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紙の本
美の考古学 古代人は何に魅せられてきたか (新潮選書)
著者 松木 武彦 (著)
はるか60万年前の石斧に始まり、縄文・弥生土器、銅鐸、古墳に至るまで、人類の歴史は「美」の歴史でもあった。物に託された数と図形、色や質感などを切り口に、人の心の動きと社会...
美の考古学 古代人は何に魅せられてきたか (新潮選書)
美の考古学―古代人は何に魅せられてきたか―(新潮選書)
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商品説明
はるか60万年前の石斧に始まり、縄文・弥生土器、銅鐸、古墳に至るまで、人類の歴史は「美」の歴史でもあった。物に託された数と図形、色や質感などを切り口に、人の心の動きと社会の変遷とを重ね合わせる画期的論考。【「TRC MARC」の商品解説】
石器・土器・古墳の「美」とは何か? 新たなる人類史の試み。60万年前のホモ・ハイデルベルゲンシスの石斧に始まり、縄文・弥生土器、古墳に至るまで、考古学は物の機能や技術面しか見てこなかった。だが、じつは「美」こそが、いにしえの人びとの在りかたを方向づけてきたのだ。物に託された数と図形、色や質感などを切り口に、人の心の動きと社会の変遷とを重ね合わせる画期的論考。【商品解説】
著者紹介
松木 武彦
- 略歴
- 〈松木武彦〉1961年愛媛県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。国立歴史民俗博物館教授。専攻は日本考古学。著書に「進化考古学の大冒険」など。
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紙の本
教科書には載っていない、古代日本人がモノに込めた美の歴史
2020/05/13 09:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:穴部 - この投稿者のレビュー一覧を見る
土器や古墳などの古代日本人が遺した作品に込められた「美(人の心を揺り動かすもの)」の変遷を辿っていく考古学の本である。著者の考察が正しいのか間違っているのかは定かではないが、強い説得力を感じた。
歴史の教科書に味気なさを感じていた人でも、この本を読めば歴史の奥深さを堪能できると思う。
紙の本
美に対する古代の考え方
2019/11/11 10:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nobita - この投稿者のレビュー一覧を見る
古代の美意識を解明することにより、美というのが何物であるか分かったような気がする。縄文から弥生は認知革命の一部。前方後円墳の美観についても面白い。このような観点から書かれた本はとても珍しいが、好奇心をそそった。
紙の本
美の普遍性を前提にした論
2016/08/09 18:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
美の基準が世界中で共通である段階が古代においてすらあったのだろうかと考えることもある。著者は縄文土器にもみられる複雑多様な表現の段階から、弥生のような譚世紀にいたるのは必然だとしているが、どれくらい根拠があるのかはつかめなかった。ただ楽しい本なのは確か。「ブーバー・キキの法則」の話などは参考になった。でも民博の展示部門を馬鹿にした記述はちょっとカチンときた。