紙の本
大切なことが書いてある
2021/06/22 10:08
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投稿者:ちゃこみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
これからの未来に必要とされる考え方について説明されている。今は過渡期のような時期で、本気で従来の考え方を変えるなり、柔らかくするなりしないとついていけないな。と実感した。大切な部分は都度読み返して自分になにができるか、何が必要かを考えるようにしたい。
紙の本
将来活躍できる人材になるために
2016/05/05 12:01
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投稿者:mariner51 - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去に捉われず、世の中のニーズに合わせて、自分の長所、特徴を磨いていくことができないと、将来は開けてこないという警告が書かれている。
紙の本
ビジョンと実態がずれてる会社が多いのでは
2018/05/29 08:34
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投稿者:tomoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
内面と外面のずれをなくし一致させる「コネクティンブ・インテリジェンス」。
よく理解できる考えです。
一方、その外面が会社のビジョン・方向性・社是...etc.となったときに、
それを自分と一致させることができる人ってどのくらいいるんだろうか、という疑問は常につきまとう。
共感できる立派なビジョンを掲げる会社は世の中にたくさんある。
難しいのは、ビジョンにふさわしい実態が伴ってない会社が多すぎること。
わかりやすい例だと、社員にも「社長(管理職)と同じ目線で!」といいながら、待遇は社長(管理職)と同じじゃないじゃん、ていうこと。
著者が言っていることを、本当はわかっている人たちは多いんだろう。
わかった上で、次にどう動くかという具体策は人それぞれなのだろうけど。
日本でもやっと副業解禁が表立って議論されるようになったものの、
それでも一番のネックは会社の制度よりも、上司・同僚の視線や”理解”。
ベーシックインカムまで実現できたら、会社の意義が本格的に問われるはず。
そのときに、働き方・生き方を考えるヒントがある本かもしれない。
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静かに、しかし大きく変わりつつある日本。「カイシャは(一度)なくなる」。個人から見た「働き方」、カイシャからみた「雇い方、育て方」は大きく変わる。
今まであることが普通だった会社のあり方が変われば、「経営論」も変わる。
私の仕事で言えば、事業再生も変わる。どのように会社(事業)を残すか、ということだから。事業承継も変わる。これも、どのように会社を継続するか、残していくか、ということだから。
個人の自己実現をどうやっていくか。
そして会社は人を会社という枠の中に囲い込んで何ができるのか。会社として付加価値をつけていく、ということがこのまま仕組みとして温存されるのか。
シャープや東芝のケースを考えると会社というしくみは生き残っていけるのかと感じる。
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・「コネクティング・インテリジェンス(CI)」とは、内面と外面のズレをなくし、常にそれらを一致(コネクト)させていく知性。勇気をくじかれたときでも、再び立ち上がる力の源泉。もともと知行合一といわれていたように知ること(内)=行うこと(外)という態度は、古来より当然に尊重されてきたことだが、日常のすべてが情報化され、内と外を隔てていた壁が透明になっていくこれからの時代には、ズレをなくす能力を持つ人や組織は、驚くほどの影響力を放てるようになる。CIをもつと、個人は内へ思考を掘り下げ、自らの本質を発見し、その本質を発見し、その本質を外へ表現・行動していくことで、揺るぎない軸を持てることになる。それが、先の見えない状況でもあきらめず、困難に打ち勝つ力の源泉となる。
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まえがきと目次を読んだだけで心が折れそうになった。それだけ内容が重たそうで、自分にとって衝撃的だった。
なんとか読み進めれば、結構真っ当なことが書いてあった。
納得したのは、「新しい経営、新しい働き方へと転換できなければ、会社はますます硬直化し、低成長・低収益が恒常化」というところだった。確かに、今のままではいけないなあと。
求められる、進むべき人材像としては、この1個前に読んだ『最高のリーダーは何もしない』と同じことを言ってるな後感じた。そっちの方がだいぶ分かりやすく書いてあったけど。
マネジメントを目指すかスペシャリストを目指すか決めあぐねてる自分にはぐさっと刺さった。
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2年前(2014)の正月に、「2022、これから10年、活躍できる人の条件」という、神田氏の本を読んで、正月早々衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。
気になったのは、あと10年程度で「現在の形の会社は消滅する」と書かれていたことです。ただ、どのような形になるのかは、具体的には書かれていなかったので、ずっとモヤモヤしていました。このモヤモヤ感は、神田氏も同様だったようですが、このたび、共著である若山氏との出会いにより、その形が見えてきて、この本の出版になったようです。
現在勤務している会社ではあまり感じませんが、オフィスの中に、派遣会社から派遣されてくる非正規社員が増えている様です。名刺は同じものを使っているので区別がつかないことも多い様です。
共著である若山氏が経営する派遣会社(UTグループ:2003年JASDAQ上場)は、グループ派遣を行う、きめ細かい等級制度、マネジメントに立候補制を導入・成績に応じて2割は入替、派遣会社の社員は正社員で持ち株もある、という業界の中では特徴ある展開を行っています。このような会社が発展していくことで、今までの会社は徐々に消えていくことになる、というイメージが私も湧きました。
以下は気になったポイントです。
・20年の間に私達は、人が生きていくためになくてはならないもの、「希望のストーリーを描く力」を失っていた(p4)
・シャープが台湾の鴻海精密工業に助けを求めることになったのは、経営問題というより、今までの会社という形態では、価値を生み出せなくなっている、と考えるべき(p25)
・会社の内で価値が生まれるのではなく、会社の外で価値が生まれるようになった。今やビジネスは、全世界の人材、資金、知識、技術に簡単にアクセスしながら、驚くほど短期間に事業価値を創り上げる時代に突入した(p26)
・社外の人がたくさん集まってくるプラットフォームをつくり、集まった人たちが勝手に行動することで価値を創り出す。そんなビジネスとして、「民泊」、「ウーバー」がある(p31、34)
・二つ目の変化(一つ目は、社外で価値が生まれる)は、社内で予算を獲得する時代から、社外で資金を調達する時代になった(p39)
・三つ目の変化として、人材育成の面にインパクトがある「コンピュータの進化」、学習しない社員を教育するよりも、バージョンアップできるロボットに置き換える、影響を受けるのはセールスパーソンや店舗スタッフ(p43)
・アマゾンは、「アマゾンエコー」という商品を開発し、アメリカで販売し始めた。話しかけるとインターネットにつながる(p49)
・会社をめぐる環境変化は、1)社外の活動も価値を生み出す、2)社外リソースも活用が容易、3)コンピュータも判断し始める(p54)
・プラットフォーム型のビジネスを展開する場合、会社内に必要な人材はそう多くない、ゼロから「1」を生み出すことができるプロデューサー、仕組みを機械に置き換えるシステムエンジニア、機械に置き換えれる一時的なオペレータ(p55)
・今後必要なのは、CI「コネクティング・インテリジェンス」、社内外を問わず、人々のネットワークを形成し、その人たちの能力を引き出せる能力(p56)
・今後のリーダーは、自己変容型のリーダー、過去の成功体験を持っていながら、それに縛られず、柔軟な発想をすることができる、問題が起きたら根本から問題を問い直す、自分が手掛けてきた事業を否定してまでも、新しい事業を立ち上げる(p59)
・1985年に人材派遣法ができて、2004年の法改正で技術職の派遣が1年まで可能、2007年には3年に延長、2014年改正では、派遣会社が派遣労働者に教育・訓練をすることが法的に義務付けとなった(p65,68)
・チーム派遣のメリットは、孤独感がなくなる、大勢のスタッフとコミュニケーションを取りながら働く能力が磨かれる、マネージャクラスは様々なケースのマネジメントが経験できる(p80)
・会社と違い、業務請負の関係は、残業という概念がなく、土日もない世界。24時間年中連絡が取り合えるのは、仕事好きには楽園である(p97)
・正社員は、組織ビジョンの実現を、自らのライフワークだと決めた人、他のメンバーは、自らのビジョンの実現のために、当社に関わる人(p108)
・重要なのは、自分のキャリアビジョンが明確かどうか、それがはっきりしていなければ自分に合った働き方は選び出せない(p118)
・ミッションを達成するために必要な価値観として、1)新たなことへ挑み続ける志、2)何事にも分け隔てなく公平である姿勢、3)唯一無二の強い存在感、4)全体のために動くチーム精神(p149)
・人は、挑戦と失敗の連続でしか、成長できない(p150)
・中途採用試験でチェックするポイント、1)コミットメント(何をしてくれるか)、2)エビデンス(今での仕事内容)、3)アップサイド(伸びしろ、前職の年収を超えられるか)(p161)
・ネアカな人は、ピンチに陥ったときに「まあ、しょうがないね」という感じで乗り切る、根暗な人は逃げ出す可能性がある(p162)
・個人の夢と会社の方向性が倫理的な面で違っていたら一刻も早くやめるべき(p192)
・自分の未来を創る人が、未来から選ばれる(p219)
2016年5月3日作成
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きっとこのことに気がついている人は、多いと思う。でも、そこでどんな手を打つかまで至らず&行動できず…なのではないだろうか。
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対談形式、 お二人の経験混ぜての新しい働き方の議論。この中に出てきた14座を日本人で初めて達成した方の本を読みました。確かに惹かれるものがある。
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こちらもだいぶ前に読んだ本
付箋部分をご紹介します
・社内のリソースだけに縛られている会社はあまりにも動きが遅くなりますし、会社に縛られている
社員もまた価値を発揮できないという状況に追い込まれます。つまり、今まで硬い殻によって
守られていた会社という組織体は、これから殻の内外へと自由につながっていく「柔らかな組織体」
へと生まれ変わらなければなりません(p26)
・「人間しかできないことは何か?」を考え、人間にしか生み出せない価値を実現し続ける(p56)
・すなわち、「変化を乗り越える力」が必要なのです(p58)
・「暗闇に飛び込み、自分で光を見出し、声をあげ、仲間を見つけ、新しい世界を創る勇気」(p168)
・「内面と外面のズレをなくし、常に、それらを一致(コネクト)させていく知性」(p170)
・「あなたの資産(才能)を、表現する一言はないか」(p180)
・つまらない仕事を、面白くするのは、会社ではなく、あなたにしかできません。そして現実には
面白い仕事などなく、すべては、つまらない仕事をどう面白く考えるのかにつきます。
それが、仕事ができるようになる秘訣であり、心のズレをなくす唯一の道なのです(p189)
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終身雇用で会社に人生を預けることができなくなった今の時代、派遣社員でもどのようにやっていけばいいのかかすかな光が見えるような気がする内容。
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多様なメンバーをマネジメントできる人材か、AIに奪われない仕事のスペシャリストか。
多様なメンバー=正規、非正規という雇用の枠にとらわれず、必要なときに召集をかける外部の人材を含む。
生き残れるのは変化を乗り越え、変革していける人間。
会社という枠組みがどんどん変わる世の中で、柔軟に自分の価値を高めていけるか。
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UTグループの若山さんの話自体は面白いが、働き方の書としては一事例の紹介であり、深みに欠ける。
あくまでも現状で通用する働き方であり、未来に通用するかは分からない。労働の大部分が機械に代替され、結果として労働と資本が分離されるかもしれない未来とはどんなものか?という観点がほしかった。
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・Mktgピラミッド:L1ビジネスモデル(自社視点)L2顧客へのメッセージ(顧客視点)L3地域社会に対するリーダーシップ(地球視点)・意図と行動の一致、ワクワクした感情と思考を一致させる。そうすることで、自身の振る舞いに対して責任を持つようになる。・自分でイニシアチブをとって、何かを作り上げると、人は大きく成長する。
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未来から選ばれる働き方は企業に頼る仕事ではなく、個人の能力が複数の会社に利益をもたらす。
そして、個人にとっても企業にとっても相互に利益をもたらす。
会社は雇用する必要がなく優秀な人材を確保することができ、個人は会社に縛られることがなくなります。
会社に依存する仕事はこれからどんどん減ってきます。その中でどのような働き方がこれからの40代、50代の人たちが本気で考えなくてはならない時代になる未来書でした。
ライフシフトと神田さんの想像している未来は似ていると感じた一冊でした。