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紙の本
夕陽妄語 1 1984−1991 (ちくま文庫)
著者 加藤 周一 (著)
豊かな知識と透徹した見識は、同時性を保ちながらも、時代を越える。20世紀日本を代表する知識人・加藤周一が四半世紀にわたって『朝日新聞』に連載した時評エッセイ。1は、198...
夕陽妄語 1 1984−1991 (ちくま文庫)
夕陽妄語1 1984‐1991
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商品説明
豊かな知識と透徹した見識は、同時性を保ちながらも、時代を越える。20世紀日本を代表する知識人・加藤周一が四半世紀にわたって『朝日新聞』に連載した時評エッセイ。1は、1984〜1991年を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
中身が濃く読み応えがある
2020/01/19 16:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
1984年から1991年までの朝日新聞に掲載された時評をまとめたものです。取り上げているのは、その時々の国内や世界の出来事から芸術など多岐に渡っている。一つ一つは短い文章だが、中身が濃く読み応えがある。この間に起こった出来事に関する著書の懸念が、今、現実になろうとしている。若しくは、もっと酷くなっている感もある。2巻、3巻と読むつもりだが、お先は真っ暗だ。
紙の本
『夕陽妄語1』(ちくま文庫)を読んで
2017/07/25 08:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やぶやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
1984年から1991年までの「朝日新聞」夕刊に月1回掲載の文章である。
1 読みすすめると「今、まさに問題になっている話題」と錯覚する文章が少なからずある。
2 時どきに日本の軍国化に対する危惧をとりあげ、警鐘を鳴らしている。
3 「言葉・知識」、信念(反戦・平和・反核)、政治・外 交、芸術(演劇・建築・その他)に関して、世界的視野から論じている。
その他、1983年の韓国民間機がソ連の戦闘機に撃墜され、269人が犠牲になった。その5年後、イランの民間機が米国の艦船のミサイルにより撃墜され、298人が犠牲になった。私は、イラン機の撃墜の事件は全く知らなかった。報道に関する興味ある文章である。
1991年のソ連消滅に係わり、「マルクス主義が死んだという命題は、空虚なものにすぎない」という一文は、私には印象的であった。