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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/04/15
- 出版社: 東洋経済新報社
- サイズ:19cm/192p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-492-39618-6
読割 50
紙の本
ヤンキーの虎 新・ジモト経済の支配者たち
著者 藤野 英人 (著)
地方で貪欲にビジネスを広げている経営者たちを「ヤンキーの虎」と名付け、ベンチャー投資家の視点から、地方経済を支える彼らの実態、ビジネス手法を紹介する。【「TRC MARC...
ヤンキーの虎 新・ジモト経済の支配者たち
ヤンキーの虎
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商品説明
地方で貪欲にビジネスを広げている経営者たちを「ヤンキーの虎」と名付け、ベンチャー投資家の視点から、地方経済を支える彼らの実態、ビジネス手法を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
地方経済の主役交代が始まった!
地方経済を支える新・起業家たちの実態、ビジネス手法を紹介する。
「ヤンキーの虎」とは、どのような人たちなのでしょうか。一言で言いますと、次のような人や企業のことです。
「地方を本拠地にしていて、地方でミニコングロマリット(様々な業種・業務に参入している企業体)化している、地方土着の企業。あるいは起業家」
これがヤンキーの虎の位置付けです。「地方豪族」と言ってもよいかもしれません。彼らが最も好むのは、「シンプルで、でっかく儲けられそうなもの」。それほど複雑なビジネスモデルではありません。とにかく儲けられそうだと思ったら、すぐに始める瞬発力と柔軟さを持っているのです。(中略)安倍内閣は、「地方創生」を日本再興戦略の一つの柱に据えました。また、前岩手県知事を務めた増田寛也氏の著書『地方消滅』(中公新書)はベストセラーとなりました。そういった意味では、今、地方にスポットライトが当たっています。そして、そのような地方創生の立役者となるのは、間違いなく「ヤンキーの虎」だと思います。ただ、彼らが地方経済の救世主となるのか、あるいは悪魔となるのかは分かりません。実際、ヤンキーの虎にも色々な人がいて、自分の金儲けだけに熱心な人もいれば、地方経済のことまで考えている人まで、幅広いのです。いずれにしろ、彼らに稼ぐ能力があることに対してはリスペクトしたいと私は考えています。【商品解説】
目次
- 序 章 知られざる成長ビジネスが地方にある-ジモト経済を席巻する「ヤンキーの虎」
- 第1章 「ヤンキーの虎」はなぜ生まれたか-小泉改革、IT革命の功罪
- 第2章 「ヤンキーの虎」の実像に迫る-その生態、価値観から嗜好性まで
- 第3章 「ヤンキーの虎」のビジネス手法-なぜ強いのか、投資家の視点で分析
- 第4章 「ヤンキーの虎」と地方の未来はどうなるか?-政府の経済政策が大きく変わり始めている
- 第5章 「地方創生」に向けた私の取り組み
著者紹介
藤野 英人
- 略歴
- 〈藤野英人〉1966年富山県生まれ。早稲田大学法学部卒業。レオス・キャピタルワークス代表取締役社長・最高投資責任者。日本取引所JPXアカデミーフェロー。明治大学商学部兼任講師。
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紙の本
東京の人向けに、今までとは違う切り口で説明
2017/07/30 16:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ながさきくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
地方経済を取り上げる類書は、東京目線でのものや、首都圏や、全国展開しているビジネスの延長線上で語るものが多いと思っていますが、この本は、地方経済を、今までとは違う切り口で、わかりやすく説明していると思います。
「ニッポン」を語るとき、実は山手線の内側のことしか語っていない、いわば関東ローカルの内容のものが多い中で、他の本にはあまりない具体的な内容が書かれていると思います。
タイトルも含め、ヤンキーに寄せている点は若干ミスリードですが、耳目を引く意味ではこのタイトルも含めわかりやすさ故ともいえます。
この本をたたき台にさらに、地方経済(ニッポン全体)についての話が広がっていけばいいですね。