着実に重ね、たどり着いたのが火花だったのだということが分かります。『夜を乗り越える』に興味がある方は、又吉の作品をいくつか、少なくとも火花を読んでから手に取るとよいと思います。

この本の核ともいえる『なぜ本を読むのか』についても彼なりの答えを綴っています。その答えは本を読む面白さにも繋がるとも主張しており、あまり本を読まない人たちにも読書を楽しんでほしい、そして文学界がもっと盛り上がって欲しいという彼の想いが感じられます。

なぜ近代文学を読むのか、なぜ現代文学を読むのか、という章では彼の好きな作家と、その作品の素晴らしさについて語っています。読みこむ力というのでしょうか、難しそうな作品もこんなに深く読めるなんて羨ましい、などとおもったのですが、彼は自身をあほだと言い、一度読んだだけではわからない、何度も読みやっと理解できたり、何年も経ってから読んでみたら面白くなっていたということもある、という文章を読んで、少し自信が湧きました。ああ、私ももっと真剣に、そしてこれからも読書に取り組み続ければどんな作品でも面白く読めるのかもしれない、と。

久しぶりの読書録でなんともまとまりのない長文になってしまいました。
少しでも興味がある方はぜひ読んでみてください。

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紙の本

タイトルに惹かれて

2016/06/26 14:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:JM - この投稿者のレビュー一覧を見る

すっと1日で読めてしまいました。
太宰治は入水の前夜を乗り越えることができなかったか…というあたりにぐっとくるものがありました。

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紙の本

中学生、読んでみたら?

2016/07/05 00:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:HAHA - この投稿者のレビュー一覧を見る

又吉の口調で書かれているので、読んでいると彼の声が語っているように感じます。(好みの点からはそれが読みにくくも感じます。)太宰と出会った中学時代の又吉少年を興味深く読みました。又吉が太宰の文章の中に我が意を得たりと思ったように、いま中学生でいる人の中に、この又吉少年の様子に自分を重ねる人が居るのではないかと思いました。
また、太宰から西加奈子など現代の人気作品まで 又吉目線のブックトークも、中学生の感性にふれるのではないでしょうか。又吉自身が14歳の感性を大事にしているからなのか…教育的に薦める良書かどうかはわかりませんが、中学生、読んでみたらどう?と思った本です。

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