紙の本
〈ジウ〉サイド
2016/05/23 09:34
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投稿者:エミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
R(ルージュ)に続いてN(ノエル)も読了です。ジウシリーズ。歌舞伎町セブンの面々に東さん。また逢えたけど。寂しいな。セブンが一人減っちゃいました。窓から差し込む暖かな光や空から舞ってくる粉雪に彼の姿を重ねる場面が悲しい物語に温かい温度をもたらせてくれた気がします。まだ続いて欲しいジウシリーズです。
紙の本
この犯罪は成り立つか
2016/08/04 17:29
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投稿者:hiroyuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
誉田哲也作品は、「ストベリーナイト」(姫川玲子)シリーズは読んでいるのだが、「ジウ」、「歌舞伎町セブン」を読んでいないので、多分この「硝子の太陽Noir]を単品で読んでも面白さ半減なのだろう。作者は当然読んでいるであろう読者を対象に書いている。姫川玲子は数頁登場するが、これを機に「歌舞伎町ダムド」を含めて読んでみよう。
しかし、安保条約破棄のためのこの犯罪(策略)は成り立つのかなぁ。もちろん小説なので何を書いても良いのだが、幾らなんでも荒唐無稽ではないか。
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄で活動家が死亡し、左翼の大物が公務執行妨害で逮捕。反米軍基地のデモが盛り上がる。他方、歌舞伎町セブンと呼ばれる集団が暗躍し、新宿署の東警部補が、左翼の取り調べにあたる。最後まで息もつかせぬ展開は相変わらず達者な筆運びだが、歌舞伎町セブンのシリーズを最初から読んでいないと、やや分かりづらい面も。ただし、同時刊行された「ルージュ」も含め、一粒で二度おいしいグリコ小説か。
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んで、「慟哭のルージュサイド」に続いて「戦慄のノワールサイド」ね♪
んむ~~・・・む、難しいぞっっ!!!
それに子供が犯罪に巻き込まれちゃうのって嫌なのよね、小説でも気分が暗くなるわ~~~っ、おまけにこちらでも悲しい死が待っていた・・・どよ~ん。。。
でも、ジンさんはカッコいいわね♡
ま、「必殺」今後も頑張れ(!?)ってことでっ!ww
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姫川シリーズとのコラボ作。「歌舞伎町セブン」側を描く。まさか、歌舞伎町セブンの一人が殺害されると言う衝撃の事件で幕を開ける。沖縄の基地問題や日米地位協定など、つい最近の事件を彷彿させる。今回は陣内だけの活躍かと思いきや、最後は「歌舞伎町セブン」らしく、そして、ラストのラストは「ジウ」を思い出させる、何ともお腹いっぱいの一冊。まだ姫川側を読んでいないので、早く読みたい。
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しょっぱなから暴行シーンで、もう読むのを止めたくなる。
上岡が殺されるなんて、衝撃的すぎるし。
毎回思うけど、前作までをほとんど忘れてて、なんとなくうろ覚えで読み進める…。
もう一度、一気に全部読み直そうかとも思うけど、ジウの3冊が意外と長くて大変だしなぁと尻込みしてしまう。
歌舞伎町セブンはやっぱりかっこいいなぁ。
この後、どうなるんだろう。
ルージュの方も楽しみだ。
〈ジウ〉サーガ×姫川玲子 誉田哲也の二大人気シリーズが、衝撃のコラボレーション!
沖縄での活動家死亡事故を機に「反米軍基地」デモが全国で激化した二月、新宿署の東弘樹警部補は「左翼の親玉」を取り調べることに。その直後、異様な覆面集団による滅多刺し事件が起こる。被害者は歌舞伎町セブンにとってかけがえのない男。社会に蔓延る悪意の連鎖を断ち切るべく、東とセブンの共闘が始まる!
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久しぶりの誉田さん。読み応えはバッチリ。ガンテツや、姫川も出てきてワクワクしました。Rも楽しみです。
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R(ルージュ)に続いてN(ノエル)も読了です。ジウシリーズ。歌舞伎町セブンの面々に東さん。また逢えたけど。寂しいな。セブンが一人減っちゃいました。窓から差し込む暖かな光や空から舞ってくる粉雪に彼の姿を重ねる場面が悲しい物語に温かい温度をもたらせてくれた気がします。まだ続いて欲しいジウシリーズです。
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R(rouge)と重なる話。私はこちらの方が面白かった。
Rで姫川がたどり着いたジャーナリスト上岡は、彼女に会う前に殺された。上岡は新宿の仕置人、歌舞伎町セブンの一員であり、残ったメンバーは制裁を加えるべく動き出す。
こちらの事件は、沖縄反米闘争から日米安保破棄を画策するグループが、活動をしていくうえで最終的に、政府要人の中学生の娘を誘拐し、目的を達成しようとする。
そんなことが可能とは思えないが、目的達成に焦る犯人グループのことだから、これは有りだ。
ただ沖縄の基地闘争の老人が、米軍車両に轢き殺された(捏造だが)位で、沖縄だけでなく首都圏でも反基地デモが盛り上がるなんて事はまず起こらないだろう。皆そんなことには殆ど関心を示さない。すっかり飼い慣らされてしまっていると感じる。
しかし、話としては面白かった。上岡の後継者になりそうな人が出てこなかったようだけど、セブンはどうなるのだろうか。
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いやあ、これ良かったよ。歌舞伎町セブンと東の絡みなんぞうまい。そこにまたガンテツこと勝俣、姫川まで出てくる。話の内容がしっかりまとまっていて、まあ最後はちょっとあっけなかったがまとまっていました。
次作、期待。 東も姫川に次ぐキャラになりそう。
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このシリーズ初めてよみましたが、読み応えありました。セブン、かっこいいですね。お話の続きがありそうで、楽しみです。
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歌舞伎町セブン、最強!!!
セブンメンバーの上岡が何者かに殺される。残されたメンバーでかたきは討てたが、そもそもの事件の背景にある沖縄の「反米軍基地」デモや軍用地の転売などに大きく関わっている花城がまだ野放しだ。軍用地の買い占めをしている花城、その金の出どころは?新世界秩序が関わっているのか?そこに今後、大きな問題があるように思う。『硝子の太陽R』が楽しみだ。
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歌舞伎町セブンでジウシリーズの東やミサキ、ハングの津崎が出てきた時もおぉ!!!ってなったけど、今回は更に姫川やガンテツまで出てきてうわぁ!!!ってなった。なんという素晴らしいコラボレーション!!!わくわくしちゃって読むのもったいなくなってしまった。
内容は日米安保のあり方みたいな。面白かった!ただ、初っ端からまさかまさかの歌舞伎町セブンに仲間入りしたばかりの上岡が殺されるなんてびっくりだけど、誉田哲也作品はすごい死ぬんだったと思い出した。。。
お話も面白いしさすがセブンは強いしかっこいいし、ただ、誘拐された世良の娘の真尋ちゃんが中1なのに気高くて凄い。普通ショックで卒倒しない、、、?怖い!!!
面白かったんだけど、ちょっと今までのシリーズに比べるとインパクトにかかるから☆は3つ!(ただ慣れてしまっただけかもだけど!)
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発売のニュースを聞いて以来、ずっと楽しみにしていた誉田哲也
の新作。今回は「硝子の太陽」と名付けられた単行本が2冊同時
でリリース。
どちらを先に読むか迷ったのだが、"Noir(ノワール)"という
副題の付いている方から先に読み始めた。
ノワールの主役は新宿署の東警部補と、"粛正屋"歌舞伎町セブン
のメンバー。つまり、名作と誉れ高い「ジウ」シリーズの流れを
汲む警察小説で、誉田哲也のファンがいちばん"燃える"痛快な
ダークヒーローアクション。コレを楽しみにしないワケが無い。
本作では沖縄米軍基地移設、そして日米安保に関するタイムリー
な話題が素材となっている。そういうバリバリの社会派ネタと
"歌舞伎町"という異様な街を絶妙にリンクさせ、物語を成立させ
てしまう手腕は相変わらず見事。そして、誉田哲也作品内でも
無類のカッコ良さを誇る東弘樹警部補の存在感は際だっており、
ファンにはたまらない展開となっている。
もちろん歌舞伎町セブンのメンバーも大活躍。残念ながら冒頭で
キーマンの1人が非業の最期を遂げてしまうのだが、その弔い
合戦に挑むセブンのメンバーの立ち居振る舞いがイチイチカッコ
イイ。現代版の必殺仕事人、というのがしっくり来るキャッチフ
レーズなのだが、ダークヒーローとしての魅力は確実にこちらの
メンツが上を行く。やっぱり大好きだな、このシリーズ♪
そして、2冊同時発売のコラボ企画として、もう1冊の
"Rouge(ルージュ)"より、お馴染み姫川玲子や勝保健作といっ
たストロベリーナイターズが登場。もちろんこの篇ではチョイ役
の域は出ることは無いのだが、ジウチームとキッチリ因縁がある、
という詳細な設定がすばらしい。
現在、鋭意"Rouge"を読書中。この2冊、今のところ2016年の
ベストになりそうな気配大。気合いの入った警察小説好きは絶対
に読むべし!
そしてブクログのレビュー500冊目。
これが誉田哲也作品で良かった、本当に。
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誉田哲也さんの小説は、いつも映像から始まる。
暗い映画館のスクリーンに光が差し、人の動きが現われる。決して明るくないその映像は、やがて文章が作り出す小説世界に収斂していく。
本作も、脳裏に立ち上がった映像が破滅的な行く末を予感させ、期待は大きく膨らむが、知らぬ間にしぼんでしまう。妙に政治的主張が多く、気を散らせてしまうのだ。
ジウから始まったサーガも少々停滞感が漂う。無理やりに近い形で別のシリーズの登場人物を呼び、主役級の活躍に制限をかけてしまう。次回作につなげるために作られたキャラクターも、どこかわざとらしい。
ジウサーガの本来の主役である伊崎基子が躍動する小説を、僕は期待する。
かなり待たされる予感はするが、待つことにしよう。