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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/06/07
- 出版社: 彩流社
- サイズ:19cm/271p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7791-7062-1
紙の本
恐怖の表象 映画/文学における〈竜殺し〉の文化史 (フィギュール彩)
著者 西山 智則 (著)
人間を魅惑し、恐怖させる竜とは何か。テロリズムが横行する戦慄の世紀に恐怖とどうつきあうのか。文学/映像文化の「竜=恐怖の世紀」を丹念に読み解き、〈竜殺し〉の〈ものがたり〉...
恐怖の表象 映画/文学における〈竜殺し〉の文化史 (フィギュール彩)
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商品説明
人間を魅惑し、恐怖させる竜とは何か。テロリズムが横行する戦慄の世紀に恐怖とどうつきあうのか。文学/映像文化の「竜=恐怖の世紀」を丹念に読み解き、〈竜殺し〉の〈ものがたり〉を問い直す。「恐怖の君臨」の姉妹編。【「TRC MARC」の商品解説】
恐怖/テロ/ポーの世紀を映画を通して読み解く!
イスラム国のテロリストたちの恐怖は「形(かお)のない恐怖」である。
顔のないテロリストたちは、増殖することをやめない。
形のないものは恐ろしいが、人類は恐怖に形を与えることで、
恐怖を封じ込めようとしてきた。
竜もまた人類の敵の恐怖を形にしたものであり、
我々は竜を抹殺することで、恐怖の克服を試みてきた。
同時多発テロで幕をあけた二一世紀は「テロの世紀」である。
「テロ」は「恐怖」を意味するのだから、それは「恐怖の世紀」でもある。
そして「恐怖の君臨」する「テロの世紀」は、
世界じゅうで最も恐怖を追及し続けた一九世紀の前半ゴシック作家
「エドガー・アラン・ポーの世紀」になるのかもしれない……。
ポーに魅了され、あらゆるジャンルの映画を狩猟する著者が、
映像文化に張り付いている「竜=恐怖の世紀」を丹念に読み解き、
私たちが現在、どのような世紀を生きているのかをあぶり出す
文化研究の成果!【商品解説】
目次
- 【主な目次】
- ●序説 恐怖/テロ/ポーの世紀――恐怖の国
- エドガー・アラン・ポー/江戸川乱歩の世紀―悪夢のなかの日本
- 密室化する身体/国家――穢れ、POV映画、虚構と現実
- 壁のなかの日本――『進撃の巨人』と『寄生獣』
- 変奏される恐怖――頭上の黒い影と聖戦という戦争
- ●第一部 竜の文化史――捏造される怪物たち
- 一章 『ドラゴンクエスト』をめぐる犯罪――
- 虚構と現実のはざまで
- 二章 竜とは何か――神話、文学、ゲームを横断する表象
著者紹介
西山 智則
- 略歴
- 〈西山智則〉愛媛県生まれ。関西学院大学大学院博士課程後期課程文学研究科英米文学専攻単位修得満期退学。大阪大学言語文化研究科博士(言語文化学)。埼玉学園大学人間学部教授。
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