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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/02/08
- 出版社: サイゾー
- サイズ:21cm/93p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-904209-95-0
紙の本
TPPに隠された本当の恐怖 ついに明らかになった危険すぎるシナリオ
著者 苫米地 英人 (著)
批准したら最後、日本の法律が通用しない世界に放り込まれる! TPPの危険過ぎるシナリオを明らかにしたうえで、与野党議員・全国民向けの緊急対策を提案する。TPP協定条文を抜...
TPPに隠された本当の恐怖 ついに明らかになった危険すぎるシナリオ
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商品説明
批准したら最後、日本の法律が通用しない世界に放り込まれる! TPPの危険過ぎるシナリオを明らかにしたうえで、与野党議員・全国民向けの緊急対策を提案する。TPP協定条文を抜粋し、英語全文と比較解説した資料も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
恐ろしい! インテリジェンス・テロ
2016/01/28 18:08
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M マサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
TPPの問題点を取り上げている著書だが、非常に恐ろしい内容になっている、日本文化の破滅が有るようにも見える、最初に破滅の問題には、公共事業が外国企業が参入する。高額(最低3億円)訴訟に発展するケースが極めて高い、その裏側には、ISDS条項がある。
企業間や、国との紛争は、ICSID(投資紛争解決国際センター)に訴える事になるが、この組織を仕切るのは、米国ワシントンDCにある、世界銀行傘下で、巨大な多国籍企業だけが儲かるように出来ている。
多国籍企業の1つに、アイルランドの製薬会社アラガン(時価総額15兆円)をファイザー製薬(時価総額25兆円)が買収しているが、アラガンがファイザーを吸収合併し、社名を変え、ファイザーを名乗る、これによってファイザーは、アメリカ企業から、アイルランド企業に(インバージョン合併)なる、その裏には、アメリカ内国歳入庁と未払い10兆円の税金でもめていた、この様な企業が何十社も集まった多国籍企業がある。
その多国籍企業に、日本のメディアが乗っ取られていて、テレビ局の有価証券報告書を見ると、(テレビ局外資規制は、放送法で20%迄)外資比率は、フジテレビ29,8%、日本テレ21,9%と、違法状態、電通は筆頭株主は外資で19,6%であり、全て外国人資本家が放送内容に対して圧力をかけらる比率になっている。
農協が潰された要因の1つに、多国籍企業の1組織に農業企業にアチャー・ダニエルズ・ミッドランド、カーギル、デュポン、モンサント、ドール・フード・カンパニー、チキータ・ブランド、パーデュ・ファームズ、J,R,シンプルロット、この辺の企業は、告訴のプロでもある。
日本の農業文化を壊滅する、遺伝子組み換えは、安全な食べ物だと、種から種子専用農薬が、FSMA,食品安全強化法を盾に、日本の国内法は変えられてしまう、
また、国民健康保険の医療システムや、保険分野、金融システム等が、完全に狙われている。
防止するためには、
「TPPのISDS条項に原法人規制を入れる」
「TPPからISDS条項を抜く」
「TPPを批准しない」
これらを、薦めている。
この他にも、TPP協定条文もピックアップしている。
以上が、この著書の内容だが、非常に恐ろしいものを感じる、グローバル化の考えで、ローカル産業と、グローバル産業を別けて、ローカル産業が、成功してから、グローバル産業に参入する考えが有るが、グローバル産業を中心で動けば、ローカル産業は、破滅し、また、緻密な地域型の新しい産業は生まれなくなるような気がする。
以前から、堤未果氏は、これ等の内容を著書(彼女の著書にはもう少し詳しく記載されている)やメディアで、ひたすら、発言されていた、気になるが、彼女は最近、メディアには、出ていない気がする、また、甘利大臣の金銭トラブルも、何故? この時期なのか気になる、(所詮政治家はそのレベルだと思っているが)、TPPの内容を理解している人物が居なくなるのは、気になる。
これは、日本人は殆ど気が付いていないが、完全にインテリジェンス・テロだと思う。著者がこの著書を出した意味は大きいが、世論に届いていないのが、残念だ、是非、堤未果氏の著書とこの著書を薦めたい、そして、国民一人、一人がTPPについて、考えて貰いたい。しかし、著者が提案した3つの防止策は、残念ながら、世の中には、届いていないだろう。