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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/05/16
- 出版社: 小学館
- サイズ:20cm/381p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-09-388467-9
読割 50
紙の本
逆説の世界史 2 一神教のタブーと民族差別
著者 井沢元彦 (著)
全人類の2人に1人が一神教であるキリスト教徒とイスラム教徒。彼らはなぜ憎しみあい、平和共存することができないのか。偏見や差別を超越した視点で読み解く。ウェブサイト『BOO...
逆説の世界史 2 一神教のタブーと民族差別
逆説の世界史2 一神教のタブーと民族差別
03/21まで通常1,628円
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商品説明
全人類の2人に1人が一神教であるキリスト教徒とイスラム教徒。彼らはなぜ憎しみあい、平和共存することができないのか。偏見や差別を超越した視点で読み解く。ウェブサイト『BOOK PEOPLE』での配信を加筆修正。【「TRC MARC」の商品解説】
「逆説史観」の新たなライフワーク、第2弾
『逆説の世界史』シリーズは、累計500万部突破のベストセラー『逆説の日本史』の著者による新たなライフワーク。待望の第2弾は、多神教信者の多い日本人には分かりづらい「一神教の世界」がテーマです。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教それぞれの「神」の誕生と「聖典」の成立にかかわる謎を解明しながら、現代まで続く民族・宗教の対立の深層に迫ります。
混迷する世界のニュースをより深く理解するために、「逆説史観」によって分かりやすく解説した必読の入門書です。
「ユダヤ民族差別を生んだ根源は『マタイによる福音書』」「ローマ・カトリック教会がタブー視するキリスト教の大矛盾」「ダンテの『神曲』がイスラム教社会で「禁書」となる理由」「シーア派とスンニー派の抗争とムハンマドの血脈」「聖地エルサレムは誰のものか」「十字軍遠征がもたらした憎悪の連鎖」「最大最強だったオスマン帝国が衰退した要因」「中東和平をこじらせる最大の障害」等々、日本人が知っておくべき一神教世界の基礎知識を解説。
『逆説の世界史』は小学館のウェブサイト「BOOK PEOPLE」で連載中(【日本語版】http://bp.shogakukan.co.jp/gyakusetsu/en/)。【商品解説】
目次
- 序章 一神教の起源──地球人によって創られたという「仮説」
- 仏教との比較で見えてくる一神教の特徴/古代エジプトのファラオがもたらした「唯一神」/「ツタンカーメン」という改名に込められた意味
- 第一章 ユダヤ教と『旧約聖書』の謎──絶対神ヤハウェが預言者モーセに示した「約束の地」
- 第一話 ユダヤ民族が体験した2大奇跡
- 初めて神の名前を知らされた預言者モーセ/『旧約聖書』「出エジプト記」時代のファラオは誰か/モーセはなぜ「約束の地」に入ることを禁じられたのか/神の名前「YHWH」は何と発音するのか/人間の信仰心を試す「ユダヤ教的一神教」の特徴/イスラエル王国「ソロモンの栄華」から「バビロン捕囚」までの苦難/「バベルの塔」神話と大帝国バビロニアへの批判/バビロン捕囚はユダヤ民族に何をもたらしたか
著者紹介
井沢元彦
- 略歴
- 〈井沢元彦〉1954年愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局社会部記者を経て、作家。「猿丸幻視行」で江戸川乱歩賞を受賞。ほかの著書に「天皇になろうとした将軍」「穢れと茶碗」など。
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紙の本
ユダヤと神道
2017/01/16 21:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちびた - この投稿者のレビュー一覧を見る
ユダヤ一神教の神の名は本当は明かしたくなかった、ということが旧約聖書に書かれていることを知って少し驚きました。私は神道は実は名前の無い神を信じている一神教だと思っていますが、神道の起源はユダヤと同じくメソポタミアにあることを益々確信しました。そしてイスラムとは、やはりメソポタミアに還れ、ということなんですね。
紙の本
やっぱりは、日本人は賢明だと思う。
2020/04/26 21:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヤハウエは執拗に人間の信仰心を試し続ける。異教徒である私は、まず、そこが滅入ってくるですよ。神様なんだから、何でもお見通しではないのですか。もっと言うと創造主なのでしょ。何で信仰心のない人間を作ったの?悪いことをする人間を作ったの?創造主なら、自分に言いなりになる人間をつくれば、と思ってます。
さらに私は「ヨブ記」の話に感心したのだが、彼も罪があるという。どんな罪って思ったら、自分が正しいと勝手に決めつける罪だという。だから、試練の連続だそうだ。こんな宗教は嫌だ。
日本国は先進国の中でキリスト教が少ないとよく言われるが、こういったところが、一般の日本人に受け入れられなかったのでと思う。やっぱりは、日本人は賢明だと思う。
紙の本
さえが今一つ
2017/09/18 09:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:井沢ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
逆説の日本史よりは切れがあまり感じられなかったが、後半にややさえてきた感じがした。イスラム系がなぜ近世に発展できなかったか、また、キリスト系がなぜ発展できたか、ということを宗教的な面から解説しているところだが、おおまかなとこは納得がいくがまだすっきりせずもやもや感が残る。しかし、商業、金融を悪と考える宗教から、脱皮でき欧米と、脱皮できなかったイスラム系国家の違いは評価できる。
紙の本
未消化な印象
2016/08/21 00:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
イスラム教やキリスト教の矛盾や成立を論じるのは魅力ある切り口だが、この広大なテーマを扱うには勉強が足りていないというか、未消化である。もう少し筆者に余裕があれば、戦略的にテーマを限定したり、あえて過激な論調で攻めるという手もとれたと思う。内容が網羅的で、さまざまな概説書のパッチワークといった印象がぬぐえない。いつもの著者の語り口でいずれ再挑戦してもらいたい。