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キャッチ=22 新版 上 (ハヤカワepi文庫)
第二次世界大戦末期。アメリカ空軍基地に所属するヨッサリアン大尉の願いはただ一つ、生きのびることだ。仮病を使ったり、狂気を装ったり、なんとかして出撃を免れようとするが、その...
キャッチ=22 新版 上 (ハヤカワepi文庫)
キャッチ=22〔新版〕 上
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商品説明
第二次世界大戦末期。アメリカ空軍基地に所属するヨッサリアン大尉の願いはただ一つ、生きのびることだ。仮病を使ったり、狂気を装ったり、なんとかして出撃を免れようとするが、そのたびに軍規「キャッチ=22」に阻まれ…。【「TRC MARC」の商品解説】
強烈なブラック・ユーモアと不条理で戦争を描いたアメリカ文学の傑作!解説/松田青子【商品解説】
強烈なブラック・ユーモアと不条理で戦争を描いたアメリカ文学の傑作!解説/松田青子【本の内容】
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デストピアだけじゃない作品
2020/11/14 10:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honty - この投稿者のレビュー一覧を見る
全く知らなかったが、超有名作で必読書だと教えられ読んだ。第二次大戦終結から10年後に書かれ出版されたもの。戦争がいかにクレイジーかをブラック・ユーモアたっぷりに描いている。読み始めは、あまりに色々混み入って、話がこんがらがって頭が変になりそうだった。何が何だか、面白いんだかなんだかわからなかったけども、それが作者の意図するところだと。戦争という狂気の世界では、時間軸含め何もかも狂うのだ(人間の意識も狂うのだ)ということ。しかし、こういうデストピア小説の中では珍しく、もう一度読みたくなった。それはただただ狂気の世界を描くだけでなく、希望が描かれていることと、戦争だけに限らずもっと普遍的な世界が描かれていると思えるから。手元に置いておきたい本となりました。たぶんもう一度読みたくなる。