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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 10件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/04/08
  • 出版社: 徳間書店
  • サイズ:20cm/347p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-19-864137-5

紙の本

辛夷の花

著者 葉室麟 (著)

小竹藩の勘定奉行・澤井家の志桜里は近習の船曳栄之進に嫁いで3年、実家に戻されていた。藩政を巡る闘いが火を噴きつつある頃、隣家に剣を紐で縛り“抜かずの半五郎”と呼ばれる藩士...

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辛夷の花

税込 1,870 17pt

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商品説明

小竹藩の勘定奉行・澤井家の志桜里は近習の船曳栄之進に嫁いで3年、実家に戻されていた。藩政を巡る闘いが火を噴きつつある頃、隣家に剣を紐で縛り“抜かずの半五郎”と呼ばれる藩士が越してきて…。『読楽』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

九州豊前の小藩、小竹藩の勘定奉行・澤井家の志桜里は近習の船曳栄之進に嫁いで三年、子供が出来ず、実家に戻されている。近頃、藩士の不審死が続いていた。現藩主の小竹頼近は養子として迎えられていたが、藩主と家老三家の間に藩政の主導権争いの暗闘が火を噴きつつあった。藩主が襲われた時、命を救った木暮半五郎が志桜里の隣家に越してきた。剣を紐で縛り”抜かずの半五郎”と呼ばれてきた男が剣を抜く時! 小藩の藩政を巡る攻防と志桜里の思い。【商品解説】

男は武士としていかに生きるべきか。藩政巡る熾烈な闘いに巻き込まれ、父や家族とともに女とて闘う。たおやかで凛々しい女性像!【本の内容】

著者紹介

葉室麟

略歴
〈葉室麟〉1951年北九州市生まれ。西南学院大学卒業。「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞、「銀漢の賦」で第14回松本清張賞、「蜩ノ記」で第146回直木賞を受賞。

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みんなのレビュー10件

みんなの評価3.9

評価内訳

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  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

かたくなな心がほぐれて…素敵なお話でした。

2019/02/07 16:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る

殺しの場面があり、武家の争いには切り離せないことなのかしれませんが、切なさや虚しさよりも、痛快さのほうが増して一気に読めた心地よい作品でした。
志桜里と半五郎、どちらも心が真っ直ぐすぎて、不器用で…はらはらしましたし、志桜里は婚家から戻ってもまた復縁して、「あなたの本意は?」と問いかけたくなりました。
しかし、ハッピーエンドで心が和みました。

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紙の本

愛する人のため

2016/05/12 20:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

庭に植えられた辛夷の木。その蕾を見つめる女人志桜里(しおり)。彼女に「辛夷の花がお好きですか」と声をかける隣に住む半五郎。
 美しい春間近の光景から物語は始まる。
 婚家から不妊ということで離縁された志桜里と何故か抜き身ができないよう紐で結んだ刀をさす半五郎。物語の中心人物の訳がありそうな事情が、この最初の場面で語られていく。
 舞台は九州豊前の小竹藩。ここでは由緒ある三つの家老一族が藩の運営を牛耳っている。
 その体制に藩主頼近が否を唱え、志桜里の父を自身の側近くに抜擢していく。そして、半五郎もまた藩主の覚えめざましく、となれば半五郎が志桜里の家の隣に越してきたのも何やら意味を持ってくる。

 半五郎の刀の紐には過去のつらい事情が絡んでいる。以後、彼は刀を抜くことはない。
 一方、志桜里は離縁されたとはいえ決してうつむく女人ではない。三人の妹と成人が近い弟のため、自身のつらさを封印している。
 そんな二人は次第に惹かれあっていくのだが、互いに自身の心情には頑固で、寄り添うというまでには至らない。
 このあたりの男女の心情は、葉室麟の得意とするところ。読者としては歯ぎしりしたい思いだが、その思いがあるからこそ、後半のクライマックスが生きてくる。

 不覚にも涙が出そうになった。
 大団円ではない。まだ終わりが見えてこない、これから大きな山を迎える場面だった。
 三家老の悪行極まり、志桜里の父の命が狙われる、しかも、志桜里たち家族もまた容赦なく惨殺される可能性もある。
 その時、半五郎はついに刀に結んだ紐を切る。
 正義のためでもあるだろう、しかし、それ以上に志桜里を助けたいという思いが強い。
 志桜里の家で戦いの準備を指示する半五郎。
 その姿を追っているうちに、涙がふっとわいてきた。
 人は愛するもののために自身の命すら返りみることなく、動くことができるのだ。
 決して言葉にはされないが、行動がそのものの心情を明らかにしていく。
 物語はここから一気呵成に進んでいくのだが、ここでは書くのを控えたい。
 最後も納得の美しい終わり方ということだけ記しておく。

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2016/04/20 20:22

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2016/05/25 11:45

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2016/07/17 14:29

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2016/10/20 22:32

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2016/12/16 20:50

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2018/01/23 14:08

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2020/10/03 11:07

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