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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/02/10
- 出版社: 産経新聞出版
- サイズ:19cm/261p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8191-1276-5
紙の本
危険な沖縄 親日米国人のホンネ警告
著者 ケント・ギルバート (著),ロバート・D.エルドリッヂ (著)
無法、プロパガンダ、独裁、中国、偏向、被害者意識…閉ざされた沖縄の異常性。沖縄に住み、商売もしたケントと、元海兵隊幹部のロバートが、アメリカの本音を激白する。【「TRC ...
危険な沖縄 親日米国人のホンネ警告
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商品説明
無法、プロパガンダ、独裁、中国、偏向、被害者意識…閉ざされた沖縄の異常性。沖縄に住み、商売もしたケントと、元海兵隊幹部のロバートが、アメリカの本音を激白する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ケント・ギルバート
- 略歴
- 〈ケント・ギルバート〉1952年生まれ。米カリフォルニア州弁護士、タレント。
〈ロバート・D.エルドリッヂ〉1968年米ニュージャージー州生まれ。在沖米海兵隊政務外交部次長を務めた。
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紙の本
先鋭化する沖縄問題を真剣に考えるために…
2017/02/25 10:21
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄を深く知るアメリカ人二人の対談集。特にロバート=エルドリッチ氏は、沖縄海兵隊の外交部に勤務していたことがあり、沖縄問題を当事者として知る人間の一人である。
沖縄の米軍基地移転問題に関しては、マスコミがこぞって米軍や日本政府を批判するが、本書では、基地反対を唱える反対派の理不尽なふるまいを指摘するとともに、それらを報道しないメディアが糾弾される。まず反対派の先頭に立つ沖縄の地元紙琉球新報と沖縄タイムス。中立を謳いながら、政府や米軍関係者についてはささいなことも問題にし、反対派にとって都合の悪い事実には目をつぶる彼らの偏向ぶりは、2015年に起きた平和運動家の山城博治らによるキャンプシュワブ内への侵入事件についての報道に典型的にみられる。件の沖縄二紙は、彼らの逮捕を不当逮捕と報じ、全国のメディアもそれにならった。しかしエルドリッチは、アメリカ軍と警備担当者の処置が適切であったことを訴えるため、山城らの暴行の一部始終を撮った映像を公開した。しかし、これが原因となって、エルドリッジは解雇されたという。
現在沖縄で、基地移転に反対をしている連中のほとんどが、住民を騙りながらも他県あるいは他国からやってきた人々であることや、平和を謳いながらも実質的には暴力集団にすぎないことは、youtube映像などからも明らかであり、本書で述べられていることは周知のことではあるが、いまだにマスコミ、それも天下のNHKまでもが、反対運動に共鳴的な報道を流すけしからん状況がいまだに続いている。せめてこのような書物が一般民衆の耳目に触れることで、ひとりでも多くの人がマスコミによる洗脳からのがれ、何が正しいかを自分で考えられるようになってほしいと感じた。
本書では他にも、翁長知事の危険性や、中国の脅威など、われわれもよく了解はしているが、とかく漠然と感じているだけの問題が、具体的に論じられている。
だが最も興味深かったのは、エルドリッジ氏が辺野古移転に終始一貫して反対してきた点であろう。彼が今も移転先として支持し、実際に有力な候補としてある時期まで検討された場所は、沖縄東部の勝連半島沖である。この広大な場所に基地を移転すれば、辺野古では不可能な3000メートルの滑走路が建設できるだけでなく、現在使われている軍港などの施設もここにうつすことで、もとの施設や場所は民間で利用できるという。さらにこの海の深さは、数メートルであるから埋め立てに金も時間もかからず完成までに6年で済む、住宅地からも離れている、とおいしいところだらけの案である。この計画が廃案になったのは、辺野古の利権が絡んでいるとエルドリッチは分析する。また、やはりマスコミへの発言が仇となって失脚をしたケヴィン=メア氏がこの勝連移転計画の強硬な反対者であったことも明かし、彼が地元の利権と癒着していたことを示唆するなど、なかなかおもしろい議論を展開している。
この対談においては、エルドリッチ氏の方が、はるかに内容豊富で新鮮な情報を提供してくれている。ケント=ギルバートは、どちらかというと質問をしたり、相槌を打ったりする司会進行役といったところか。ともあれ、先鋭化する沖縄問題を真剣に考えるうえでは、たいへん啓蒙的な書である。
紙の本
今年90歳の義父
2016/03/14 01:06
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:EIMAMA - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年90歳になる義父に頼まれ、この本を購入しました。私には難しそうな本に思えるのですが、義父にとっては非常に面白い本のようです。因みに義父は「正論」も定期購読しております。